2021/12/30

老眼対策

年末の休みを利用して2年前に取り付けたAndroid Head Unitのグレードアップを決行!

左の写真が2年前に取付けたユニット。そこそこ使えたんだけど、とにかく動作がトロいのと、7インチの画面は小さくて文字が読みにくいことがネックだった。まあ、7千円ぐらいのモノだから無理もない。
とはいえ老眼につらいのは安全運転にも関わる。

一般的なカーナビに7インチという画面サイズが多いのは、元々コンソールパネルの2DINのスペースに収めることを前提に決められたサイズだからだ。最近ではもうこの規格を取り払って、9インチや10インチといった大画面のナビを搭載しているクルマも増えてきている。

そもそも205には元々この2DINのスペースなんてのはなくて、この7インチのユニットもアングル金具を使ってコンソールパネルより手前に露出で取付けてるわけだから、考えてみれば7インチにこだわる理由は何もない。

そこで今回、奮発して9インチの最新ユニットに入れ替えてみた。値段も3倍ぐらいしたけど、それでも国内メーカーのカーナビに比べたらもうメチャ安。しかもCPUも高速化されていてメモリ容量もアップしているから、トロさも劇的に改善!もしこれから買う人がいたら、CPU=Octa Core、RAM=4GB以上、Android 10以上をお奨めします。

取付は7インチの時同様L字のステーを使った。ただ、DINサイズじゃないから側面にはそれ用の取付用ネジ穴がない。ステーの位置に合わせて本体に穴を開けてタップでネジ山を立てて固定。

今回買ったモデルはSIMのスロットも備えている。これは試してみるしかない!と、早速データ専用・月々数百円の格安SIMを手に入れてセットしたところ、見事一発で4G回線が繋がった。ネットでは「日本のSIMはうまく認識できなかった」なんていう不安な書き込みも多く見られたけど、このモデルは大丈夫なようだ。今までは都度スマホでテザリング接続したり、街中のフリーWifiで接続したりした手間から解放されて、これからは常時接続だ。
運転中動画を見たりするわけでもなく、せいぜいナビの地図データや渋滞情報、アプリのダウンロードぐらいにしか使わないから、たぶん一番安いプランでも間に合うと思っている。

左はそのナビの画面。Yahooカーナビをインストールして使ってるけど、快適快適。

ラジオもAM、FM両方聞けるし、なんとワイドFMにも標準対応!国設定を『JAPAN』に設定するだけだ。

ただ、気になったのは各種設定画面なんかで表示されるMade in China品ではおなじみのいかにも翻訳ソフトフル活用っぽい怪しい日本語表記全然意味が通じない項目も結構ある。各種設定時だけはLanguage設定を主言語=English、サブ言語=Japaneseにして、英語表示でやる方が確実(元々英語は苦手な私が言うんだからよっぽどだ)。

ただとにかく、この2年の間にものすごく進化してることがよくわかった。この他にも新しい機能があるみたいなので順次試してみたいと思う。

2021/11/30

絶好調の中、バッテリ突然死

205自体は相変わらず絶好調。燃費もコンスタントに13〜15km/Lだ。
が、ある日突然セルモータ不動。ジャンプスタータでは始動できたからバッテリだ。充電してみたけど数日でダメ。
ついこないだ交換したばっかりなのになぁ・・・なんて思いながら調べたら、もう4年経ってた。
歳をとると時間の経過が早いよまったく(苦笑)。

2021/09/12

ショート火災防止

以前から何とかしなきゃと思ってたオルタネータ背面のB端子。ここから出ている太い配線は、オルタネータが発電した電力をバッテリに送って充電するための主配線で、こいつはヒューズも通さずにバッテリに直結されている。

そんな、万一の過電流保護も何もない配線だから普通はこの端子はゴムカバーで覆われてて、端子部分には簡単に触れられないようになってる。が、わが205はこれがずいぶん前からモロけてなくなってた。うっかり工具が触れてバチーン!なんてことをもう何度もやらかしてる。

