もう何年も使い続けてるからいいかげん買い替えてもいいんだけど、カーショップでいくら探してもドリンクホルダにセットするタイプばかりで、このようなエアコン吹出口に直接取付けられるタイプはどういうわけか今は皆無なのだ。205のこのいかにもすぐ割れちゃいそうなヨワヨワな吹出口にドリンクホルダ+灰皿の両方の加重をかけるのはあまりに酷なこと。
そんなわけで、今回はあえてこの千円もしないようなカーグッズを直すことにした。
プジョー205CTI。 1983年、ちょうど高校を卒業し運転免許を取った頃にデビューしたフランス車。あの頃、カー雑誌でひと目見て憧れたものの、300万円を超えるクルマなんてモノは夢のまた夢でした。 やがて'90年代半ばにはとうとう生産中止。後継モデルは現代風の角のとれた流麗なデザインになりましたが、あの頃の憧れはそう簡単に捨て去ることはできません。オープンであることを除けば当時のファミリアやカローラIIとたいして変わらない外観なのに、どこか垢抜けてて洒落たイメージに映るのはさすが世界的デザイナー・ピニンファリーナの実力。 そんな20年近く恋焦がれた夢を叶えるべく、2002年、「買い手が付かなければ解体屋送り」と言われた'92年式ポンコツ車を愛人に迎えたおーしまの奮闘記。
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