205もまもなく29歳。ここ二、三年トラブル続きでいよいよヤバくなってきた。そこで、普段から簡単に状態をチェックできるように、正月休みを利用して2つばかり新装備を付けてみた。
ひとつ目は、昔作った
Motronicチェッカーの車載化。ボンネットを開けなくてもいつでもどこでも簡単にエラーコードの読み出しができるようにしてみた。
単に以前作ったチェッカーを一度バラして、メータークラスター右横のエアコン吹出口のパネルにLEDと押ボタンスイッチを装着しただけ。
押ボタンとLEDがやたら離れてるのは、以前別の目的で開けた穴を再利用してるから。左からひょろっと出てる配線はスマホ用の電源ケーブルで、今回の作業とは無関係。
裏側はこんな感じ。LEDの後ろに小さなユニバーサル基板を付けて、ここにフォトカプラと抵抗器2本が乗っている。クルマ側への配線は電源+、−とダイアグ配線の3本だけだ。
実際に使ってみた動画。これでいつでもどこでも気になった時にエラーコードが読み出せるぞ!・・・って、それより今出てるエラーコード"52"を何とかしなきゃダメじゃん。
例によってTDCセンサの出力、ECUのイグニッションパルス出力とインジェクション出力2系統の4chをPOS-4に接続して、このmicro USB出力をヘッドユニットのUSBに接続。
ヘッドユニットには専用のアプリをインストール。
さあ、ちゃんと動いてくれるかな?
いやはや何に驚いたかって、ヘッドユニット側では特に何も設定変更もせずにアプリを立ち上げただけで一発で起動に成功したこと。この怪しいMade in Chinaのヘッドユニットはこれまで何かやろうとした時に一発でうまくいった試しがほとんどないからビックリだよ。
見やすいように各波形の位置や電圧設定を修正したのが右写真。修正した設定は保存することができる。
上からTDCセンサ波形、イグニッションパルス、インジェクション出力1、インジェクション出力2の順。
エンジン始動のたびに毎回設定をロードしてRUNしないと表示できないのはちょっとひと手間ではあるけど、普段表示させるようなものじゃないから問題なし。それより何より調子が悪い時にいつでもどこでもリアルタイムで波形が見られるのは心強いぞ!
いずれ、スイッチ切り替えでエアフローメータの出力やら水温なんかも見られるようにすればOBD2ばりのチェックができるよ、これ。