写真はこのB端子を外した状態。矢印の通り背面のネジ状のB端子に丸型端子が入り、これがM6のナットで締め付けられている。で、本来あるべきゴムカバーは、端子の根本に残骸が残ってるものの肝心な端子部分はすっかりなくなっている。

新しいゴムカバー自体は買い置きしてあったんだけど、今回やっと取付けを実行。
本来なら古い丸型端子を切り落として、先に配線にゴムカバーを通しておいてから新しい端子を圧着するべきなんだけど、太物の圧着端子が手元になかったから、今回は端子はそのままに、ゴムカバーにシリコンスプレーを吹いて滑りやすくして丸型端子側からぐいぐい押し込んでやった。寸法的に厳しいかと思ったけど案外スムースに入ってくれてひと安心。端子部分は完全に防護完了。

冷静に考えると、たとえもらい事故だったとしても、その衝撃で万一オルタネータがずっこけたりしたら車両火災の原因になりかねないんだから、安全のためにもホントはもっとさっさとやっとくべき作業だったよねぇ。反省。

2021/08/23

老眼?いや、バックカメラがピンボケだ

ここにきて2年ほど前に取付けたバックカメラのピンボケが激しい。商品のレビューを見たら、やっぱり1年ほどでボケ出したという投稿が見受けられた。まあ、そもそも千五百円ぐらいの安物だから文句を言っちゃいけない。
その昔、吉野家の牛丼の肉を「まずい!こんなの牛肉じゃねぇ!」と文句を言ってた上司がいたけど、そう言う人間を俺は許せない(苦笑)。

なんて余談はともかく、同時期に取付けたカミさんのクルマのバックカメラの画像は今も鮮明。こちらは2千円ほどした高級品だ(笑)。

悔しいから早速同じモノをポチっと購入。
で、こいつをピンボケ品と同じようにバンパー下に取付けることにした。
ピンボケ品は本体は単に両面テープ貼りだし、配線は単独で背後からひょろっと出てるだけだから、それほど苦労もせずにナンバープレート裏を通してバンパー下からトランク内に取込んでたけど、この高級品は配線が上部の取付ネジの中を通して出てきてるからちょっと面倒。バンパー下面に穴を開けて、そこから配線と本体のネジ部分を差し込んだ。バンパー内に突っ込んだ配線は、隣にあるナンバー灯を一度外してその開口部から指を突っ込んで誘導することで何とかバンパー内からトランクまで配線。

そんなこんなで取付けたものの、そのままだとどうも下に向き過ぎてて後方直近の路面しか見えない。これじゃあバックカメラっていうより路面カメラだ。ピンボケ品は単体でカメラの向きをぐりぐり微調整できたんだけど、この高級品はカメラの向きは変えられない。本体の取付け角度で調整するしかない。

結局、バンパ下面とカメラの間にクサビ状のプラスチック片を挟み込むことにした。これだけの角度を付けてやっと路面だけじゃなくて後方の駐車車両まで見えるようになった(苦笑)。

ちなみにこのクサビ、実はホームセンターで百円ぐらいで売ってたドアストッパー。先っちょの部分だけカメラと同じ大きさに切取って代用しました。

ようやくこれで後方視界もバッチリ。カミさんのと同じ品質なら、きっと2年以上もつはずだ。

2021/08/08

飲み物はどこに置く?

タイトルの通り、こんな古いポンコツ輸入車にはドリンクホルダーなんて気の利いたものはどこにもない。これまで市販のエアコン吹出口用ホルダーやらドア吊下げ式ホルダーなんかを付けてみてはきたけど、どうもしっくりこない。エアコン吹出口なんてこのまま変な力をかけ続けたらきっと近いうちに割れて落ちちゃうことだろう。。。

そんなわけで今回試しに買ってみました。この、amazonで見付けたセンターコンソールとシートの間に挟むタイプのホルダー。左右2個セットで二千円!・・・広告にあるような『高級感』は溢れてなかったけど。

もちろん205にはセンターコンソールなんてものはないから、本来のような挟み込むような場所はない。ではどうしたか?

