2010/12/31

205、無事に年を越せ・・・なかった。。。

タイヤも新しくなってこれで無事に年を越せそうだと思った矢先にそれは起こった。。。
赤信号でブレーキを踏むと、グググググ、、、ありゃ、ペダルが床まで踏み抜けちゃったよ。一応ちゃんと減速して止まってくれたのはせめてもの救いだけど、こりゃあまりにヤバい。
症状からすると疑わしい部分はいくつも考えられる。フルード漏れ、エア噛み、ブレーキパッド摩耗、マスターシリンダ不良・・・。

だましだまし帰宅してクルマの回りを一周してみる。
ありゃりゃ、左のリアのドラムからポタポタとブレーキフルードが漏れてるよ。

当然リザーバタンクの液量も減ってる。

タイヤを外してハブナット(32mm)を外し、ブレーキドラムを分解してみる。
リアのブレーキドラムを分解するのは今回が初めて。フロントのディスクブレーキがBendix社製だったから、タイプが違うとはいえ当然リアもBendixだと思ってたら、こっちはなんとGirling社製でビックリ!この頃のプジョーさん、このへんがテキトーなんだよなぁ。

ドラムブレーキの内部をよく見てみる。
ホイールシリンダのゴムキャップが外れかかっていて、ここからフルードが漏れていた。が、単にキャップを戻しても漏れは止まらない。となるとシリンダ内部の不良だろうか。

ブレーキパイプ(11mm)を外し、ホイールシリンダ(10mm×2)を取外す。
シリンダはロッキード社製のボア径19mmのタイプだ。
早速分解してみた。中から真っ黒な古いフルードがこぼれてきた。
おそらくこのピストンに付いているパッキンが擦り減ったせいでシリンダ内のフルードが漏れてきちゃったんだろう。

シリンダを完全に分解してみた。どうやら内面に傷はないようだ。
無駄な悪あがきとは思いつつも、パッキンをビョ〜ンと伸ばしてみたりドライヤで加熱してみたりもしたけど、組み付けるとやっぱり漏れてきた。

こうなるとリペアキットを入手してパッキンを交換するかシリンダ自体を新品に交換するしかない。いずれにしても今日は大晦日、もうどうにもならないよ(;_;)。


・・・そんなわけで我が205はこんな哀れな姿で2011年を迎えることになりました(苦笑)。
皆様は良いお年を!そして来年もどうぞよろしく!

2010/12/30

タイヤ交換

そもそもろくに山もないヒビだらけのジャンク中古タイヤを左右デタラメなトーアウト状態で長いこと走らせてたんだから当たり前なんだけど、気付いたら前タイヤは極端な片減り状態。これじゃいくらトー調整したって完全にはふらつきは止まらないよ。

そんなわけで年末を迎えて思い切って新品に交換!モノは最初に履いていた銘柄と同じピレリP6000。初めてこの205に乗った時の高揚感もあってか自分の中ではベストマッチングだと思い込んでるタイヤ。

実はタイヤ自体はもう以前から用意してあったんだけど、ホイールのバランス調整までできる店がなかなかなくてここまで我慢してた。というのも、プジョー&シトロエン系のホイールはセンターに穴がないために、普通のショップにあるバランサでは特殊なアダプタがないとバランス調整ができないから。いつもの大将の店でもこればっかりは手に負えなかった。確かに県内にも対応している店は何軒かあることはあるんだけど、まるで足元を見られてるかのように高い!そんな中、今回ようやく持込みでも格安でやってくれる店を見付けたことがきっかけになった。

・・・以前のタイヤ、よっぽどひどい状態だったようだ。タイヤのグリップ感だの静粛性だのには無頓着なこの俺でも交換して乗った途端にあまりの激変にビックリした。このクルマ、こんなに運転しやすくて静かで乗り心地いいクルマだったっけ(苦笑)!?いやホント、久しぶりに運転してるだけで楽しくなってきちゃったよ(^o^)。

2010/12/26

ふらつくハンドル

以前はそんなことなかったのに、このところまっすぐ走ろうとしてるのにどうもハンドルが落ち着かない。ショックも替えたしミッションも替えたしエンジン落ちたし(笑)、おそらく足回りのアライメントがデタラメになってるんだろう。

