2010/04/04

事態は急変、ミッション交換!<取付編>

整備を終えた代替AT。
しかし、そもそもプジョー306用だからそのままでは取り付かない。
ATセレクタリンケージのレバーとスピードメータドライブユニットを古いATから外してきて交換。
ちょっと面倒なのがインヒビタスイッチ。205用のインヒビタスイッチは写真の通りAT本体に端子が出ている。
テスタで各端子を当たったところ赤丸2つがパーキング/ニュートラルポジションを検知するスイッチ、黄丸2つがリバースポジションを検知するスイッチと判明。
306用の方はというと、4本のワイヤが引き出されていてコネクタになっている。
これも各端子を調べたところ、1-2間がリバースポジションスイッチ、3-4間がパーキング/ニュートラルポジションスイッチと判明。
205用とは単に取出し方が違うだけで同じスイッチ構成だからどうにでもなりそうだ。

いよいよ車体に搭載開始。
しかし、先にやっておくことがある。4HP14のトルクコンバータは(いや、他社もそうなのかもしれないけど(^_^;)横にすると勝手にスルスルと抜けてきちゃって、一度縦に起こさないと元に戻せなくなるという悪癖がある。

マニュアルによれば、ミッション脱着時にこれを押さえつけておくためのスペシャルツールがあるらしいけど、もちろんそんなものは手元にはない。
何かいいモノはないか?とあたりを探してたら、306用のセレクタリンケージレバーが写真の通りちょうどぴったりフィット!

この状態でクルマの下に引きずり込んで、外した時と逆の手順で復旧開始。バールで位置を調整しながら簡易ハンガーのフックで吊り上げ、同時にジャッキでも持ち上げていく。さすがに1人での作業はつらいから、ここは義弟を呼び出して手伝ってもらった。
外す時は重力に任せて勝手に降りてきたからよかったけど、装着となるとやっぱりなかなか手こずる。ジャッキアップするポイントを少しずつ変えてみたり、エンジン側の位置も少しずらしてみたりしながら2時間ほどかかって何とか定位置に。ズレないうちに急いでボルト数本を突っ込み仮締め。新しいミッションマウントを使って完全に車体に吊り込む。
ここまでくれば簡易ハンガーはもう不要。上部エンジンマウントも新品に替えてとりあえず日没までにボンネットが閉められる状態までこぎつけた。

インヒビタスイッチは配線をぶった切って、部屋に転がってたテキトーな4Pコネクタで接続。
ボロボロで被覆もはげ落ちていたオイルセンサの配線も新しいリード線に交換。











次の週末はドライブシャフトの復旧からスタートして、順調にいけば日曜日午後には試運転・・・となればいいけどなぁ(^_^;。

注:ミッション搭載作業中の写真は夢中になってたため一切ありません(苦笑)。

1 件のコメント:

きの さんのコメント...

やりましたね(^。^)

 きのでございます。

 とうとうやりましたね。
 さすが,おーしまさん。。
 またまた,スイッチ周りのところ有り難うございました。
 そうなっていたんですね。。
 私も306のAT・・・っと思っていたのですが,このスイッチの部分がどうしても踏み切れずに結局DFZのATに載せ替えたもので・・・
 この情報を頂ければ,まだまだ延命措置がはかれそうです。。。有り難うございました。。

 サーモキャップについても,流石ですね。。
 プラリペアは私も多用しておりますが,なるほど。。。です。

 私は,どうもホースバンドを締めすぎるキライがあるので,次回はインナーに薄肉の金属管を入れて真似させて頂きます。
 こちらも,有り難うございました。

 こちらもそろそろ暖かくなってきたので,205も本腰入れてメンテしたいと思います。
 おかげさまでレガシー(BE5)も車検を通し終えたので,タイベル,ブレーキ周りを片付けつつ205のメンテも手がけて行きたいと思ってます。

 ここまで来れば,な~んの問題も無く復旧しそうですね。。

 ネジ棒で吊ったと言う事でXY方向の自由度が少なく大変だったと思いますが,お疲れさまでございました。

 こちらは,そろそろ205関係部品の海外オーダーを考えておりますが,いかんせん言葉の障壁が高く苦労しております。
 こんなことも無ければ英語の勉強などしないので,頑張ってみたいと思いますが,なかなか一歩が踏み出せないでおります。。。

 高名の木登りではありませんが,あと一息。。。
 ごあんぜんに。。。