じゃーーーん!


思いきってドアハンドルを取っ払って、代わりにそのホルダーをネジ止めしちゃいました!もちろんホルダーにネジ穴なんて開いてないからドアハンドルと同じピッチで穴開け加工。
どうせドアハンドルも一度は割れかかってるから、この再発予防にももってこいだと思う。案外ガッチリ付いたからドア開閉にも支障ないし、便利便利!

このドア周辺ってのは205の最後の未開拓地ではなかろうか。まだまだ工夫次第でいろいろ活用できるかもしれないぞ。

2021/07/01

水も滴るいいクルマ

今回は修理報告ではなく、絶好調報告。
とにかくエアコンが絶好調なのである。
1年前にコンプレッサを交換して以降、まったくのノントラブルなのである。

冷媒漏れも皆無。1年間追加チャージは一度もしてない。コンプレッサ交換前は間違いなくどこかから漏れていたんだけど、完治してしまったようだ。おそらくコンプレッサのシャフトシールから漏れていたんだろう。

外気温が20℃以下の時にエアコンを入れようものなら、エバポレータが完全凍結して風が出てこなくなっちゃうぐらいよく冷えるのだ。

そこそこ暑い日に連続使用していても冷却水温が別段上がることもないし、駐車場に止めれば除湿したドレン排水で縁の下にしっかり水溜りができてる。縁の下にオイルでもクーラントでもない水溜りができる205はもう多くはあるまい(笑)。

炭化水素冷媒にしたのが効いてるのか、ずっとエアコンONでも燃費低下もほとんどなく、高速道路主体ではあるけど11〜13km/Lを維持。

こうなるといよいよオートエアコン化計画を実現したくなるねぇ。

2021/05/01

やたら遠回りになったブッシュ交換

フロントのロワアームとスタビライザを結んでいるブッシュ、もう数年前からゴムがボロボロに劣化して役立たず状態だった。加減速するたびにカクン、カクンとショックを受ける。
交換しなくちゃ、と思って何度か英国にブッシュを発注してるんだけど、毎回違うサイズの物が送られてきていつまでも交換できない状態でいた。部品番号は間違いないのに。
で、今回、サイズまできちんと掲載されている部品屋さんに発注したところ、ようやく正しいブッシュが送られてきた。

まずはロアアームを外して劣化したブッシュを外す。裏表2個のブッシュがロアアームに圧入されているんだけど、これが一筋縄じゃ外れない。ハンマーとマイナスドライバやらタガネやらを駆使してまずはなんとか表側のブッシュをこじり出す。

裏側のブッシュを外すには表側から何か手頃な当て金をかまして引っ叩いてやるのが早そうだ。外径35mmの鉄パイプ状の物がピッタリだ。これがひとつあればあとで新しいブッシュを叩き込む時にも使える。

ガラクタ箱やら物置やら探してみたけど、ちょうどいいサイズの当て金がないからホームセンターに探しに行くことにした。

ここから話は大きく脱線していく。。。

わが家からホームセンターは3kmばかりある。クルマは今、フロントをバラしたままのこの205しかないから自転車で行くことにした。

久しぶりに自転車を引っ張り出してきたら案の定タイヤの空気がない。205に常時車載してある電動のエアポンプを使って空気を入れることにした。自転車のタイヤぐらいなら数十秒もあればパンパンになる。シガーライターから電源を取るタイプなんだけど、205はシガーライターを取っ払っちゃってあるから、普段はこれまた205に常備している充電式のジャンプスタータを電源代わりに使っている。