素人に簡単にできることといえばトー調整ぐらいだ。
 早速、前輪の前後の幅を測ってみる。今回は角材とCチャンネル材を使ってみた。 
・・・・・
やっぱり、、、後ろ側の方が5mm以上も狭い。本来ならトーインとするべきなのに完全にトーアウト。どうりでハンドルはセンターに落ち着いてくれないわけだ。
トーはタイロッドエンドの長さを調整すればいいんだけど、見れば左右で全然違ってた(苦笑)。ネジ山部分の長さで左=15mm、右=9mm。根本的にデタラメな状態だ。
とりあえず左右のタイロッドの長さを同じに揃えてみる。トーインになるように全体としてはやや長めに、左右共に13mmにしてみた。
すると、タイヤをまっすぐにした状態ではステアリングが30°ぐらい傾いた状態になることが判明。タイロッド長が左右デタラメな状態でステアリングだけを見かけ上まっすぐ取付けてたわけだ(苦笑)。これは以前ステアリング交換した際の大失態。

念のためロックトゥーロックでセンターを調べてみる。
左にいっぱいに切った状態と右にいっぱいに切った状態で、本来なら対称の切れ角にならなくちゃいけないのに、ご覧のとおり左の方が切れ角が大きい。
センター位置を決めた上でステアリングを外し、まっすぐな状態で差込み直した。

ここをスタートラインにしてようやくタイロッドを細かく調整していく。1/4回転も回せば確実に変化が現れる微妙な作業。ほんの少し調整しては走ってまた調整。メーカーのトーイン基準値は1.0±0.5mm。そこまで正確には測れないけど、最終的にはだいたい1〜2mmぐらいには収まったと思う。

試しに走ってみると、おお、なかなかいいじゃん!ふらつきもほとんどないしステアリングの戻りもいい。結果はすべて良好。
でも、冷静に考えてみれば今回の作業は修理でもなんでもなくて、単に本来あるべき状態に戻しただけってことだよなぁ(苦笑)。

2010/11/07

バッテリのマイナス端子不良

バッテリのマイナス側端子のネジがバカになった。どうやらツマミ状のナット側のネジ山がナメちゃってるみたい。
まあこんなもの金属のナットなら何でもよかろう。
念のためダイスで雄ネジ側のネジ山を切り直して普通のナットで固定。この方がかえってガッチリ締まっていいような気もする・・・。

2010/11/03

分割式ドライブシャフトブーツ

ジャッキアップして足回りを覗いてみたら何やら右のハブ回りにグリスが飛び散っている。お約束のドライブシャフトアウターブーツ切れだ。実はこないだエンジンが脱落した時に破れかかっていたのをクルマ屋の大将がシール剤で応急処置してくれてた部分だから、長くは保つまいと覚悟していた。 
わかりにくいけど写真の矢印の部分がばっくり割れている。

普通の交換用ブーツは手元にあるんだけど、気付いたのが夕方だからできればドライブシャフトを抜かずに簡単に済ませたい。となると、タイヤを外すだけで交換できる最近流行りの分割式ブーツを使うのが手だ。でもまだ輸入車はごく一部のモデルしか設定されてないし、今後205用が用意されることは永久にないだろう(苦笑)。
そこで、国産車用で似たような寸法のモノを探してみる。ミヤコ自動車製だとM-502G、M-528Gあたりが合いそうだ。今回はたまたま近所のカー用品店にあった(しかも在庫処分半額セール品!)M-502Gを使ってみた。

裂けたブーツをカッターで切って外し、剥き出しになったベアリングに残っている古いグリスをできるだけキレイに拭き取る。

ベアリングに新しいグリスを塗り込んだら分割式ブーツを被せる。そしてブーツの合わせ目部分に付属の潤滑剤を塗って順次嵌め込んでいく。汚れるけどここは素手の方がやりやすい。ちなみに、大径側は内側で嵌め込んでおいてから被せるようにすると簡単。

あとは大径側と小径側それぞれにブーツバンドを締め込んで完成!
・・・よく見たらストラットの下端に完全に当たっちゃってるけど、大丈夫だろうか?

