2007/10/30

お取り寄せ

年に一度のお取り寄せ。イギリスのパーツショップ・Auto Fiveより注文しておいた部品が到着。なんでもメールによればイギリスの郵便局のストライキ中に重なってしまったらしく、いつもなら一週間もあれば届くところが3週間ばかりかかってしまった。

今回の注文の目玉は、先日ブチブチちぎれて補修に苦労したブリーザーホースと、おそらく次にやられるであろうクーラントホースそれぞれ丸々1台分。カミさんや友人からは「何、そのゴミみたいな荷物」と冷たい視線を向けられるが、205オーナーにとっては宝物だ(笑)。


とりあえずは先日の補修でなんとかなってるので、次回車検あたりを目指してヒマをみて交換していこうと思う。

2007/10/21

セミオートエアコン化

一連のトラブルも解決しすっかり快調な205で走りながら、またろくでもないことを思い付いてしまった(苦笑)。
すっかり秋の気配を感じさせる気候の中でせっかく直ったエアコンをONしているとさすがに冷えすぎて寒い。しかし205のエアコンは温度調整しようとしてもON/OFFと風量調整しかできない完全なマニュアルエアコン。
そこで思い付いたこと、「サーモスタット、付けちゃえ!」
空調技術者としては当然の発想である(^_^;。

で、どこかスマートな取付場所はないかと狭い車内を見渡したところ、目に止まったのがこれ、時計だ。

元々左ハンドルを想定して設計されたと思われる205の内装レイアウト、これがイギリスや日本向けの右ハンドルのモデルではちょうど時計の視線方向にハンドルがあって非常に見にくい。しかも時計はカーステレオにもついているんだし、先日取付けたワンセグ携帯ホルダーに携帯電話をセットしておけば位置的にもこっちの時計の方が遥かに見やすい。それに、変なところに神経質な私としては、いくつもある時計の時間表示が1分でもずれて違っているとこれまた気になってしまう(笑)。
だったら純正の時計なんて外しちゃって、この位置にサーモスタットを付けちゃえばいいじゃないか!

ここでさらに考えた。どうせ付けるならこの時計の中身をそっくりサーモスタットに改造できないものだろうか?そうすれば内装デザイン的にもオリジナルを損なうことはないし、取付けもラクだ。

・・・かくして、時計コンバージョン型エアコン用サーモスタットの設計が始まった。

心臓部である温度制御回路は一から設計するのは面倒だ。そこで今回はYahoo!オークションに出品されているデジタル温度計用にプログラムされた1チップマイコンを利用し(十川さん、大変助かりました!)、これを中心に今回の目的に合うように周辺回路を追加変更。


さらに、これらの回路が時計のケースにうまく納まるようプリント基板のレイアウトを設計。

久々のプリント基板製作だったけど我ながら満足のいく出来だ(^_^)。

プリント基板上に部品を装着し回路自体は完成。単体での動作試験も問題なし。


そしてこれを時計のパネルに組込んだのが左の写真。表示窓も調整ボタンも純正の時計と同じ位置にピッタリ合せてあるので(ボタンが1個増えた他は)見た目も時計とほとんど変わらないサーモスタットが完成!


元どおりコンソールに取付けてエアコン回路と配線を接続。

表示されているのは時刻じゃなくてもちろん室内温度『17.9℃』・・・って、作るのに日数かけ過ぎてもうエアコンなんていらない季節じゃん(笑)。

2007/10/13

またルームランプが落ちてきた

ルームランプの落下。205オーナーならおなじみのトラブルですな(笑)。

我が205も以前買ったその日に落下(;_;)、交換してからはとりあえずなんとか引っかかってる状態でここまできたが、今日、ついに道路の継ぎ目を越えるたびに落下する状況に陥った(-.-;。

ううむ、やはり爪が折れてる。4つあるうちの3つが無い。これじゃ落ちるよ(笑)。

そこで今回初めて造形補修接着剤『プラリペア』による修復にチャレンジしてみた。以前からとっても気になってた商品(^_^)。

付属の『型取りくん』という樹脂で折れた爪の型を取り、これにプラリペアを流し込んで爪そのものを作ってしまおうという作戦だ。


いやぁ、このプラリペアってヤツ、予想以上に素晴らしい補修剤!元の爪とほとんど同じ形状の爪が再生!調子にのって2つも余分に作っちゃったよ(^_^;。


できた再生爪をこれまたプラリペアで本体に融着。再び折れてしまうのを防ぐために、力がかかる部分にはてんこ盛りして補強。

完成品は純正品よりも確実にしっかりした爪を持つルームランプに変身!

こりゃ面白い!ってんでついでに内装のあっちこっちを修復。固定部分がほとんど割れてしまいダッシュボードにただ乗ってただけのメータフード部分もご覧のとおり復活。


プラリペア、こいつは病み付きになりそうだ。

2007/10/06

スタータモータ、ついに死す<後編>

計2台のスタータモータが壊れ、三度目の正直で入手したリビルド品のスタータモータが到着(写真下)。元々付いていたモノ(写真上)と同じValeo製だけど、ご覧のとおり大きさが二回りほど小さく、しかも軽い。取付ボルトの位置等は同じだからきっと後継モデルなんだろう。試しにネットで調べてみると、BMWのオートバイに使われてるスタータと同じモデルらしい。なんか少し悲しい(笑)。


ただ、コンパクトになったおかげで脱着性はかなり良くなった。今回インテークマニホールドまで外さなくちゃなんない主原因となったモータ後端の取付ステー が、このスタータでは軽量化のおかげで不要になったのだ。インテークマニホールド、次回は外さなくても脱着できそうな気がしなくもない。いや、難しいか・・・。それより、『次回』がないことを祈るべきか。。。

せっかくエンジンルームの臓物を半分ぐらい外してあるから、はやる気持ちを抑えて、配線保護チューブやらホースバンドやらを新品に交換し、インテークマニ ホールド内部やスロットルボディ、インジェクタも洗浄。


オイル汚れもできるだけ落としたきれいなエンジンルームにスタータモータを組付け、外した部品類 を元通り組上げて完成!2週間ぶりに走れるぞ〜!


蛇足:ジャッキアップついでに余ってたペンキを塗って『なんちゃってスポーツキャリパ』(笑)。

2007/10/05

エンジンルーム、バラし過ぎ(-.-;

交換用のスタータ待ちの間に余計な作業が発生。

エンジンルーム内を何度もバラしたり組立てたりしたせいで、経年劣化したブリーザホースがあちこちでちぎれまくりだよ(-.-;。

純正のブリーザホースなんてモノは手元にないから、ここはテキトーなホースをかき集めて接続するしかない(苦笑)。テキトーとはいえ一応耐油ホースだけど耐熱性は60℃、エンジンルームで使用するには少々(かなり?)心もとないが、ま、高いものじゃないから溶けたらまた交換すればいいや(笑)。


エアコン用の銅管継手まで動員して(笑)ツギハギだらけながらもなんとか配管完成!


使ったホースはカラフルだけど、幸い上からはほとんど見えないから結果オーライ。