2007/09/29

スタータモータ、ついに死す<前編>

ずっと以前から持病のように一発で始動しなかったスタータモータ。ついにほとんど始動不能となってしまった。
いつかはこうなるだろうと確保しておいた中古のスタータモータに交換を決行。
・・・しかし、これがとんでもない地獄のスパイラルの入り口となった(-.-;。。。

205のスタータモータってのはとにかく外すのが大変。先日、ついで仕事であっさり交換できたレガシィとは大違い。エアフローメータ、スロットルボディ、インテークマニホールド、イグニッションコイル、インジェクション、オイルフィラー、etc...とにかくエンジンルームに見える物の半分ぐらいは外さないとスタータモータにたどり着けない。ホース類も外すことになるため、オイルやらクーラントやらガソリンやらダラダラとお漏らし状態f^_^;。


しかし、ここまでバラしてもさらに、スタータ本体を固定しているボルトを外すにはこれまた狭い空間での作業が待っていた。持ちうるレンチ類をフル参戦させてなんとか取り外しに成功。

スタータは他の電装品同様フランスのValeo社製。超一流の世界的電装品メーカーらしいが、今まであっちこっち壊れたことを考えると個人的にはどうも信用できない(苦笑)。


早速バラしてみると、、、やはり。ピニオンギヤをスライドさせるためのY字のレバーの片側が折れて無い(-.-;。


ひっくり返したら出てきましたぜ、折れたレバー。



交換するのは以前から確保しておいた上段の黒いスタータモータ。中古だけどこっちは技術と信頼のBosch製だ(笑)。

ぱっと見同形状だけど、よく見ると細部は違うようだ。もちろん事前に電圧をかけて動作試験済み。Valeoよりドイツっぽい重厚な音がするのは単なる思い込みか(笑)。
とにかく組み付けてエンジンルーム内を元通り復旧していく。バラした時よりは多少慣れたものの、やっぱりかなり手間のかかる作業。

さあ、キーを捻り始動だ!よしよし、ちゃんと動くじゃん。もう一度。OK、OK。しつこく繰り返し始動。
結果はバッチリ、これで完璧に一発始動するようになったぜ!

ところが、そう簡単にコトは運ばなかった。
始動したエンジン音がやけにうるさい。金属が当たっているような激しい音がする。フライホイール内にボルトかワッシャでも落としてしまったかと底部のカバーを開けて覗いてみるも異常はない。少々乱暴だけどしばらく走ってみれば馴染んで収まるのでは?と町内を一周してみたところ、それどころか途中で突然ギャー!というものすごい轟音に変わってしまった(^o^;;。恥ずかしいなぁ、みんなこっちを見てるよ(苦笑)。

とりあえず自宅に戻り、エンジンを停止。再度始動を試みるも今度はスタータモータは全く反応なし。うんともすんとも言わない。ふりだし以前の状態に逆戻りしてしまった。
「またバラすの、めんどくさくてやだなぁ・・・」一人なのに声まで出して愚痴ってしまう始末。

それでも仕方なしに再びエンジンルームをバラバラにしてスタータモータを取り出し分解してみると、なんとモータのステータが完全に焼損してボロボロ、ピニオンギヤはひどい異常摩耗。あの異常音はどうやら始動後にスタータモータのプランジャが完全に戻らず引きずっている音だったようだ。

事前に電気的な動作確認はしたものの機械的な確認をしなかったのが敗因。ValeoだろうとBoschだろうと中古品はしょせん信用できないものだと痛感。

ともかく代わりのスタータモータが手に入るまではバラバラのままただの置物となってしまった205、果たしていつ復活できるのか!?(つづく・・・)

2007/09/16

エアコンガス漏れ(高圧ガスホース破裂)

その後すっかり好調だったエアコンだったが、突然高圧ホースが破裂!今までノントラブルだった部分だ(-.-;。


コンプレッサの吐出に接続されているホースジョイントの付根が完全に裂けてボロボロ。これじゃああのレクターアーロンテープをもってしても修復不可能だよ。。。


カーエアコンの冷凍サイクル中で最も高圧がかかる部分だけに、生半可な修理ではまたガス漏れの原因になる。何かいい接続方法はないものかと考えながら、コンプレッサ側とコンデンサ側のそれぞれのジョイント部分の内径を計ってみたところ、これがうまいことに9.52φの冷媒用銅管がちょうど差し込めるサイズ。一般的なルームエアコンの配管に使う銅管が流用できるわけだ。

早速ホース接続部分を切断し、銅管を差し込んでロー付け。

元どおり車体に装着して完成。ただでさえ狭っ苦しいラジエタ裏、ホースよりすっきり収まっていい感じじゃん(^_^)。


ついでにせっかくガスが全部漏れたことだからジョイント部分をすべてR134a用のOリングに交換。R134aは分子量が小さいため、R12用のOリングではガス漏れしやすいといわれている。

左の黒い方がR12用、右の緑色の方がR134a用。

ジョイントというジョイントをすべて外してOリング交換。



今回は冷媒回路の大気開放時間が長いので、水分が少しでも抜けるようにいつもより念入りにトータル1時間ばかり真空引き。

続いてガスチャージ。マニホールドの低圧圧力とコンプレッサの吸入配管温度、サイトグラスの泡の状態を見ながら最適なガス量に調整する。専門家としてここだけはガソリンスタンドには負けられない(笑)。

そんなわけでとりあえず破裂前と同じように冷えるようになったが、、、果たして次はどこが壊れるのか・・・。

・・・あっ、せっかく高圧配管をやり直したんだから高圧ポートも取付ければよかった!!

2007/09/02

ワンセグ携帯

携帯電話が壊れたので、これを機にワンセグ携帯に機種変更!当たり前だけどすごいぞ、テレビが見れる!
・・・となると、これをなんとかうまく205に取付けられないものかと考えるのは当然の流れ(笑)。
仕事柄首都圏の主要道路はだいたい把握できてるし、紙の地図至上主義(笑)の私にとしてはカーナビは不要だけど、渋滞の退屈しのぎにテレビはあってもいい(^_^)。

早速、携帯に付属してきた卓上スタンドを、使ってないダッシュボード上の小物入れの蓋に穴を開けてビス止め固定。


ワンセグ受信は電池のままだと2、3時間しか保たないと聞き、市販のシガーライター用携帯充電器を分解してアクセサリ電源から直結で電源を取り、ダッシュボード内部を配線して卓上スタンドに接続。

音声出力は携帯電話のイヤホン出力から同じくダッシュボード内を通してカーステレオの外部入力へ配線。

案外いい感じに付いたじゃん(満足)。

このところ休日のたびに205ばかりいじってるので多少罪悪感も感じ(笑)、数週間前からエンジンのかかりが悪くなっていたカミさんのレガシィのセルモータも交換(^_^;。こちらも力強い始動が戻り、完治。