タイヤを付けて車重をかけてみたところどうやらぎりぎりクリアランスは取れているようだ。激しい走り方をしない限りたぶん問題ない・・・ってことにしとこう(苦笑)。







ちなみに、国産分割式ブーツではミヤコ自動車と双璧である大野ゴム工業・オーレッグシリーズは、大径側・小径側共に大きめに作られていて(おそらくブーツ自体は品番問わず共通品)、これに品番ごとに厚みが異なるグロメットと呼ばれるゴムパッキンをかますことでいろいろなシャフト径に対応するようになっている。そのためブーツ自体のサイズが大きくて、ただでさえスペースがギリギリの205には向かない。もちろん、まさか205に流用されるとは思ってもいない大野ゴム工業さんには罪はないけど(苦笑)。

2010/10/23

とうとうオルタネータが故障

走行中にチャージランプがぼんやり点灯し始め、やがてバッテリの電圧がどんどん下がっていった。
そう、ついにその時が来たのだ!オルタネータの故障だ!
・・・いや、決して待ってたわけじゃないけど(苦笑)、正直17万kmもの長い間よくノーメンテナンスでもってくれたと思う。
オルタネータ自体はボルト三ヶ所を外すだけで(奥のエンジン側の1本は緩めるだけ)比較的簡単に外れる。
外したオルタネータ。三菱電機製80Aタイプ。妙にキレイに見えるのは、こないだペンキで塗ったから(^_^;。
果たして直せるのかどうかわかんなけいど、まあ最悪中古品と交換しちゃえばいいからドライバとプラハンマーとタガネを使ってとにかくさっさとバラしていく。そんなに難しい構造じゃないから、外枠の長ネジ三本を外したらあとはプーリ側の1/3を少しずつ分割していくだけだ。
ステータ部分の分割。プラスとマイナスの端子のネジをそれぞれ外側と内側から外して、ステータ配線を中継している端子板の固定ネジ4本を外す。が、この4本、ステータが邪魔しててえらく外しにくい。8mmの小さなスパナでチマチマと外したけど、おそらくステータを外してからやるのが正統な方法なんだろな。
オルタネータは無事三分割に。
一番疑わしいのがこのブラシ。うーん、けっこう減ってるみたい。
外したブラシ。プラス側(右)はまだ何とかなりそうだけど、マイナス側(左)がかなりヤバい状態だった。減り方もきれいな円弧状じゃないし摺動面にも大きな傷が入っていた。おそらくこれが発電しない原因だろう。
で、新しいブラシはどうするか。。。もちろん手持ちなんてない。
三菱電機系列の会社に勤めてるから普通に考えれば何か入手ルートがありそうなもんなんだけど、自動車部品関係は事業部が全く違うからまったくお付き合いがない。これだから大企業の縦割り体質は困る(苦笑)。
仕方ないから古いブラシとノギスを持って近くのホームセンターに。
電動工具売場にある交換用ブラシの中から似たようなサイズのモノを探してみたところ、写真下のリョービの電動工具用“607BF”というブラシが寸法的に何となくいい感じだったのでこれに決定。
ブラシのリード線は純正品の場合ハンダ付けだけど、ブラシハウジングの構造を見る限りこのリョービの新しいブラシをスプリングごとそのまま放り込むだけでも大丈夫そうだ。実際、テスターでもチェックしたけど放り込んだだけでちゃんと導通している。

ブラシを交換したら再組立てなんだけど、ローター部を差し込む際、出っ張っているブラシを一時的に引っ込めてやらなくちゃいけない。
写真がピンボケだけど、この穴に細い六角レンチを突っ込むとうまいことブラシを引っ込めておくことができるようになっている。
組み上がったオルタネータ。
せっかくだから汚れても目立たないように真っ黒に塗ってみた(苦笑)。
車体に装着。
エンジンをかけてみる。11.1Vしかなかった電圧は一気に13.7Vまで上昇!間違いなく発電してくれてるぜ!
エンジンを止めてかけ直すと最初数秒ばかり発電しないことがあるけど、これはまだブラシの接触面が馴染んでないからだろう。

町内を一周してきてからエンジンを止めてベルトの張りを調整。あとは弱ったバッテリを補充電すれば無事完全復活。今週末はお天気もいいみたいだし、思う存分走り回れるぜぃ!

