2021/03/20

触媒コンバータ交換

イギリスに発注した触媒コンバータ、わりとデカいしコロナ渦中だから手に入るまで時間がかかると思ってたら、わずか5日ほどであっさり到着
今は英ポンドは高めに推移してるから日本円換算ではやや高めだったけど、それでも送料込みで1万7千円ぐらい。半年前ならもっとポンドが安かったから1万4千円ぐらいで買えたと思うとちょっぴり悔しい。
でも、国産車の触媒が4万だの5万だのすることを考えたらそれでもやっぱり格安だ。

今回購入した触媒は厳密には日本仕様じゃなくてEURO2規格の品物。さすがに日本仕様なんてのはイギリスにはない。よく比べてみると大きさや形状が若干違うけど、パイプの長さとジョイントの構造は同じだから取付けるには問題なさそうだ。

先週復旧したばかりの触媒(と言っても中身は空っぽだけどね)を取外して、新しい触媒をあてがってみて念のためうまく付くか確認。うん、大丈夫そうだな。

唯一明確な相違点は排気温度センサのジョイント口が付いてないこと。EURO2規格では排気温センサは不要なのか、もしくはどこか別の所に付いてるんだろうか。
排気管に穴を開けて、、、とも考えたけど、数百℃の温度を検知するセンサだから多少の誤差はあんまり関係ないだろうと判断。センサの感温部を排気管にぴったり抱き合わせて、アルミテープを巻いた上でホースバンドで締め付けてみた。検知してるのはあくまで排気管の温度で、実際の排気ガス温度じゃないけど、まあほとんど同じだろう。変に穴を開けてそこから排気漏れなんてされても困るし。

ちなみにもう一つのセンサ=O2センサの方は取付口がちゃんと付いてるから、こっちは問題なし。

無事取付け完了。
正規の触媒じゃないけど、排気音も静かになったし排ガスも臭くなくなったからおそらく大丈夫。これで堂々と走れそうだ。

2021/03/14

スパークプラグは重要、じゃなかったかも。。。

また不調。元日に交換したスパークプラグ、どうも本当の原因はこれじゃなかったようだ。同じような症状が再発。
エンジンは一発始動、アイドリングも静かで安定してる。街中も普通に走れる。なのに・・・
坂道を登れない
元日に修理した時よりも明らかに悪化している。平坦な道ならほとんど違和感なく走れるのに、とにかく登り坂となると全然ダメ。アクセルをベタ踏みすれば2速までシフトダウンして登ろうとするんだけど、スピードは上がらない。高速道路のインター(こんな状態で行くなよ、俺)も下り坂で合流(そんなのあんまりないけど)するなら問題ないんだけど、登り坂だと頑張っても60km/hぐらいまでしか加速しないから合流が恐過ぎる。本線上では80km/hぐらいで巡航はできるんだけど、わずかな登り坂でもシフトダウンする始末。
アクセルを踏みまくるから当然燃費も悪化、水温も高めを推移。

1月のトラブルであちこちさんざん調べてるからもう点火系、燃料系じゃないと思う。回転が上がってて登坂できないならおなじみのミッションの滑りもあり得るけど、今回は回転自体が上がらないからこれも無罪。

別件でクルマ屋の大将に用事があったので、ついでに症状を話してみた。
「それ、触媒ふん詰まってるんじゃじゃないか?」
即答で返ってきた。

面倒だけど渋々触媒を外してみた。だってさぁ、大将はそう言うものの、3年前にファイバースコープで覗いてみた時は何ともなかったから大丈夫だと思うんだけどねぇ。。。

ガラガラガラ〜!
ありゃりゃ、出てきちゃったよ、触媒の破片。さすが大将、悔しいけどビンゴですわ!

見た目は消し炭。いや、例えはよくないけど、お骨・・・。

振ったりこづいたりするたびにどんどん出てくる。ひとしきり出切ったものの、振るとまだ中でガラガラ言ってる。デカいのがいくつも残ってるようだ。

もう思い切ってホルソーで穴を開けて出すことにした。
覗いてみると、エンジン側の破損がひどくて、マフラー側はそれほどでもない。
大将から「抜くなら全部完全に抜かないとまた詰まるぞ」と言われてるから、マフラー側も穴からマイナスドライバーとハンマーで砕きながら出す。ひたすら出す。写真はすっかり出し切った状態。

出し切った。大量のお骨と綿、そして靴紐みたいなのが2本出てきた。
それにしてもこんなにたくさん出てくるとはびっくり

ひと休みしながら耐熱塗料で化粧直し。どうせ交換しなくちゃなんないんだけどね。


開けた穴はアルミ板をビス留めして塞いで、とりあえず車体に元通り復旧。

もちろん触媒無しで公道を走るのは違法行為だってわかってるから、新品は発注済み。でもね、でもね、ゴメンナサイ、ちょっとだけ試走させて(苦笑)。
うひゃー、走る走る!これが本来の205の性能なのか!発進も軽快、急な坂道もなんのその!初めて乗った時の楽しさがよみがえってきた。
大将からは「うるさくなるし排気も臭くなるからほどほどにしとけ」って忠告されたけど、予想したほどのうるささじゃない。排気の匂いだって、昔のクルマはみんなこんな匂いしてたよね?っていうちょっぴり懐かしい香り。しかも、高速道路主体とはいえ燃費はなんと14km/Lを叩き出した。
・・・はいはい、なるべく乗らないようにしますってば。なるべく、ね。