また不調。元日に交換したスパークプラグ、どうも本当の原因はこれじゃなかったようだ。同じような症状が再発。
エンジンは一発始動、アイドリングも静かで安定してる。街中も普通に走れる。なのに・・・
坂道を登れない。
元日に修理した時よりも明らかに悪化している。平坦な道ならほとんど違和感なく走れるのに、とにかく登り坂となると全然ダメ。アクセルをベタ踏みすれば2速までシフトダウンして登ろうとするんだけど、スピードは上がらない。高速道路のインター(こんな状態で行くなよ、俺)も下り坂で合流(そんなのあんまりないけど)するなら問題ないんだけど、登り坂だと頑張っても60km/hぐらいまでしか加速しないから合流が恐過ぎる。本線上では80km/hぐらいで巡航はできるんだけど、わずかな登り坂でもシフトダウンする始末。
アクセルを踏みまくるから当然燃費も悪化、水温も高めを推移。
1月のトラブルであちこちさんざん調べてるからもう点火系、燃料系じゃないと思う。回転が上がってて登坂できないならおなじみのミッションの滑りもあり得るけど、今回は回転自体が上がらないからこれも無罪。
別件でクルマ屋の大将に用事があったので、ついでに症状を話してみた。
「それ、触媒ふん詰まってるんじゃじゃないか?」
即答で返ってきた。
面倒だけど渋々触媒を外してみた。だってさぁ、大将はそう言うものの、3年前にファイバースコープで覗いてみた時は何ともなかったから大丈夫だと思うんだけどねぇ。。。
ありゃりゃ、出てきちゃったよ、触媒の破片。さすが大将、悔しいけどビンゴですわ!
見た目は消し炭。いや、例えはよくないけど、お骨・・・。
振ったりこづいたりするたびにどんどん出てくる。ひとしきり出切ったものの、振るとまだ中でガラガラ言ってる。デカいのがいくつも残ってるようだ。
覗いてみると、エンジン側の破損がひどくて、マフラー側はそれほどでもない。
大将から「抜くなら全部完全に抜かないとまた詰まるぞ」と言われてるから、マフラー側も穴からマイナスドライバーとハンマーで砕きながら出す。ひたすら出す。写真はすっかり出し切った状態。
それにしてもこんなにたくさん出てくるとはびっくり。
開けた穴はアルミ板をビス留めして塞いで、とりあえず車体に元通り復旧。
もちろん触媒無しで公道を走るのは違法行為だってわかってるから、新品は発注済み。でもね、でもね、ゴメンナサイ、ちょっとだけ試走させて(苦笑)。
うひゃー、走る走る!これが本来の205の性能なのか!発進も軽快、急な坂道もなんのその!初めて乗った時の楽しさがよみがえってきた。
大将からは「うるさくなるし排気も臭くなるからほどほどにしとけ」って忠告されたけど、予想したほどのうるささじゃない。排気の匂いだって、昔のクルマはみんなこんな匂いしてたよね?っていうちょっぴり懐かしい香り。しかも、高速道路主体とはいえ燃費はなんと14km/Lを叩き出した。
・・・はいはい、なるべく乗らないようにしますってば。なるべく、ね。
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