2019/07/15

<番外>青プジョー、直管バリバリ事件

カミさんが職場から206でエンジンをバリバリ言わせながら帰ってきた。。。聞けば「歩道の段差越えたら急に暴走族みたいな音になった」そうな。なかなかいい音してるけど(苦笑)、さすがにこれは近所迷惑だ。

早速リアをジャッキアップして潜ってみると、、、
ありゃりゃ、完全にもげちゃってるよ。排気はマフラーを通らず、直管バリバリ状態だ。
エンジン側から来てマフラーにつながるフレア接続部分が腐食して付け根から脱落した模様。
エンジン側排気管の錆びた部分をディスクグラインダでカット。

マフラー側もサンドペーパーで磨いてきれいにする。

ステンレスの薄板を、排気管の内径(40mm)と同じ外径になるように丸めてロー付したパイプを製作。こいつを排気管とマフラーの双方の穴に差し込んで繋いでやろうっていう作戦だ。

双方を繋いだら、漏れがないようにおなじみホルツのガンガムを塗りたくる。っていうか、隙間に押し込んでいく感じかな。
表面が乾いてきたところでエンジンをかけて、排気熱で完全硬化させたあと、耐熱スプレーで塗装して完成!夜中でも迷惑にならない静かな静かなエンジン音に戻った。

・・・こうなると赤プジョーのエンジン音が目立つ。。。

2019/07/13

正規品の車速センサ

かれこれ10年前、ナビとオートクルーズ用にメーターパネル内部に苦心して取付けた手作り車速センサ。こいつが、メーターパネルを脱着するたびにセンサの位置を確認・調整しなくちゃなんないデリケートなものだった。って、ちょいちょいメータパネルを脱着する方もする方だけどさ。。。

いろいろ調べたらどうも当時の上級車種(プジョー605等)には純正で車速センサが付いていたらしい。
品番を調べてネットで漁ってみたら出てくるわ出てくるわ。値段も2、3千円ぐらいだったのでダメ元で取り寄せてみた。

ミッションのスピードメーターケーブル取出し部分にかますタイプだ。見たところ205の取出し部とよく似ていて、交換するだけでいけそうだ。
端子は3ピン。おそらく+、-、車速信号の三つだろう。

とはいえ3ピンのどれがどれだかわからないから、まずは分解してみる。

基板から回路図を起こしてみたところ、写真のような配列だと判明。
コネクタはおなじみのTE社製Junior Power Timer 3Pコネクタがピッタリ差し込める。

悩んだのが電源電圧。最近のクルマの車速パルスは5V出力が多いと聞いてるから、試しに5Vかけてみたところ出力は2.8Vだった。車速信号としては少々低すぎるような気がする。
思い切って12Vをかけてみた。出力は8V。うん、きっとこれが正解だな。

実車のメーターケーブル取出部と比べてみた。車速センサの分だけ高さが高くなってるだけで、取付部の寸法は全く同じ。

赤いドリブンギヤを新しい方に差し替えて、ミッションにポン付で装着。メーターケーブルも今まで通り上から差し込むだけだ。あとは、以前の車速センサの配線と入れ替えて無事完成。

カーナビは外しちゃって今はもう付いてないけど、同じように車速センサ信号を使うクルーズコントローラにはバッチリ効いてる。成功成功。