ジャンプスタータとエアポンプをセットして、エアホースを自転車のタイヤにつないでスイッチを入れる。「あれ?」うんともすんとも言わない

安物の電動エアポンプ、もう壊れちゃったかな。
バラしてみる。圧縮機構側はモータと直結の1気筒のレシプロ式、難しい構造じゃない。調べてもおかしなところはない。おそらくモータ側の故障だろう。モータ側のカバーを外したら、ブラシもろとも外れてきた。だいたい直流モータが動かなくなる原因はこのブラシ周りなんだけど、外れてきちゃったからここが原因なのかどうか今となっては推測不能。とりあえずモータ内部を掃除だけして元に戻すことにした。

が、元に戻すのがひと苦労。言葉では表現しにくいけど、プラス・マイナス両側のブラシを引っ込めながらシャフトを通してロータにセットしなくちゃなんない。何回も失敗しながら三十分ぐらいかかってようやく元に戻した。

やっぱり動かない。。。

いや、ちょっと待て、今の目的は電動エアポンプを直すことじゃない。ホームセンターに行くことだ(笑)。

電動エアポンプはひとまず諦めて、普通の空気入れを使うことにした。物置から出してきて空気を入れてみる。「あれ?」スカスカでぜんぜん手応えがない

空気入れをバラしてみる。案の定、ピストンの皮パッキンが劣化して役立たずになっていた。ま、空気入れで壊れるのはここしかないけど。
とりあえず皮パッキンの代わりになる物はないか探してみるけど見当たらない。

いや、ちょっと待て、今の目的は空気入れを直すことじゃない。ホームセンターに行くことだ(笑)。

結局仕方ないから30分歩いてホームセンターに向かう
ノギス片手に外径35mmぐらいの筒状の金属を探す。
おおっ、24mmのソケットレンチがピッタリだ!わが家のソケットは細くてダメだったんだけど、こいつは肉厚なのか外径35mm。

30分歩いて家に戻る

再度ロアアームのブッシュ外しにかかる。
買ってきたソケットレンチを当てがって、デカいハンマーで一発ガツン!おお、きれいに抜け落ちた!やっぱり適した道具があると作業が早い!(・・・って、ここまで余計な作業で3時間以上ロスしてることはすっかり忘れてるよ(苦笑))

写真「旧」の右側がタガネやマイナスドライバでこじって外した1個目、左側がハンマー一発でスコッと抜いた2個目。全然違う形に見えるけど、生前の姿は全く同じ物。

同じ要領でもう一本のロアアームのブッシュ2個も外す。

旧ブッシュを抜いたあとのロアアームの真ん中の穴に裏表両側から新しいブッシュ2個(写真の「新」)をはめ込む。ここは本来なら油圧プレスで圧入するんだろうけど、そんな道具はないから叩き込むしかない。かなりきつそうだから、ロアアームの穴の内側とブッシュ外側の両方をサンドペーパーで削って少しでも入れやすくしておいた。

24mmのソケットとデカいハンマーで新しいブッシュを叩き込む。さすがに抜く時みたいに一撃でスコンとはいかない。叩く位置を少しずつずらしながら均一に叩き込んでいく。

裏表共に叩き込んで完成。
もう一本の方も同じように叩き込む。

さあ、元どおり車体に戻して試運転だ(もちろん、足回りだからきちんと本締めを確認!)。

今まで当たり前のように慣れちゃってたカクンが全くしなくなった。かなり若返った感じだよ、これは。


あ、ちなみに、動かなかった電動エアポンプは、ポンプの故障じゃなくてジャンプスタータの方の故障でした。。。バッテリにつないだら元気に動きました。

2021/03/20

触媒コンバータ交換

イギリスに発注した触媒コンバータ、わりとデカいしコロナ渦中だから手に入るまで時間がかかると思ってたら、わずか5日ほどであっさり到着
今は英ポンドは高めに推移してるから日本円換算ではやや高めだったけど、それでも送料込みで1万7千円ぐらい。半年前ならもっとポンドが安かったから1万4千円ぐらいで買えたと思うとちょっぴり悔しい。
でも、国産車の触媒が4万だの5万だのすることを考えたらそれでもやっぱり格安だ。