2010/10/11

壊れたAT分解

春に交換してから軒先にずっと放置してあった壊れたATを分解してみることにした。
内部のクラッチ類を次々に外していく。
このあたりは特に問題はなさそう。
プラネタリギアを取出した。
ありゃりゃ、こりゃひどいよ。
ご覧のとおり、ギアの歯が傷だらけ。写真には写ってないけど、完全に欠けちゃってる歯もあった。
おそらく、ATパンに落ちていた金属片が噛み込んでいたんだろう。
ここまで破損した部位はなかったから、金属片の発生源はこのさらに奥のローラベアリングだと思われる。
が、ここから先がどうしても分解できない。あらためて次回、英語マニュアルを解読しながらバラしてみようと思う。

2010/09/23

お取り寄せ(円高バンザイ2010年編)

終わりの見えない円高。日銀が介入するも効果は一時的なもので輸出産業は悲鳴を上げている。日本経済に落とす影は計り知れない深刻な事態だ。
・・・逆に、円高で被害を被っている人たちには申し訳ないけど、私にとってはこりゃ英国への部品発注のチャンス。

実は1ポンド=140円程度まで上がってきた頃からネットでポンド相場をまめにチェックしていた。先日の日銀介入時にはちょっぴり下がったものの、その後は再び1ポンド=130円前半あたりで落ち着いている。数年前は1ポンド=200円前後だったのがウソのようだ。これは今しかない!とばかりに、エンジンが落っこちてる間に半ばヤケッパチで思い切って発注(^_^;。

毎度おなじみのAUTO FIVEテープがベタベタ貼られた荷物が英国からはるばる到着。
今回注文したのはライト関係とエンジン脱落で損傷しちゃった部品類。円高のおかげでヘッドライトでも1個6千円ちょっとだ。もちろんこれは新品だから、オークションなんかで1個1万円もの値がついてる中古品は今はえらく割高ってことになる。ただ、モノがデカいだけに今回は送料がちょっとばかりかさんじゃったのは想定外f^_^;。でも、送料を上乗せしたっておそらく国内ディーラー価格の半分以下だし、国産車よりも安いと思う。

2010/09/19

ボンネットが開かない・・・

エンジン脱落から無事復帰した205、大将の工場ではとりあえず走行できるようにすることを優先で組み上げたけど、エンジンルームの配線がグチャグチャなままだったので整線しようとボンネットオープナーを引いた。
「スコッ!」
ありゃ?手応えがないよ。
・・・理由はすぐにわかった。以前から、ボンネットキャッチャ側のワイヤの引っかかりが甘いことが気になってた。まず間違いなくそこが外れたんだろう。

直すにはまずはボンネットを開けなくちゃなんない。・・・って、どうすりゃいいんだよ!? 

フロントグリルのライオンの頭上の隙間の奥に小さな穴を発見。位置的に考えてもおそらくこれが緊急解放用の穴だろう。ここに何か特殊ツールを突っ込んで何かすれば開くんじゃないだろうか。

もちろん特殊ツールなんてものはない。けれど、キャッチャの構造は以前バラした時に見てるから何となく覚えている。

細いマイナスドライバを突っ込んで、手先に神経を集中させて穴の内部で当たる物の形状を探ってみる。
「おっ、これがたぶんボンネット側のピンだな」
「むっ、この感触は開閉用のスプリングだ」
一人でブツブツ言いながらも、まさかこんなことで結局はディーラーの世話になんなくちゃいけないのかと内心結構焦っている(苦笑)。

その時、スプリングの反対側に何か金具のような物の手応えを感じた。
「もしかして・・・」
ドライバを当ててハンマで一撃!
「バンッ!」という音と同時にボンネットが上がった\(^o^)/! 

アッパーサポートを外してワイヤとキャッチャをつなぎ直し、外れないように叩いて曲げ加工して完了。一時はどうなることかと思ったけど(最近多いな、こういうケース(^_^;)、以前何気なくうろ覚えしてた部品構造の記憶がこんな時に役に立つとは我ながら感心感心(苦笑)。

2010/09/18

非常事態!エンジンが落っこちました(笑)!

