エンジンを始動し、おそるおそるシフトレバーを４速に。
スルスルスル・・・おおっ、無事クリープで動き出した！アクセルを軽く踏む。進む進む！やったぜベイビー！
前方に止めてあるレガシィの背後ギリギリまで前進させたところで、元の位置に戻そうとシフトレバーをRに。ギアがきちんとつながったのかエンジンの回転数が若干落ちるのを確認。ところが、、、
えっっ！？動かないよ？
アクセルを煽ってみる。それでもまったくバックしない。
とりあえずエンジンを切り、シフトレバーをニュートラルにして人力で押してみる。
重くて動かない。
そうだ、駐車場の地べたが205の後ろに向かってほんの少し坂になってるせいかもしれない。レガシィをバックさせて押してやろう。
レガシィのリアバンパを205のフロントバンパに当ててバックでググッと押してやる。バンパが軋む音がした。205はびくともしない。おかしい。明らかにおかしい。
ジャッキアップしてフロント両輪一緒にバック方向に回してみる。固くて動かない。シフトは間違いなくニュートラルなのに、なんで動かないんだ。
試しに両輪一緒に前進方向に回してみる。これはスルスルと回る。
片輪だけを回すと反対側の車輪はデフの効果で正常に逆方向に回る。これは前進方向でもバック方向でもちゃんと回る。両輪一緒にバック方向に回そうとした時だけロックして動かない。
ともかく何とかして205を元の位置まで後退させなくちゃなんないから、結局片側のドライブシャフトを再び抜いて４輪フリーの荷車状態にして押し戻した。
クルマ屋の大将に電話。
俺「ミッションは何とか自力で交換したけど、、、バックしなくなった。原因はなんだろう？」
大将（爆笑しながら）「見てみなくちゃわかんねぇなぁ。前進だけで来る自信があるならおいで〜(笑)」
って、30kmも離れてるのに行くかよ(笑)！
ATについての技術文献もひもといてみたけど、ニュートラルポジションの解説って案外載ってないんだよね。ニュートラルって、エンジン停止状態でも機能するってことは油圧で解放してるわけじゃないわけで、だとすればメカニカルな部分で解放されてないってことだよなぁ。
気になることと言えば、今回載せ替えたATを事前に分解してみた時にブレーキバンドが少々きついような気がしたんだけど、ニュートラルポジションとブレーキバンドの関連も今ひとつよくわからず・・・。
有識者の皆様、何か考えられる原因はありますでしょうか？？？
あ、「オートマの故障」とかいう漠然とした回答はご遠慮くださいませ(^_^;。「内部のプラネタリギアの○○が噛み込んでないか？」とか「バルブボディの油圧ラインの○○が詰まってないか？」といった具体的な情報大歓迎です。
3 件のコメント:
お～しまさま。
きのでございます。
なにやら，大変な情況に陥ってしまったようですね。。
お疲れ様です。
しかし，ドラシャ１本抜いて動かす。と言う技（知恵？）には，またまた感心致しました。
こういう技って，知識と経験が高い次元で両立してないと出てこないですよね。
すばらしい。
っで，肝心の症状ですが･･･。
ATの中身を正確に理解できていない私には何ともお役に立てるコメントはできません。。
すいませんね。。
ただ，私がATのオイルポンプを壊したときは，油圧が全く立たずに走行不能になりました。その時は，セレクタレバーがＰ以外のどの位置にあっても，空転していた様に思います。（すみません不正確な情報です。。）
今回の状態は，油圧が立たなくてもニュートラルポジションに戻らないと言う事だとすると，やっぱりメカニカルな問題なのでしょうか？
油圧系の嫌疑を晴らすには，これまで，おーしまさんが使用していたバルブボディーだけ，そっくり移植してチェックしてみるというのは如何でしょうか？
ミッション脱着しないで出来る事と言えばそれ位しか思いつきません。。
案外ブレーキバンドゆるめたらすんなり・・・かも知れませんね。。
続報期待しています。
頑張って下さい。。
＞きのさん
そうなんですよ、エンジン停止＆ニュートラル状態でまったく後ろ方向に動かないっていうのが解せないんです。。。なんかものすごくバカバカしいポカミスをやらかしてるんじゃないかと自分を疑い中(苦笑)。
バルブボディの換装は取り急ぎやってみようと思います。エンジン駆動中にかかった油圧がどっかの詰まりで抜けなくなってる可能性もありますからね。
半分ヤケッパチでもう一度降ろしてみようかっていう気になってるのも事実なんですけどね(^_^;。二度目は必要最小限の分解だけでもっと手際よくできそうですし。
いずれにしても今週末再挑戦です！
おーしまさま
きのでございます。。
半分ヤケッパチでもう一度・・・。
(゜ー゜)(。_。)(゜-゜)(。_。)うんうん。
その気持ち，よ～～～～く解ります。
某サイトでの私の書込みご覧頂いたかとおもいますが，２度目の脱着はホントスムーズです。。
勘所と要領はしっかりしてますからね。。
後は体力だけで・・・。
まぁ，そこも大きなファクターであるのは間違い無いのですが・・・。
何処かに溜まった油圧が・・・。
これも，そうですね。。
段層に積まれたバルブボディーのオリフィスって，やっぱり向きがあるのでしょうか？
私がやったときは，平板側に残ったオリフィスの跡等から推測して向きを決めて配置しましたけど・・・。ホントは違ってたかも？
後は樹脂玉？アイツが変なところに入り込むと圧が抜けない可能性ありますね。。
私が作業した場合には，おおいにあり得る事ですが・・・。
私がバルブボディを洗浄した時は，側面に埋まっていたスライドバルブ？には手を着けませんでしたが，エアガンでシュ～シュ～やったときに，パコパコ動いていました。
あの辺にもスラッジ噛み込むと油圧溜まりの原因になりそうですねぇ。。
今週末再挑戦とのこと・・・
私も今週末は，油まみれの作業服をきて車の下に潜る予定です。。。205か，BE5かは思案中ですが・・・。
また，気温が下がりつつありますが，お互い頑張りましょう。。。
御安全に・・・。
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