2011/05/05

プラグインガソリン車?

去年発電しなくなって分解修理したオルタネータが再び発電不能に。例によってチャージランプが灯きっ放しになって、走ってるうちにバッテリの電圧が徐々に下がっていく状態。このままではバッテリの電力を使い果たしたら充電器で充電するという、プラグインハイブリットならぬプラグインガソリン車だ(笑)。しかもこの下がり方だとおそらく50kmも走れまい。
原因として考えられるのは、当然のことながら前回修理時にリョービの電動工具用部品を流用してゴマかしたオルタネータのブラシだ。
早速オルタネータを外し、バラしてブラシを取り出してみた。
ローターとの当たり面は見た目には我ながらテキトーな流用品とは思えないくらいイイ感じの減り具合。おそらくこの接触面には問題はないだろう。
そうなると怪しいのは反対側だ。前回修理時は普通の電動工具と同じようにリョービのブラシをただ放り込んだだけで、スプリングの圧力で裏面の端子板と導通する仕掛けにしていた。実際にもこれで導通があったからヨシと判断して組み上げてしまった。しかし、元々のブラシはブラシ自体から配線が出ていて、これを裏面の端子にハンダ付けするという実に確実な構造だった。
今回はおそらく、ホコリやら汚れが金属板とスプリングの間に入り込んで接触不良を起こしたに違いない。当たり前だけど、電動工具とクルマでは使用する環境も時間も全然違うのだ。同じ考えでいいわけがないf^_^;。
そこで今回はブラシのスプリング底面に銅線をハンダ付けして引き出し、純正のブラシと同じように裏面の端子板にもハンダ付けしてやった(写真をろくに撮ってないのでおそらくこの文章だけじゃ全然わかんないと思う(苦笑))。

結果は今のところオーライ。チャージランプも灯かずちゃんと発電しているようだ。11Vを切っていた電圧も13.3Vと正常。これでしばらく様子を見てみよう。