2013/12/14

再びホイールシリンダお漏らし

最近またやけにブレーキ液が減ると思ったら、2年前に応急処置した左リアのブレーキからまたお漏らし。どうせ前回同様ホイールシリンダだろう。
いずれこうなるとは思って新品のホイールシリンダは用意してあるから、ここはちゃっちゃと交換。

タイヤを外してプーラでブレーキドラムを引き抜く。

汚れまくってるブレーキ本体。
やっぱり前回と同じくホイールシリンダ左側のゴムカバーから液漏れしている。
今回はホイールシリンダをバラすようなことはせず、そっくり交換して完了!

2013/12/01

一気に全開しちゃうドア<完治編>

ドアヒンジが壊れててちょっと開けただけで全開になっちゃう運転席のドア、以前テキトーな応急処置はしたものの擦り減ってきたのか最近になって再発。コンビニの駐車場でドアを開けるたびに隣のクルマに当てないよう気を遣わなくちゃなんないのは案外結構なストレス。

根本的に直そうとイギリスに注文しておいた新品のドアヒンジが届いたので早速交換。
4年前の作業時は「手が入らない」だの「奥まっててよく見えない」だのナサケナイ言い訳をしていたけど、よく見りゃ何のことはない、ナット二本とピン1本でヒンジだけ外せるじゃん。未熟者めっ!

これが外から見えるアーム部分。
左のピンを叩いて抜き、右のドア内部のナット2本を外せばドアヒンジは本体ごとそっくり外れる。
こっちが前回ボヤいてたドア内部にあるヒンジ本体。

上が外したドアヒンジ。下が新品のドアヒンジ。塗装はされてないけどどうせグリスまみれになるんだからそのままでも錆びることはなかろう。
古いヒンジはアームがグラグラだったけど、新しいヒンジは手じゃ動かないぐらいスプリングで固く締められてる。本来はこうなんだろうな。
新しいヒンジの取付けはアーム先のピン側を固定してからドア側のヒンジ本体のナットを締め込んでいく。うっかり先にヒンジ本体のナットを締めちゃうとピン側の位置が合わない(やってみてわかった)。

完成。
よく見ると新しいヒンジはスプリングの形状なんかがいろいろ改良されてるみたいだ。

交換した結果はバッチリ!ちょい開け、中間、全開の三段階で止まってくれるありがたいドアになった。って、普通のクルマなら当たり前のことなんだけどさ(苦笑)。

2013/10/27

在庫部品整理

先日の台風26号ではカーポートの屋根板が三枚飛んでっちゃうという不幸に見舞われたものの、205自体は相変わらず至って快調。

そんなわけで在庫部品の整理。
いやぁ、掻き集めたら買った記憶がないような部品までいろんなモノが出てくる出てくる(苦笑)。

以前に買ったことを忘れててダブって仕入れたモノも結構あるみたいだから(苦笑)、ちゃんとリストにしてみた。家の中にあるモノだけだから外の物置にはまだまだあるかもしれない。。。

205の部品もいよいよ入手困難になってきたので、あいにくですがどんなに頼まれてもいくら積まれても残念ながらどなたにもお譲りしません、あしからず(^_^;。

※ちなみに私の205のエンジン回りはちょいと特殊なので部品番号等はあてにしないように(特にタイミングベルト関連)。

2013/10/14

三代目のステアリング

何が驚いたって、ここ三ヶ月近くほとんどトラブルがない(笑)!
何よりもこれまでさんざん手こずらせてくれたエアコンがこの異常な酷暑の中ノントラブル!最近ガスを少々補充した程度だから、プジョー205としてはもう完治宣言してもいいレベルだろう。
ただ、経年劣化の波は待ったなしにやってくる。

6年前に交換したステアリング。リサイクルショップで千円で買ってきたヤツだからまあしょうがないけど、紫外線で劣化が進んでてもうあちこち革が剥がれてきている。

ステアリングとしての役割は果たしてるからそのままでもいいって言えばいいんだけど、 いつも触れる部分だけにやっぱり気になって仕方ない。

そんなわけで懲りずに再びリサイクルショップで見付けてきました、似たようなMOMOのジャンク品(^_^;。さすがに千円だとまたすぐにダメになりそうだから、一応前回よりは奮発して少しだけ高いヤツにしました(苦笑)。
店の駐車場で取り替えて帰宅。見た目大差ないので誰も気付いてくれません。。。