今回購入した触媒は厳密には日本仕様じゃなくてEURO2規格の品物。さすがに日本仕様なんてのはイギリスにはない。よく比べてみると大きさや形状が若干違うけど、パイプの長さとジョイントの構造は同じだから取付けるには問題なさそうだ。

先週復旧したばかりの触媒(と言っても中身は空っぽだけどね)を取外して、新しい触媒をあてがってみて念のためうまく付くか確認。うん、大丈夫そうだな。

唯一明確な相違点は排気温度センサのジョイント口が付いてないこと。EURO2規格では排気温センサは不要なのか、もしくはどこか別の所に付いてるんだろうか。
排気管に穴を開けて、、、とも考えたけど、数百℃の温度を検知するセンサだから多少の誤差はあんまり関係ないだろうと判断。センサの感温部を排気管にぴったり抱き合わせて、アルミテープを巻いた上でホースバンドで締め付けてみた。検知してるのはあくまで排気管の温度で、実際の排気ガス温度じゃないけど、まあほとんど同じだろう。変に穴を開けてそこから排気漏れなんてされても困るし。

ちなみにもう一つのセンサ=O2センサの方は取付口がちゃんと付いてるから、こっちは問題なし。

無事取付け完了。
正規の触媒じゃないけど、排気音も静かになったし排ガスも臭くなくなったからおそらく大丈夫。これで堂々と走れそうだ。

2021/03/14

スパークプラグは重要、じゃなかったかも。。。

また不調。元日に交換したスパークプラグ、どうも本当の原因はこれじゃなかったようだ。同じような症状が再発。
エンジンは一発始動、アイドリングも静かで安定してる。街中も普通に走れる。なのに・・・
坂道を登れない
元日に修理した時よりも明らかに悪化している。平坦な道ならほとんど違和感なく走れるのに、とにかく登り坂となると全然ダメ。アクセルをベタ踏みすれば2速までシフトダウンして登ろうとするんだけど、スピードは上がらない。高速道路のインター(こんな状態で行くなよ、俺)も下り坂で合流(そんなのあんまりないけど)するなら問題ないんだけど、登り坂だと頑張っても60km/hぐらいまでしか加速しないから合流が恐過ぎる。本線上では80km/hぐらいで巡航はできるんだけど、わずかな登り坂でもシフトダウンする始末。
アクセルを踏みまくるから当然燃費も悪化、水温も高めを推移。

1月のトラブルであちこちさんざん調べてるからもう点火系、燃料系じゃないと思う。回転が上がってて登坂できないならおなじみのミッションの滑りもあり得るけど、今回は回転自体が上がらないからこれも無罪。

別件でクルマ屋の大将に用事があったので、ついでに症状を話してみた。
「それ、触媒ふん詰まってるんじゃじゃないか?」
即答で返ってきた。

面倒だけど渋々触媒を外してみた。だってさぁ、大将はそう言うものの、3年前にファイバースコープで覗いてみた時は何ともなかったから大丈夫だと思うんだけどねぇ。。。

ガラガラガラ〜!
ありゃりゃ、出てきちゃったよ、触媒の破片。さすが大将、悔しいけどビンゴですわ!

見た目は消し炭。いや、例えはよくないけど、お骨・・・。

振ったりこづいたりするたびにどんどん出てくる。ひとしきり出切ったものの、振るとまだ中でガラガラ言ってる。デカいのがいくつも残ってるようだ。

もう思い切ってホルソーで穴を開けて出すことにした。
覗いてみると、エンジン側の破損がひどくて、マフラー側はそれほどでもない。
大将から「抜くなら全部完全に抜かないとまた詰まるぞ」と言われてるから、マフラー側も穴からマイナスドライバーとハンマーで砕きながら出す。ひたすら出す。写真はすっかり出し切った状態。

