2021/01/31

右下がりのダンディー

実はずっと気になっていたことがあった。
我が205、真正面から見るとほんのわずかだけど左が下がってるのだ。足回りを何度も何度もバラしたり組み直したりしてるからサスペンションのアライメントなんかがデタラメになってるのか、毎回荷重がかかる運転席側のショックアブソーバが抜け気味で下がっちゃってるのか。。。

が、今回の車検でその謎が解けた。クルマ屋の大将から「ヘッドライトの光軸、左右デタラメだったぞ」と言われて解ったのだ。

左右の光軸がきちんと水平に合ってる状態で、向かって左のヘッドライトをよく見ると、バンパーとの隙間がえらく空いてる。

そう、下がっているのは車体じゃなくてバンパーだったのだ!


バンパーを車体に固定しているボルトを緩めて、バンパーを下からジャッキアップして正しい高さに戻し、再びボルトを締め直した。

1cmも違わないんだけど、たったこれだけで見た目が間違いなく水平になったから、人間の目の感覚っていうのはすごいと思う。

2021/01/24

18日遅れで車検合格!

2年前もトラブルで期限までに受けられなかった車検、今回もトラブルやらコロナやら出張やらで間に合わず、仮ナンバーを取って期限から18日遅れて何とか無事通過。
車検をお願いした車屋の大将の話によれば、今回は、パワステフルードだだ漏れ、ヘッドライト光軸デタラメ状態の2つで相当苦労された模様(苦笑)。「一応大変申し訳なく思ってはいるのでまた2年後もよろしくお願いします」って言ったら、大将「毎回車検場でハラハラドキドキなんだから、頼むから2年以内に廃車にしてくれ・・・」。
うるさい!そうはいくか!!

で、パワステフルードのだだ漏れの原因については、ホースバンドの緩みもあったけど、何よりリザーバタンクの蓋のパッキンがないために走行中の振動で溢れてきてた模様。。。
俺「えっ!?そんなところにパッキンなんて今まで見たことないよ」
大将「ないわけないだろーが!ついでにラジエータのキャップのパッキンもないぞ」
俺「えっ!?どうも締める時緩いと思った」

ホームセンターでテキトーなパッキンを見繕って買ってきた。

まずはパワステリザーバタンクのパッキン。
水回り製品で有名なカクダイの平パッキン・9851-18。

そして、ラジエータキャップのパッキン。
こっちも同じくカクダイの平パッキン・9851-23。

どっちもうまいことちょうどいいサイズの市販品が見つかって無事補修完了!めでたしめでたし。

2021/01/03

チェック機能搭載

205もまもなく29歳。ここ二、三年トラブル続きでいよいよヤバくなってきた。そこで、普段から簡単に状態をチェックできるように、正月休みを利用して2つばかり新装備を付けてみた。
ひとつ目は、昔作ったMotronicチェッカーの車載化。ボンネットを開けなくてもいつでもどこでも簡単にエラーコードの読み出しができるようにしてみた。

単に以前作ったチェッカーを一度バラして、メータークラスター右横のエアコン吹出口のパネルにLEDと押ボタンスイッチを装着しただけ。
押ボタンとLEDがやたら離れてるのは、以前別の目的で開けた穴を再利用してるから。左からひょろっと出てる配線はスマホ用の電源ケーブルで、今回の作業とは無関係。

裏側はこんな感じ。LEDの後ろに小さなユニバーサル基板を付けて、ここにフォトカプラと抵抗器2本が乗っている。クルマ側への配線は電源+、−とダイアグ配線の3本だけだ。

実際に使ってみた動画。これでいつでもどこでも気になった時にエラーコードが読み出せるぞ!・・・って、それより今出てるエラーコード"52"を何とかしなきゃダメじゃん。


二つ目の装備は、これも以前仮設したオシロスコープの常設化。
Android端末で表示ができる4chのオシロスコープ・POS-4っていう商品を使ってみた。
表示させるAndroid端末としては、そう、あのアンドロイドヘッドユニットを使うのだ。

例によってTDCセンサの出力、ECUのイグニッションパルス出力とインジェクション出力2系統の4chをPOS-4に接続して、このmicro USB出力をヘッドユニットのUSBに接続。
ヘッドユニットには専用のアプリをインストール。
さあ、ちゃんと動いてくれるかな?

いやはや何に驚いたかって、ヘッドユニット側では特に何も設定変更もせずにアプリを立ち上げただけで一発で起動に成功したこと。この怪しいMade in Chinaのヘッドユニットはこれまで何かやろうとした時に一発でうまくいった試しがほとんどないからビックリだよ。

見やすいように各波形の位置や電圧設定を修正したのが右写真。修正した設定は保存することができる。
上からTDCセンサ波形、イグニッションパルス、インジェクション出力1、インジェクション出力2の順。

エンジン始動のたびに毎回設定をロードしてRUNしないと表示できないのはちょっとひと手間ではあるけど、普段表示させるようなものじゃないから問題なし。それより何より調子が悪い時にいつでもどこでもリアルタイムで波形が見られるのは心強いぞ!
いずれ、スイッチ切り替えでエアフローメータの出力やら水温なんかも見られるようにすればOBD2ばりのチェックができるよ、これ。

2021/01/01

スパークプラグは重要だった

 前回の不調が解決してから1ヶ月も経たないうちに再びエンジンが吹けない現象が発生。
一発始動するしアイドリングも安定してるけど、2,000回転ぐらいからパワーが出ず吹けなくなる。近所の買い物ぐらいなら何ともないんだけど、坂道がなかなか登れない。高速道路なんてとても走れないだろう。
原因はあっけなかった。スパークプラグだ。外してみても見た目は何ともないんだけど、元日早々に新しいプラグに交換してみたらあっさり解決。修理ってほどのもんじゃないから写真も撮ってない。
正直プラグごときでこんな現象が現れるなんて思ってもいないから、実はここに行き着くまでにいろいろ回り道してしまった。

スロットル汚れ?エアフローメータ不良?燃圧不足?圧縮不良?タイミングずれ?・・・追っていくうちにここまでバラバラに。で、結果はプラグ交換で解決っていう実に情けない結果。
悪かったプラグは3年半ほど前にトラブった時に交換したイリジウムプラグ。イリジウムプラグってのは10万キロぐらいもつって聞いてるけど、どうもこれまでそんなにもったことがない。やっぱりポンコツに高級品は合わないのかもしれないと思い、今回は素直に一番安い普通のプラグに替えた。1本数百円だから、毎年交換したって結果的に安上がりな気がする。。。