2013/07/21

張り替えた幌、早速トラブル発生


ふと気付けば、先日張り替えた幌の止めネジが抜けかかってるよ。


本来なら幌の裏側のこの穴にプラスチックのネジ受けが嵌ってて、そこに木ネジをねじ込んで止める構造になってる。おそらく経年劣化でモロけて落ちちゃったんだろう、そんなプラスチック部品はもう跡形もない。

要は幌の裏側でネジが受けられればいい。
そこでガラクタ箱から引っ張りだしてきたのがこれ。家の壁にネジやフックを付けるためのボードアンカー。

セットしてみたらこれが見事にピッタリ!

あっさりと固定に成功!
おそらく元々の固定方法よりもしっかりガッチリ止まってるんじゃないかな。

2013/06/15

幌・三代目

2004年に交換した幌も9年目、純正より高級なファブリック地とはいえいよいよあちこち傷んでボロボロになってきた。

縫い目の大半は経年劣化で糸が切れちゃってるし、リアウィンドウなんてほつれて外れかかってる。このままじゃ梅雨を越せるか心配だ。

前回同様大英帝国の幌屋さんから円高のうちに輸入しておいた新品の幌に交換することにした。輸送費、関税を含めても日本国内価格の半値。個人輸入ってのは、ただでさえ苦手な英文でのメールのやり取りがネックだけど、プジョーのためなら頑張れちゃうから不思議(苦笑)。

今回仕入れた幌はちょっぴり奮発して前回よりもランク上の20年耐久品。って、これだと車体より長持ちしそうだな(笑)。

前回交換した時は「次回は半日でできそう」なんてことを書いてたけど、9年も経ったらそんなもの覚えちゃいない(^_^;。古い幌を外しながら記憶の糸を辿るとだんだん何となく思い出してきた。
せっかくだから記録として細かい交換手順を残そうかと思ったけど、やっぱり始めると夢中になって写真を撮ることさえ忘れちゃう。

そんなわけで写真はあっという間に完成品になっちゃうんだけど、今回もここまで辿り着くには結局丸々1日かかった。
次回こそは半日で!と言いたいところだけど、メーカーの言い分が本当なら次回は20年後だから、どうせまた覚えちゃいないんだよな、これが。

ボディが多少ボロボロでも幌がきれいだとクルマ全体が引き締まってきれいに見えるから面白い。まだボンネットしか手を付けてない塗装も少しずつ塗り直して来年までにはピカピカの205にしてやりたいと思う。

2013/06/02

20km/h上乗せ表示のスピードメーター


スピードメーターが常に20km/h速く表示されるようになった。メーター読みで60km/hでも実際には40km/hしか出てないよ。停車中もご覧のとおり0ではなくて20km/h。
どうせ針の位置がズレただけだろうと、一度針を抜いて20km/h低くなるように挿し直したんだけど、近所のコンビニを往復しただけでまた元に戻っちゃった。何度繰り返しても同じ。
直しようはあるのかもしれないけど、よくわからないから予備のメーターパネルからスピードメーターだけ移植することにした。そっくり替えれば簡単だけど、予備品の方からは既に他にもいろいろ部品を外して移植しちゃってるからそうもいかない。


これがスピードメーター本体。表から見るとほとんど距離計部分しか見えない。真ん中の細いシャフトが針を振らす軸。スピードメーターとしての機構部は裏側にある。
距離計部分は予備品のを使うと当然ながらデタラメな距離になっちゃうから、ちょっと面倒でも壊れたメーターの方から逆移植。
完成。停まってる時はちゃんと0km/h(元々0km/hの目盛りはないけど)位置を指すようになった。もちろん走行中の速度もカーナビに表示される速度とピッタリ一致。その後50kmぐらい走り回ったけどズレることはないからこれで大丈夫だろう。