今年は車検。いつものように馴染みのジャガー屋の大将に205を預けたところから、この普通ありえないような物語は始まった。。。

預けて三日後のことだった。得意先との打合せ中に携帯電話が鳴る。大将からだ。きっと車検が無事通ったという連絡だろう。今は出るわけにいかないからあとでかけ直そう。

1分も経たないうちにまた携帯電話が鳴る。また大将だ。
その後も繰り返し着信。いったいどうしたというんだ?

1時間後、打合せから解放されたのでさっそく大将に電話。
俺「車検、なんか問題あったの?」
大将「車検は通ったけどよぉ、何だよこのクルマ!ありえないことが起こったぞ!!」
俺「何、何?」
大将「聞いて驚くな、車検場からの帰り道エンジンが落ちた\;^o^;/
俺「ええっ〜!?」
大将「路肩の段差を越えようとしたらいきなりドーンって音がして、そのあとバキバキいって動かなくなった。降りて見たら、エンジンルームからエンジンとミッションが地面に落ちてた\;^o^;/
俺「なんだそりゃ(^o^;!!」
大将「俺が聞きたいよ(笑)。とりあえずレッカーで店まで移動したけど、どうする?直すか?捨てるか(笑)?捨てるなら車検取ったばっかりだから今なら重量税も自賠責も丸々戻ってくるぜ(^_^;」
俺「そんなヤバい状態なのか!?」
大将「まだわからん。俺も恐くてエンジンルーム開けたくない(笑)。とにかく時間ができたら見においで」

後日、店に行く。恐る恐る覗き込む(^o^;。
いつもの光景だけど馴染みの常連さんたちが談笑している。
大将「おお、ウワサの張本人が来た来た(笑)」
うーむ、、、やはり話題の中心は俺の205のようだ(苦笑)。
俺「どうよどうよ?直りそう?」
大将「どうせ『直す』って言うだろうと思ってエンジンとミッションはもう吊り直しといてやったよ。ミッションを吊ってるスタッドボルトのネジ山がダメで、それが振動で抜けて落ちたみたいだ。もう二度と外せないぐらいガッチリ締め込んどいてやったよ」
俺「ってことは、、、俺がやったミッション交換が原因??」
大将「まあそういうことだな。これだから素人は困る(笑)」

もちろん、事態が事態だけにさすがに吊り直すだけでは済まなかった。ご覧のとおりドライブシャフトのユニバーサルジョイントがバラバラに破壊されてぶら下がってる状態だ。他にも、落ちた際にミッションがラジエータに当たったらしくクーラントもだだ漏れ。
大将「よかったな、エンジンもちゃんとかかってミッションも動いてるから多分その二カ所を直せば大丈夫だ(^_^)」

大将には中古のドライブシャフトを探してもらい、俺は新品のラジエータを手配。よく見れば、エアクリーナからエアフローメータに行くゴムホースも割れちゃってるけど、まあこいつはとりあえず走るには支障ないからあとで直せばよかろう。

そして、トラブル発生から三週間が経った今日、大将からドライブシャフトが届いた知らせを受けてラジエータ持参で店へ。
我が愛しの205はすでにドライブシャフト交換を済ませて駐車場に置かれていた。早速工具を借りてちゃちゃっとラジエータ交換。
「ぐるっとそこらをひと回りしてきなよ」大将の言葉を素直に受けて試運転。ああ、たった三週間のご無沙汰だっていうのに懐かしいこの感触!

大将から第一報を受けたときは正直「もうこれまでか・・・」とマジに泣きそうになったけど、おかげさまで今日は嬉し涙で帰宅できました(^_^)。
俺のせいで一歩間違えば大事故になりかねない事態に直面しながらも「長年この仕事やってるけどこんな経験は初めてだぜ!」と笑い飛ばしてくれた大将には本当に感謝しておりますm(_ _)m。

2010/08/07

<番外>カエル小屋

6月に近所の田んぼから大量に採ってきたオタマジャクシ君たちが立派なカエルに成長。

なるべく自然な環境で飼おうと自宅裏に網を張ってカエル小屋を作った(6〜7月のブログ更新が途絶えているのは、実はそんなことに夢中になってたからなのだ(笑))。

通算60匹ぐらい放り込んだはずなんだけど、どうもチビたちは網目から逃げちゃったみたいで(苦笑)最終的には30匹弱ぐらいに落ち着いたようだ。

真ん中に横たわるプラスチックの箱は、彼らの餌となる虫を集めるための誘虫灯。ホームセンターに売ってた細長いプラケースに、10Wの蛍光灯器具と誘虫用蛍光ランプ仕込んだ自作品。暗くなると自動点灯する。