出し切った。大量のお骨と綿、そして靴紐みたいなのが2本出てきた。
それにしてもこんなにたくさん出てくるとはびっくり

ひと休みしながら耐熱塗料で化粧直し。どうせ交換しなくちゃなんないんだけどね。


開けた穴はアルミ板をビス留めして塞いで、とりあえず車体に元通り復旧。

もちろん触媒無しで公道を走るのは違法行為だってわかってるから、新品は発注済み。でもね、でもね、ゴメンナサイ、ちょっとだけ試走させて(苦笑)。
うひゃー、走る走る!これが本来の205の性能なのか!発進も軽快、急な坂道もなんのその!初めて乗った時の楽しさがよみがえってきた。
大将からは「うるさくなるし排気も臭くなるからほどほどにしとけ」って忠告されたけど、予想したほどのうるささじゃない。排気の匂いだって、昔のクルマはみんなこんな匂いしてたよね?っていうちょっぴり懐かしい香り。しかも、高速道路主体とはいえ燃費はなんと14km/Lを叩き出した。
・・・はいはい、なるべく乗らないようにしますってば。なるべく、ね。

2021/02/20

知らないうちに割れてるウィンカー

帰宅途中の高速のパーキングエリア。ふと気づくと左前のウィンカーの下の方が砕けてる。何かがぶつかったというより、モロけて崩れ落ちた感じだ。そもそもバンパーより引っ込んだ部分だから、ぶつけられたりする位置じゃない。経年劣化なんだろうな。

ライト類は他車部品の流用が利かないから、サイドマーカー、ヘッドライトはもちろん、フォグランプ、リアコンビネーションランプも世の中から消えちゃう前に一式新品を在庫してある。
片側だけ新品なのもみっともないから、左右共に交換。

ホントは来年30歳を迎えたら一気にライト類全部をピカピカの新品に交換してやるつもりでいたんだけど、この際全交換しちゃおうかなぁ。。。

2021/02/13

スーツでは座りたくないシート

おそらく全世界の205オーナーの悩みがフロントシート。205のシートはそれ自体は今でも評価が高いんだけど、経年劣化で見た目がもうどうにもならないぐらいボロボロ。縫い目はほぼすべてがほつれてるし、表皮もところどころ破け穴が開いちゃってる。で、そこから中のウレタンが粉になって落ちてきて、シートの下はウレタン粉だらけ。あまりの汚さにスーツで座るのがためらわれるほど。
そこで、気休めなのは承知でシートカバーを付けることにした。以前、安さにつられて2席で二千円ぐらいのカバーを買ってみたことがあるけど、これはあまりに安っぽくて『シートカバー』って言うより『シート袋』だったから、今回は1席で二千円以上する高級品(笑)を試し買いしてみた。

取付けにあたってはただ被せるだけじゃ芸がないから、一度シートをそっくり外してできるだけきれいに掃除することにした。

普段見えないところは表面以上にひどい状態。布地の部分は腐ってて簡単にちぎれるし、シートレールの内側はホコリが溜まってフェルトみたいになってる。リクライニングのギアまわりはグリスとホコリでダンゴ状態。

掃除機とブラシでできるだけきれいにして、さらに重いけど振ったり叩いたりしてウレタン粉もできるだけ排除。

ひととおりきれいになったらシートカバーを装着。せっかく車外の広い場所でやるんだからシワにならないように伸ばして、ゴムバンドをうまく引っ張って、そう、できるだけ美しく!

ジャーン!出来上がって車内に取付けた状態がこれ。サイズもピッタリで装着も我ながらうまくできたような気がするんだけどどうだろうか。

試し買いだから1席分しか買わなかったけど、これなら助手席分も追加発注確定だな。

ちなみに参考までに今回購入したシートカバーは『ボンフォーム・4334-50R』ってヤツです。

2021/02/11

リレーボックス改善

以前交換したものの内寸高さがあまりにキツキツでちゃんと蓋が閉まらなくて歪んじゃってるリレーボックスがどうも気に入らなくて、もっといいケースがないか探してみた。

あったあった!
メーカーは前回同様タカチ電機工業『LC135H-N-D』。
リレー3個がちょうどいい感じで納まる。前回カタログを眺めて探した時に何で候補に挙がらなかったんだろう。

蓋も無理なくピッタリ閉まる。その分ちょっと背高のっぽだからボンネットと干渉するかな?とも思ったけど、実際には全く影響なし。気分もスッキリ!

