2016/09/18

ドライブシャフトブーツ交換

いつの間にか左ドライブシャフトのアウター側ブーツが裂けてたので交換。今回は手抜きの分割ブーツじゃなくて、正規品に交換。

タイヤを外して、ハブナットのクリップとリテーナを外し、ブレーキローターにマイナスドライバーを突っ込んで回り止めにして、長いレンチを使って力一杯ハブナットを外す。ヤワなレンチだと簡単にレンチの方が壊れるので注意!

続いてタイロッドエンドを外す。タイロッドエンドプーラーなんて工具もあるけど、ハンマーでひっぱたけば外れるので最近はまったく使ってない。

サスペンションのロワアームをハブキャリアから外す。
まずは外側のハブキャリアに固定されている部分のボルトを抜く。

それだけだとまだうまく外れないから、内側のロワアームとサブフレームを固定しているボルトも外して、ロワアームをフリーにしてからハブキャリアから分離する。

ここまでくればハブキャリアはショックにぶら下がってるだけの状態になる。
ブレーキホースに変な力がかからないように注意しながらハブキャリアをぐりんと回しながらドライブシャフトを抜く。

完全に引っこ抜けたドライブシャフト。
ばっくり裂けたブーツをカッターでぶった切って外す。

等速ジョイントをハンマーでひっぱたいてシャフトから抜き取り、古いグリスをできるだけ拭い取る。

ブーツを入れて新しいグリスを盛って、ブーツバンドで締め付ける。
あとは逆の手順で元どおり戻せば完成。

2016/04/29

車検までの長い道程・・・

車検。3月いっぱいで切れちゃうから、3月19日におなじみのクルマ屋の大将の店に持ち込み。
今年こそ順調にいくかと思ったらそうはいかなかった。「ダメだこりゃ。フロントブレーキが片方引きずってるからこのままじゃ車検通らないぞ」。マスターシリンダーかブレーキキャリパーのいずれかのオーバーホールが必要との判定。
「まだまだ長く乗るつもりなら交換しちまった方がいい」との大将の助言でイギリスの部品屋にマスターシリンダーとキャリパーオーバーホールキットを発注。こないだまで円安で1ポンド=180円ぐらいになってたから当面個人輸入は見送ってたけど、ラッキーなことにここにきて急激な円高。1ポンド=150円台。これなら確実に安上がりだよ。
が、、、部品屋から「マスターシリンダーがリトアニアにあるから少し時間がかかる」との連絡。リトアニア・・・聞いたことはあるけどどこにある国なのかもよくわからん。。。
結局、リトアニア→ワルシャワ→ケルン→ロンドン→日本と5カ国を旅して、1ヶ月かかってようやく手元に届いた。
例によって大将の店では俺のクルマの整備はいつもセルフサービスだ。大将「こんなポンコツ、責任持てないから金を積まれても手ェ出したくない」
はいはい、自分でやりますよぉ(笑)。

上が取り外した古いマスターシリンダー。下が新品。純正のBENDIX製じゃないけど。
交換作業自体はそれほど難しくはない。11mmと13mmのソケットレンチがあれば10分ほどで完了。一番苦労するのはリザーバータンク(マスターシリンダーの上の白いプラスチックの部分)の脱着。ただ差し込んであるだけなんだけどこれが結構固くて、無理すると割っちゃいそうで恐かった。
続いてはキャリパーのオーバーホール。
取り外してバラして洗浄したのち、パッキンやらダストブーツやらのゴム製品を交換。
再び取り付けて完了。
ゴムの部分だけはピカピカの新品になったぞ。
最後にブレーキフルードを注入してエア抜き。
っていうところでトラブル発生。エア抜き用のニップルを回したら、、、折れた。
穴に残ったニップルの残骸をドリルでほじくり出して、7mm×1.0mmの新品のニップルに交換。
エア抜き。が、、、なかなかニップルからフルードが出てこない。
いろいろ調べたところ、この年代のプジョー車はマスターシリンダーのエアが非常に抜けづらいそうだ。本来なら事前にマスターシリンダー内にフルードを満液状態にしてから交換するのが正解らしい(英語のサイトの情報だからよくわかんないけどたぶんそんなことが書いてある・・・)。
仕方ないのでとにかくひたすら繰り返しブレーキペダルを踏んでポンピングを続ける。
50回ぐらい踏んだところでようやく手応え(いや、足応えか)が変わり、ニップルからフルードが溢れ出してきた。
フロント左右、リア左右の4ヶ所のエア抜きを済ませて完了。さあ、これで車検に通せるぞ!

が、、、
大将「これもダメじゃん」
エンジンの下部マウントがボロボロ。ゴム部分が完全に脱落してる。
はいはい、これはいずれダメになると思って買い置きしてあるよーん。

下部エンジンマウントの位置は左写真を参照ください(交換に必死で作業時の写真は撮り損ねた)。

205オーナーにとって下部マウントの交換は厄介な作業と言われている。マウントがハウジングに圧入されているので、車載状態では非常に難しい。ハウジングごと外して、プレスマシンで脱着するのが正しいやり方なんだけど、そのためにはドライブシャフトを抜かなくちゃなんない。

それでも何とかならないものかととりあえず車載状態のままボロボロのゴムを取り去り、圧入されている金属スリーブに切り込みを入れて頑張って外した。

が、、、当たり前なんだけどこのあと新しいマウントがどうにもこうにも入らない。

こんなことしたりして一生懸命押し込もうとするんだけど、どうしても最後まで入り切らない。やっぱりドライブシャフトを抜くしかないのか。


サスもハブもバラバラにしなくちゃなんないし、面倒だなぁ。
左の写真は以前シャフトを抜いた時のバラバラ状態の写真。さっき取付けたばっかりのキャリパーもまた外さなきゃだよ。

見るに見かねたクルマ屋の大将、フロントの足廻りの構造をぱっと見て「おいおい、これ、サスのロワアーム外して外側に引っ張るだけでたぶん簡単にシャフト抜けるぞ。マウントのハウジング外すだけなら完全に引き抜く必要ないんだし」

・・・うーむ、さすがプロだ。。。言われた通りにやったら、ありゃりゃ、あっさりマウントハウジングが外れたよ。

外れたハウジングと新しいマウントを持ってさっさとプレスマシンに向かう大将。5分ほどであっさり新しいマウントがハウジングに圧入完了。車体に元通り組み付けて完成。所要時間30分ほどだよ。

「ドライブシャフトを抜く」=「ハブから完全に抜き取る」ことばかりを考えて面倒くさがってた自分。「マウントハウジングを外す」=「ミッションからシャフトが少しでも抜ければいい」と判断した大将。ここが素人とプロの違いだと痛感。

さあ、あとは車検を残すのみだ!