バスコークで固めたサーモスタットハウジングを装着し、入念にエア抜きをしながらクーラントを補充。充分暖気して近隣を一周したのち、ATF量をHレベルぴったりに調整。さあ、いよいよミッション交換の成果を実感するべく高速道路を含めた約100kmの試運転だ!
まず感じたのは加速が力強くなったこと。変速時のショックもほとんどないし、バックギアの切り替わりも以前よりスムースだ。アクセルを思いっ切り踏み込んだ時のキックダウンも正常に機能している。エンジンマウントとミッションマウントを交換した効果かアイドリング時の振動も激減。
意外な副産物が変速パターンの変化だ。後継のプジョー306のミッションだから改良されてるのかもしれない。
205に積まれていたこれまでの4HP14は3→4速のシフトアップがだいたい50〜60km/hあたりだったから、日本の普通の幹線道路を走っていると頻繁にシフトチェンジが起こる。これがこのミッションが日本では短寿命であることの原因とまで言われていた。
ところが今度の4HP14は同じ3→4速のシフトアップポイントが60〜70km/hまで引き上がっている。このおかげで特に意識しなくても一般道では3速中心、高速道路やバイパスでは4速が中心で走れるようになった。これが実にスムースで快適。4→3速へのシフトダウン時のショックが少々大きいけど、これは他のシフト時のショックがほとんど感じられないから目立つようになっただけだろう。
100km走行後には念のためエンジンルーム内もチェック。
ATFのレベルもクーラント量も問題なし。何より今回ミッションの交換と同時にブリーザホースやらクーラントホースも交換した効果で、オイル漏れ、クーラント漏れが完全になくなった。驚いたのはサーモハウジングの補修に塗りたくったバスコークの威力。プラリペアでも接着剤でもクーラントが滲み出てきてたのに、バスコークで完全に止まった。クーラント漏れにはこれからはバスコークだ(笑)。
すべてにおいて確実に以前よりよくなった我が205(^_^)、これでまだまだ5年以上はいけそうだ。
3 件のコメント:
おーしまさん
きのでございます。
バスコーク!
私も使ってます。
普通のコーキングより,ネジキャップで保存できるので,ちょっと割高でも使いやすいですよね。。
私は,エンジンブロックのベント弁が折れて,そこからクーラントが吹き出したときにM8ネジにバスコーク塗って閉止しました。
その後,そこからは漏れはありません。。
ミッション調子良さそうで良かったですね。
やっと一段落・・・と言うところでしょうか。。
私はと言うと,おーしまさんの回路図参考にして反転回路作ってみました。
昨日組み上げて,今晩仕上げに取りかかります。
トランジスタとダイオードが同じものが入手出来なかったので,類似品を使うことにしました。。
ダイオードは10Dのダイオードが無く,30V仕様のダイオードで,トランジスタは2SC1517Aを使うことになりました。。
今晩,仕上げを済ませたら明日にでも実装してみようと思います。
上手くいけば良いですけど・・・。
そうそう。
後5年と言わずに,高い税金取られても頑張りましょうよ・・・
では,では~
おーしまさん。
きのでございます。
昨日スターターリレーの取り付けができました。
無事に動作確認しました!
ありがとうございました。
一応回路の中身は自分なりに理解したつもりなんですが・・・動作でちょっと疑問に感じたところがありました。
エンジン始動時に46Aに12VかかりリレーがONしますよねぇ。。。
そんで、ALTからの12Vで46Aの電圧をグランドに逃がす・・・。
確かに一度エンジンが始動してから再度セルを回そうとすると回らないのでちゃんと機能していると思うのですが、最初の始動の時にもALTからの電圧でリレーがOFFになってもいいと思うんですが、私の組んだ回路ではキーを戻すまではセルが周り続けます。
なんか組み間違いしてるのかな?
まぁ、本来の目的は達成できているので、これで良しとしちゃおうと思っていますが・・・
なにかヒントがあれば教えてください。
今日はガラクタを溜め込んでしまった物置の片づけをしようと思ってま~す。
では、では~
>きのさん
お疲れさまです。
ALTの電圧検出はオルタネータのL端子から取られてますでしょうか?オルタネータの発電出力の隣にある平型端子がL端子なので、ここから配線を分岐してエンジン始動検出をさせれば始動と同時にセルモータは止まってくれるはずです。
いずれにしても一発始動は気持ちいいですよね。って、こんなことで嬉しくなるクルマ自体が問題なんですけど(笑)。
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