2023/04/16

振り向けば、リアスピーカがいない。。。

左の写真だけじゃおそらく同じクルマに乗ってる人じゃないとどこのことだかわからないと思う。正式名称は『リアパーセルシェルフ』。リアシートの背後とその下のトランクの間を水平に仕切っている板だ。集成材(通称『馬糞板』)でできていて、濡れたりするとグズグズになっちゃうヤワい板。昭和の若者はここにカロッツエリアだのケンウッドだののロゴが眩しいリアスピーカをこれ見よがしに付けていた部分だ。

昭和オヤジとしてもやっぱりここに何もないのは寂しいから、リサイクルショップで左右セット2千円で売ってた写真のようなアゼストの中古スピーカを付けてたんだけど、ある日ふと後ろを振り返ったらそこにあるはずのスピーカが見当たらなかったっていうのが今回気付いたきっかけ。本来上部の長四角の穴に挿さって保持されているべきパーセルシェルフの爪がグズグズになって脱落、スピーカの重みでパーセルシェルフもろともトランクにずり落ちていた。

ちゃんと直すにはパーセルシェルフを交換するしかないんだけど、世界中の部品サイトを探してもさすがにこんな走行にも性能にも影響しないようなどうでもいい部品は見当たらない。
一度外して、グズグズになった部分を木工用ボンドかなんかを塗りたくって再度固めちゃうのがいいのかもしれないけど、それだと時間もかかるしどれだけ強度が戻るのかもわからない。

かといってお金をかけるような部分でもないから、思い付いてやったのがこれ。
脱落したパーセルシェルフを元の位置に戻して、トランク側から市販の突っ張り棒で支えてみた。リアスピーカ2台の重量が支えられればいいから一番細いヤツ。
幸い、突っ張り棒が当たるボディ側は両サイド共にしっかりしたフレームだったから、これだけでバッチリ固定できました。トランクからしか見えないし、まあこれでいいんじゃないかな。