2013/05/04

オートマチックトランスミッションのご機嫌伺い

三代目オートマチックトランスミッションもぼちぼち8万km超え。ハズレ品ならそろそろヤバい兆候が見えてくる頃だ。ATF交換を兼ねてバラしてみた。

まずはATFパン。うはは、想像以上にキレイだよ。磁石に多少の金属粉は付いているものの、目立ったスラッジは見当たらない。
バルブボディも汚れは全くない。以前のATだったら表面全体に灰色のスラッジが付着、真っ黒なATFがダラダラ垂れてきたことだろう。
心配だったATFフィルタもほとんど汚れはなく、このまま再使用できそうだ。

さすがは元々プジョー306に搭載されていた最終型4HP14。おそらく、205の時代のモノから大きく改良されてるんだろう。

ATFはDIYでの全量交換は困難なので、自然に抜けた量だけ(2リッター強)を入れ替えてしばらくそこらを走り回ってからもう1度同じように入れ替える。これでざっくり全量の半分程度が入れ替わった計算になる。これを2万kmごとにやることにしている。
程度のいい中古ミッションも今では入手が難しいだろうから、できるだけ手をかけて延命してやりたいと思う。

2013/04/29

分割式ドライブシャフトブーツ・その2

ゴールデンウィーク。
縁の下を覗いてみると、、、左側のドライブシャフトアウターブーツがバックリ裂けてグリスが飛び散っていた。








さあどうするか。。。部屋にブーツの在庫はあるからその気になればすぐにでも交換はできる。まして今回は左側だから、交換のために必要となるドライブシャフトを抜く作業も比較的簡単だ。
ただ、、、二年半前に右側を交換した際に使った国産車用分割式ブーツ、一度あれを使っちゃうとダメだな。あまりにラクで、つい「今回も・・・」ってキモチになっちゃう(苦笑)。
しかし、あの時はたまたま近所のカー用品店の片隅に在庫処分品としてホコリをかぶった格安品があったからよかったけど、分割式はマトモに買うと安くても4千円ぐらいする。分割式じゃなければ手持ちがあるのに、手間を惜しむばかりにこの出費はバカバカしい。
とりあえず近所のカー用品店を見に行ってみた。
前回流用したミヤコ自動車製分割式ブーツ・M-502Gはさすがに置いてなかったけど、あの時と同じように在庫処分品は何個もホコリをかぶってまだ残っていた。その中から流用できそうなサイズのブーツを探してみる。

あったあった。M-537G、通常価格6,142円が処分特価1,842円也!この価格なら買いだ。
小径側26.7mm、大径側85.7mm、長さ87mm。205側のサイズは実測値で26.0mm、86.0mm、105mmだから、ほぼドンピシャ。長さがちょっと足りないけど、この程度ならちょいと引っ張りゃ伸びるだろう(苦笑)。
分割式だから簡単とはいえ、205の場合はドライブシャフト周辺が狭いから正直けっこうやりにくい。
でも、写真の通り分割部分の結合が済めばもう終わったも同然。あとはシャフトのユニバーサルジョイント部分にグリスを盛って、ブーツを大径側に被せる。



最後にステンレスバンドで締めるんだけど、しょせんサイズ違いの流用品だからブーツに付属のステンレスバンドではうまく嵌まらなくて、ここは汎用品を使用。
締め込みには専用の締具を使うと簡単。専用工具なのにそれほど高くない。
小径側、大径側共にバンドをきっちり締め込んで完成!

2013/04/13

やっぱりまた発煙

「来週あたりまた発煙しそう」と書いたブロアファン、ホントにまた発煙しちゃったよ(苦笑)。
さすがにこれ以上悪あがきしても無駄だろうとイギリスに手配しておいた中古品(新品はどこも欠品)が、今日無事届いた。一気に進んだ円安が懐に痛い。

届いた中古品。日本人ならたとえ中古品とはいえ売り物である以上それなりにキレイにするもんだと思うけど、どうやら西洋文化は違うようで揺すると内部からホコリやら枯葉やらたっぷり出てきた。
しかもよく見ればクモが巣を作ってるよ(矢印)。
つついたらクモの卵まで出てきた。当然イギリスのクモなわけで、こういうのを気をつけないと日本の生態系がおかしくなる。ちょっぴりかわいそうだけどライターでしっかり焼いておいた。
キレイに掃除して新旧比較・・・って、当たり前だけど全く同じだからあんまり意味ない。

ちゃちゃっと取り付けて完成。元に戻っただけだから、こういうのはあんまりおもしろくない修理だな(苦笑)。

2013/03/31

車内で発煙(自業自得…)!

