2018/05/27

突然の不調<排気系チェック編>

エンジンを吹かすとダメって、まさかとは思うけど排気系のフン詰まりじゃないよねぇ。
とにかく疑わしきは確認。

取り外して、、、


まずはマフラー側を覗いてみる。
問題なし。

触媒が砕けてフン詰まり、っていうのが一番嫌だったのでファイバースコープで触媒も確認。
きれいなもんだよ。

反対側も確認。

排気温センサー。って、こんな物が原因で起きる現象じゃない。

結局排気系は無罪ということで、元に戻そうとしたけど、エグゾーストマニホールド側はボルトが錆びてボロボロで再利用不可。

似たようなSUSボルトで代用。

ついでだからマフラー側もSUSボルトに替えて復旧完了。
とんだ無駄骨に終わりました(泣)。

2018/05/12

突然の不調<水温センサ編>

相変わらず吹かすとハンチングを起こすエンジン。
プラグを外してみると、4本共真っ黒。きっと燃料が濃すぎるんだろう。
アクセルを踏んで吹かすと必要以上に燃料が噴射されて、結果濃すぎてうまく爆発せず回転が落ちる。回転が落ちると噴射量も絞られてまた正常に爆発が起こる。これの繰り返しなんじゃないか?

ECUもエアフロもインジェクタも正常だとすると、燃料の濃さを決めている残りの要素はクーラント水温センサぐらいだ。こいつは抵抗値も正常に思えたから確かにまだ替えてない。

外してみた。こりゃ見た目はかなりヤバいぞ。

新品。まるで別物だよ。

で、交換した結果、、、
症状は全く変わりませんでした(泣)。

2018/05/06

突然の不調<小休止編>


結局、思いっきり吹かせば吹き上がるんだけどハーフスロットルではハンチング状態のままという中途半端な状態で迎えた連休最終日。
ま、これでも一応30km/hぐらいのスピードでなら走れそうだから、最悪クルマ屋の大将の店まで20kmばかりなら辿り着けなくもなさそうだ。
14年前、ミッションが壊れた時には20km/h以下でハザード点滅させながら国道1号線を30km走ったことを思えば楽勝だ(-.-;。

というわけで、最終日はエンジンルームには一切手を触れず(いいかげん飽きてきたという説もある)、車内を掃除してきれいにしました(笑)。

2018/05/05

突然の不調<シリンダNo.3調査編>

朝から昨日の続き。死んでるNo.3シリンダの原因を究明するべく、他のシリンダとの相違点探しだ。
まずはインジェクタの噴射チェック。


No.3シリンダも含めて4気筒共にいい感じに噴射している。
続いてもう一度念のため各気筒の点火状態をチェック。


これも4気筒共にけっこう力強い火花が飛んでいる。

ここで小川さんからブログに貴重なコメント!!
なるほど、イグナイタかぁ。既に交換していたけどケチって中古品だった。
押入れを探したら出てきましたよ、新品のイグナイタ!一家に一個、イグナイタですよ奥さん!
Boschの純正品じゃないけど、わりと知られているHUCO製だ。

早速交換してみたけど、、、今回は残念ながら無罪だった。

しばし考え込む。。。
ううむ、4気筒共に同じ条件なのになぜNo.3だけダメなんだ。
燃圧も良し、コンプレッションも問題なし、インジェクタの燃料噴射も正常、プラグチェッカーで放電に充分な電圧がかかっていることも確認済み。

・・・ん?!まさか???いやいや、そいつは一番最初に新品に交換してるぞ。

No.3のスパークプラグだ。
古いプラグに交換してエンジン始動。
ブルルン、ブロロロロ〜!おおっ、3気筒エンジンから見事4気筒エンジンに復活したよ!!

なんでこんなことになったのかはわからないけど、とにかくプラグを交換したら滑らかに始動したことから、1気筒死んでた原因はこのスパークプラグということだ。
+極の抵抗値を測ってみたところ、他のプラグが4kΩ前後のところ、このプラグはやや高い4.5kΩだった。でもこの程度の違いが原因とは思えないから、きっと火花の飛び方か何か別に問題があったんだろう。

さあ、百歩前進だ!エンジンを吹かしてみる。
うーん、、、ダメだ。2000回転ぐらいまでは回るけど、やっぱり上がったり下がったりのハンチング現象が起こる。ただ、フルスロットルまで踏み込むと一気に3000〜4000回転ぐらいまでちゃんと吹け上がるところが以前より良くなっている。

ともかく動けるようになったから、とりあえず長い間1mmも動けなかった205を久しぶりにガレージから出して埃だらけのボディを洗車。おそらく町内をひと回りするぐらいはできるとは思うけど、よりによって5月1日で車検が切れちゃってるからここは我慢。もう少し頑張って、完治してから仮ナンバーを取って車検に出そうと思う。

さあ、連休最終日1日でさらなる回復は見込めるのか!?

2018/05/04

突然の不調<測定編>

バラバラにした配線の接続は2日かかって無事完了。エンジンルームは見違えるほどきれいになった。ここだけ見たら26年前のポンコツ車には見えないぞ。

・・・しかし、肝心のエンジンの方は、、、
アイドリングはするんだけど安定しない。良くはなったような気がするんだけど、力もなくボボボボボと本調子には程遠い状態。



ここは、エンジンの基本三要素=『よい圧縮』、『よい混合気』、『よい火花』に立ち返って再調査することにした。

まずは『よい圧縮』。
各気筒の圧縮状態を確認。4気筒とも問題なしだ。

『よい混合気』。
燃料圧力も問題なし。エアフローメーターも予備と交換してみて症状に変化はない。

『よい火花』。
これもスパークプラグチェッカーで各気筒共に2万ボルト以上印加されていることを確認。問題なし。








しつこいようだけど念のためタイミングベルトも歯数が間違いなく113歯であることを確認した上で(以前、114歯のベルトでえらい目に遭った)もう一度一から張り直してみたけど、これも変わらず。

不安定ながらもアイドリングしている状態で、試しにインジェクタのコネクタを1本ずつ順番に抜いてみた。
あれれ?No.3シリンダのインジェクタだけ抜いてもエンジンに変化がない!他のシリンダのインジェクタは抜くと明らかに回転が下がってエンジンがガタガタと揺れ出す。
さらに、プラグコードも1本ずつ抜いてみた。同じだ!No.3だけ変化が起きない!
どうも問題はNo.3にありそうだ。でも、きちんと圧縮はしているわけだから、バルブのシート不良のようなエンジン側の問題とは思えないし、思いたくもない。。。他のシリンダは問題なさそうだから、ECUも無関係(このクルマのECU=Motronic1.3はシリンダ毎の制御まではしてない)。はてさてそうなると何を疑えばいいのか・・・。

というところで日も暮れて時間切れ。大型連休もあと2日、果たして連休中に直るのか!?