2021/02/07

ドアが閉まらない。いや、閉められない

助手席側の半開きのドアを閉めようと、車内運転席からドアハンドルに手を伸ばして引く。
ドアが引き寄せられて、本来ならバタン!と閉まるその直前、ボキッ!と鈍い音が響いてドアは閉まらなかった。

見ればドアハンドル後方側がドアから外れちゃってグラグラ状態。引いてもハンドルだけがこっちに寄ってくるだけで、力が入らないからドアはちゃんと閉まってくれない。

外してみると、ハンドルを固定しているネジの頭が当たる部分が割れて取れてた。

プラリペアを使って割れた部分を接着・盛上げ補強して何とか復旧したけど、いつまで保つだろうか。こんな部品、海外でももうないだろうし。。。頻繁に開閉する運転席側じゃなかったことがせめてもの救い。

ちなみに全くの余談だけど、このドアハンドルってヤツは思った以上に大事なモノだってことが外してみてよくわかった。こいつがない状態でドアを開閉するのは至難の技なのだ!どれほど不便かみなさんもぜひご自分のクルマで試してみてください(笑)。

2021/01/31

右下がりのダンディー

実はずっと気になっていたことがあった。
我が205、真正面から見るとほんのわずかだけど左が下がってるのだ。足回りを何度も何度もバラしたり組み直したりしてるからサスペンションのアライメントなんかがデタラメになってるのか、毎回荷重がかかる運転席側のショックアブソーバが抜け気味で下がっちゃってるのか。。。

が、今回の車検でその謎が解けた。クルマ屋の大将から「ヘッドライトの光軸、左右デタラメだったぞ」と言われて解ったのだ。

左右の光軸がきちんと水平に合ってる状態で、向かって左のヘッドライトをよく見ると、バンパーとの隙間がえらく空いてる。

そう、下がっているのは車体じゃなくてバンパーだったのだ!


バンパーを車体に固定しているボルトを緩めて、バンパーを下からジャッキアップして正しい高さに戻し、再びボルトを締め直した。

1cmも違わないんだけど、たったこれだけで見た目が間違いなく水平になったから、人間の目の感覚っていうのはすごいと思う。

2021/01/24

18日遅れで車検合格!

2年前もトラブルで期限までに受けられなかった車検、今回もトラブルやらコロナやら出張やらで間に合わず、仮ナンバーを取って期限から18日遅れて何とか無事通過。
車検をお願いした車屋の大将の話によれば、今回は、パワステフルードだだ漏れ、ヘッドライト光軸デタラメ状態の2つで相当苦労された模様(苦笑)。「一応大変申し訳なく思ってはいるのでまた2年後もよろしくお願いします」って言ったら、大将「毎回車検場でハラハラドキドキなんだから、頼むから2年以内に廃車にしてくれ・・・」。
うるさい!そうはいくか!!

で、パワステフルードのだだ漏れの原因については、ホースバンドの緩みもあったけど、何よりリザーバタンクの蓋のパッキンがないために走行中の振動で溢れてきてた模様。。。
俺「えっ!?そんなところにパッキンなんて今まで見たことないよ」
大将「ないわけないだろーが!ついでにラジエータのキャップのパッキンもないぞ」
俺「えっ!?どうも締める時緩いと思った」

ホームセンターでテキトーなパッキンを見繕って買ってきた。

まずはパワステリザーバタンクのパッキン。
水回り製品で有名なカクダイの平パッキン・9851-18。

そして、ラジエータキャップのパッキン。
こっちも同じくカクダイの平パッキン・9851-23。

どっちもうまいことちょうどいいサイズの市販品が見つかって無事補修完了!めでたしめでたし。

2021/01/03

チェック機能搭載

205もまもなく29歳。ここ二、三年トラブル続きでいよいよヤバくなってきた。そこで、普段から簡単に状態をチェックできるように、正月休みを利用して2つばかり新装備を付けてみた。
ひとつ目は、昔作ったMotronicチェッカーの車載化。ボンネットを開けなくてもいつでもどこでも簡単にエラーコードの読み出しができるようにしてみた。