カエルの飼育は餌の調達方法が一番の難関だと言われている。けれど、ここはただでさえ虫が多い自宅裏の荒れ地だから特に生き餌を用意しなくても勝手に餌の方から誘虫灯に集まってきてくれるのは助かる。

夜になるとここに虫が集まってくることを学習したカエルくんたち、毎晩何匹もプラケース上に現れては虫取り合戦が繰り広げられている。

2010/07/31

新車の装備に負けるな!

以前、ガソリン高騰の折にネットで見付けてマネして自作した燃費計。ナビ画面を切換えて表示するのはなかなかマニアックでよかったんだけど、結局めんどくさくて切換えることなんかほとんどなくて(笑)、そんなものを付けていたことさえ忘れかけてた矢先にひょんなことからネットで発見したのがこちらモンタブロスさんが設計した燃費計
以前燃費計を取付けた時は、その後しばらく1チップマイコンの凄さに魅了されて関連書籍やらプログラマやら買い込んでいろいろ勉強はしてみたけど、しょせん若い頃にマイコンに乗り遅れてロジック回路までの知識しか持ち合わせていない私にとってはハードルが高すぎたようで、せいぜいLEDをピカピカ点滅させる実験あたりが限界であっさり挫折f^_^;。
そんなワケのわかんない1チップマイコンにこれだけの機能を盛り込んでしまったモンタブロス氏はすごいm(_ _)m!

氏がネットで販売している部品一式を購入してさっそく作ってみた。写真の基板の大きさは名刺大。豊富な機能に対して部品点数も少なく実にコンパクト。これに16文字×2行の液晶パネルと操作用の押しボタンスイッチ2個を接続する。
この液晶パネルの取付場所、いろいろ考えたけど、どうせなら最近のクルマみたいにメーターパネルに内蔵してみたいという欲望がムラムラと湧いてきて、気付いたらもうメーターパネルをバラしていた(笑)。うはは、タコメータの下の方が無駄に空いてるじゃん。
もう止まらない。気付いたらタコメーターもバラバラになっていた(苦笑)。18年目のポンコツ車となればもう何でもアリだ。
液晶パネルの寸法に合わせてためらいもなく文字盤をカット。もしダメだったら黒のマジックペンで塗っとけ(笑)。

文字盤裏のプラスチック板は透き通ってるから開口せずにそのまま残した。
液晶パネルを埋め込むにはメーターパネルのボディ側のスペースが少々足りなかったけど、ルーターやらヤスリやらニッパやらを総動員して邪魔になる部分を全部削り取った。もうどうせ後には引けない(^_^;。
 結果、ご覧のとおり文字盤の窓にピッタリ合う位置に無理やり装着!
文字盤裏のプラスチック板がオレンジ色だったから、液晶パネルは付属していたモノではなく、文字=黒色・バックライト=オレンジ色の液晶パネルを使用した。ただ、そのままじゃ見栄えが悪いから偏光板を取替えて白抜き文字になるように改造。
液晶パネルへの配線(太い方)はメーターパネル裏の空いてる穴から引き出した。
燃料消費状態と燃料カット表示用のLEDもメーターパネル内に取付けることにしたので、この配線(細い方)も別に穴を開けて取出し。
これらの配線は今後メーターパネルを外す場合を考慮して14ピンのコネクタで中継することにした。
基板はプラスチックケースに収納してダッシュボード内へ。クルマ側から接続する電源や車速パルス、インジェクタ信号は以前の燃費計に接続していた配線があるからそのまま流用。
2個の操作用押しボタンスイッチは運転席側のエアコン吹出口下にドリルで穴を開けて装着した(ちょっと右下がり(苦笑))。
すべての配線を接続していよいよ試運転。
うん、なかなかいい感じじゃん(^_^)。
車速パルスもインジェクタ信号もちゃんと取り込んでるようだから問題はなさそうだ。
あとは各種係数の設定をしなくちゃなんないけど、今のところガソリンがまだいっぱい残ってるからこれから時間をかけてやっていこう。