夜、高速道路を100kmばかり走ってる時のこと。急に焦げ臭い匂いに包まれた。一瞬前を走ってるトラックの排気ガスかと思ったけど、そうじゃない。明らかに電気系の焦げ臭さだよ、これは。
匂いだけかと思って室内灯を点けたら、げっ、車内は煙が充満!まさか火事!?
あちこち調べたけど何かが燃えてるような様子はないからとりあえず窓を全開にして帰宅。

あらためて今日調べてみると、先週修理したヒーターのブロアファンの様子がおかしい。回ったり止まりかかったりを繰り返してる。やがてそうこうしてるうちに完全に止まってしまった。
いざ、再び分解。

モーターまでバラバラにしてみたところ、、、

あーあ、先週直したつもりのブラシ周辺が真っ黒焦げ(-.-;。ブラシが挿入されてる部分のプラスチックも溶けて炭化してる。
発煙の原因は間違いなくここだ。
おそらく、先週テキトーに削って寸法合わせしたつもりのブラシがちゃんと収まってなかったんだろう。
こうなったら素直にブロアファンをそっくり交換、といきたいところだけど、調べたらイギリスの部品屋さんはどこも『Out of stock』。

ブラシケースを外して何とかならないかにらめっこ。
うん、得意のプラリペアで何とかなるかもしれないぞ。

炭化した部分や溶けて変形した部分をむしり取って、その部分をプラリペアで新たに作り込むことにした。
新しいブラシを再度買ってきて、これを型にしてぴったりはまるように成型。

硬化したところでブラシがストレスなく動くようにヤスリで少しずつ削りながら調整して完成。

・・・何となく来週あたりまた発煙しそうな気もしなくないけど(苦笑)、、、まあそれまでにテキトーな代用品を探してみよう。

2013/03/24

そろそろ冷房の準備を・・・

ここ数日の間に桜は咲くわ夏日もあるわで、一気に季節が進んだ。日なたの車内では汗ばむほど。
そうなるといよいよエアコンの出番も近い。早速チェック。
ガス漏れについてはこれまでにかなり手をかけて直してきたこともあって、前回ガスチャージしてから半年以上経過したけどしっかり内圧がかかっている状態。それなりに減ってはいるけど、今までこんなに長く保ったことはない。減った分だけ追加チャージして冷房はOK。
ところが、今度はブロアファンからキュルキュルと異音。まあ、こいつもそろそろヤバい頃だとは思う。早速バラしてみた。

ギョエ〜〜〜!これ、モーターっていうよりホコリの塊だよ!

(薄ら赤いのは以前スプレー塗装した時に吸い込んだ塗料粉のせいです(苦笑))

ホコリを飛ばしてナイロンブラシで磨いてパーツクリーナーで洗浄。とりあえずピカピカになったぞ。

直流モーターである以上、こうなると心配なのはブラシだ。
取り出してみた。やっぱりかなり減ってる。いや、「残り僅か」って言う方が正しいぐらいだよ。
ところが交換したくてもこんな物、部品では入手不能。となれば例によってオルタネータの時同様ホームセンターの電動工具売場にGOだ。
ブラシのサイズをノギスで測ったところ、縦7.5mm、横6.0mm。元々の長さは減っちゃったあとだからわからないけど、とにかくこれぐらいのサイズのブラシが電動工具売場で手に入ればいい。
オルタネータの時はリョービさんだったけど、今回は日立さんのお世話になることに。999-100というカーボンブラシ。縦はぴったりの7.5mm、横はちょっと太めの6.5mm。
少々太い分は削ればいいだけだ。サンドペーパーで同じサイズになるまで削っていく。元々柔らかい材質だから調子にのると削り過ぎちゃうので要注意。

配線の取り出され方がちょっと違うから、そのあたりはチョイチョイっと工夫して(夢中で写真を撮りそびれたけど、こういうのが楽しい)、元通り組み付ければ完成。

もちろんモーター自体の摺動部や軸受は洗浄後にスプレーグリスを注入。キュルキュル音も消えて多少風量もアップ、今年の夏は快適だぜベイベー!たぶん。。。