単に以前作ったチェッカーを一度バラして、メータークラスター右横のエアコン吹出口のパネルにLEDと押ボタンスイッチを装着しただけ。
押ボタンとLEDがやたら離れてるのは、以前別の目的で開けた穴を再利用してるから。左からひょろっと出てる配線はスマホ用の電源ケーブルで、今回の作業とは無関係。

裏側はこんな感じ。LEDの後ろに小さなユニバーサル基板を付けて、ここにフォトカプラと抵抗器2本が乗っている。クルマ側への配線は電源+、−とダイアグ配線の3本だけだ。

実際に使ってみた動画。これでいつでもどこでも気になった時にエラーコードが読み出せるぞ!・・・って、それより今出てるエラーコード"52"を何とかしなきゃダメじゃん。


二つ目の装備は、これも以前仮設したオシロスコープの常設化。
Android端末で表示ができる4chのオシロスコープ・POS-4っていう商品を使ってみた。
表示させるAndroid端末としては、そう、あのアンドロイドヘッドユニットを使うのだ。

例によってTDCセンサの出力、ECUのイグニッションパルス出力とインジェクション出力2系統の4chをPOS-4に接続して、このmicro USB出力をヘッドユニットのUSBに接続。
ヘッドユニットには専用のアプリをインストール。
さあ、ちゃんと動いてくれるかな?

いやはや何に驚いたかって、ヘッドユニット側では特に何も設定変更もせずにアプリを立ち上げただけで一発で起動に成功したこと。この怪しいMade in Chinaのヘッドユニットはこれまで何かやろうとした時に一発でうまくいった試しがほとんどないからビックリだよ。

見やすいように各波形の位置や電圧設定を修正したのが右写真。修正した設定は保存することができる。
上からTDCセンサ波形、イグニッションパルス、インジェクション出力1、インジェクション出力2の順。

エンジン始動のたびに毎回設定をロードしてRUNしないと表示できないのはちょっとひと手間ではあるけど、普段表示させるようなものじゃないから問題なし。それより何より調子が悪い時にいつでもどこでもリアルタイムで波形が見られるのは心強いぞ!
いずれ、スイッチ切り替えでエアフローメータの出力やら水温なんかも見られるようにすればOBD2ばりのチェックができるよ、これ。

2021/01/01

スパークプラグは重要だった

 前回の不調が解決してから1ヶ月も経たないうちに再びエンジンが吹けない現象が発生。
一発始動するしアイドリングも安定してるけど、2,000回転ぐらいからパワーが出ず吹けなくなる。近所の買い物ぐらいなら何ともないんだけど、坂道がなかなか登れない。高速道路なんてとても走れないだろう。
原因はあっけなかった。スパークプラグだ。外してみても見た目は何ともないんだけど、元日早々に新しいプラグに交換してみたらあっさり解決。修理ってほどのもんじゃないから写真も撮ってない。
正直プラグごときでこんな現象が現れるなんて思ってもいないから、実はここに行き着くまでにいろいろ回り道してしまった。

スロットル汚れ?エアフローメータ不良?燃圧不足?圧縮不良?タイミングずれ?・・・追っていくうちにここまでバラバラに。で、結果はプラグ交換で解決っていう実に情けない結果。
悪かったプラグは3年半ほど前にトラブった時に交換したイリジウムプラグ。イリジウムプラグってのは10万キロぐらいもつって聞いてるけど、どうもこれまでそんなにもったことがない。やっぱりポンコツに高級品は合わないのかもしれないと思い、今回は素直に一番安い普通のプラグに替えた。1本数百円だから、毎年交換したって結果的に安上がりな気がする。。。