LED=発光ダイオードというヤツは今となっては結構歴史の古い電子部品だ。小学生時代(昭和50年前後)、電子工作にハマり始めた頃に東芝のTLR105なんていうLEDを1本50円ぐらいで買ってた覚えがある。もちろん当時は赤色が一般的で、新参の緑色発光のタイプは少し高かった。その後、赤と緑はどんどん量産されて値段も下がってゆき、よせばいいのにその時にまとめ買いしたヤツが今も部屋に赤緑合せて500本ぐらいある(笑)。
時代とともに技術も進歩して、今ではあの青色が開発されたことで光の三原色がすべて揃い、秋葉原の部品屋にもいろんな色のLEDが並ぶようになった。明るさもあの頃とは段違い。高輝度タイプなんてのは直視したら目がくらみそうだ。
今回考えてる照明目的で使うとなるとやっぱりこの高輝度タイプということになる。古くて別段明るいわけじゃないけど一応ちゃんと光る停滞在庫品(苦笑)が500本もあるからあえてこれまで高輝度LEDなんてのは買ったことがなかったけど、今回50本ほど買ってみた。しかも、照明の代替にしやすい電球色の高拡散タイプっていうヤツだ。
LEDを点灯させる場合に必ず必要なのが電流制限抵抗器。こいつも調べてみたら時代は進歩していて、今は定電流ダイオード(CRD)なる便利な素子が存在するそうな。電流制限抵抗の代わりにこいつを入れれば電源電圧に関係なく常に一定の電流が流れるという優れもの。クルマのように電源電圧が変動する環境にはピッタリだ。そんなわけでこれも18mAという定格のモノをまとめ買いしてみた。
で、いざ完成したランプをルームランプに装着・・・と思ったら、LED部分が大きすぎて入らないじゃん(笑)。おかげでルームランプのハウジング自体もバラして組付けるハメに。LEDだから簡単にタマ切れすることはないだろうけど、次回の交換は大変だよ(苦笑)。
ルームランプより小型のT5ウェッジベースにLEDを1個ずつ取付けたものを量産。これももちろん内部に定電流ダイオードと逆流防止用ダイオードを入れてある。
但し、チャージランプだけは万一点灯した場合には明るさの変化が重要なので電球のままにしといた。
ただ、、、あとで気付いたんだけど、205の場合は定電流ダイオードを使うのは失敗だったかもしれない。電圧が変動しても電流は一定という特性が災いして、ステアリングコラム下の照度調整ダイヤルが全く効かなくなった(笑)。
マネされる方は抵抗方式にした方がいいと思います(^_^;。