2018/02/06

最近の部品輸入事情

マトモに動かないエンジンを何とかするために部品を海外発注。

以前はイギリスのパーツショップにまとめて発注していたけど、近年ebayがすごく利用しやすくなった。205はアメリカには輸出されてないから、これまで部品はeBay.comじゃなくてイギリスのebay.co.ukやフランスのebay.fr、ドイツのebay.deで探さなくちゃならなかったんだけど、最近はすべてebay.comで一気に検索できるようになった。
しかも、国名や郵便番号を登録しておくと日本円換算で金額はもちろん送料まで表示される。これは便利!

どういう仕組みかわからないけど、決済金額には関税まで含まれているようで、以前のように商品受取り時に宅配業者に関税を支払う必要もなくなった。今まではピンポンが鳴ると毎度財布を持って玄関先に行っていたけど今は印鑑(もしくはサイン)だけでOK。

ただ、『International Shipping Free』(海外発送無料)という商品、これはちょっと気を付けたほうがいい。
送る側としては送料に自腹を切るわけだからとにかく一番安い手段で発送してくる。ただでさえ海外の郵便事情は日本に比べるとひどいもんだから、まして安い料金じゃマトモに届くわけがない。例えばイギリスの場合、Shipping Freeの商品は『International Economy』という便を使われることが多く、これだと平気で1ヶ月ぐらいかかることがある。もちろん、予備部品のようにすぐ使う物じゃなければそれでもいい。
でも、急ぐなら『International Standard』もしくは少し高いけど『International Tracked and Signed』等を選ぶべし。これならだいたい1週間程度で届く。一度、3日で届いたことがあってぶったまげた。

アメリカ、中国は総じて遅い。ドイツはなぜか送料が異常に高い。

また、どういうわけか知らないけど「売主はイギリスだけど発送元がリトアニア」っていう部品をけっこう見かける。リトアニアなんてどこにあるのかもよくわからないぐらい普段はあんまり縁のない国だけど、送料も安くて普通に届く。

Tracked便なら発送者からebay経由で荷物の追跡番号を知らせてくれる。DHLやUPS、TNTといった国際貨物輸送会社ならそのサイトでこの追跡番号を入力してやれば、発送国から自宅への配達完了まで一気通貫で検索できる。
ただ、国際郵便の場合はちょっと勝手が異なる。イギリスの郵便局ではイギリス国内から日本の国際郵便局に届くまでの追跡はできるけど、そこから先は日本郵便のサイトで検索しないと出てこない。追跡番号はどちらも共通だ。

最近は205の部品も供給が少なくなってきたので、よく利用していたイギリスのパーツショップでもOut of Stockが増えてきた。純正部品だけじゃなく互換品も視野に入れてebayで探すのが早いと思う。