2010/12/26

ふらつくハンドル

以前はそんなことなかったのに、このところまっすぐ走ろうとしてるのにどうもハンドルが落ち着かない。ショックも替えたしミッションも替えたしエンジン落ちたし(笑)、おそらく足回りのアライメントがデタラメになってるんだろう。

素人に簡単にできることといえばトー調整ぐらいだ。
 早速、前輪の前後の幅を測ってみる。今回は角材とCチャンネル材を使ってみた。 
・・・・・
やっぱり、、、後ろ側の方が5mm以上も狭い。本来ならトーインとするべきなのに完全にトーアウト。どうりでハンドルはセンターに落ち着いてくれないわけだ。
トーはタイロッドエンドの長さを調整すればいいんだけど、見れば左右で全然違ってた(苦笑)。ネジ山部分の長さで左=15mm、右=9mm。根本的にデタラメな状態だ。
とりあえず左右のタイロッドの長さを同じに揃えてみる。トーインになるように全体としてはやや長めに、左右共に13mmにしてみた。
すると、タイヤをまっすぐにした状態ではステアリングが30°ぐらい傾いた状態になることが判明。タイロッド長が左右デタラメな状態でステアリングだけを見かけ上まっすぐ取付けてたわけだ(苦笑)。これは以前ステアリング交換した際の大失態。

念のためロックトゥーロックでセンターを調べてみる。
左にいっぱいに切った状態と右にいっぱいに切った状態で、本来なら対称の切れ角にならなくちゃいけないのに、ご覧のとおり左の方が切れ角が大きい。
センター位置を決めた上でステアリングを外し、まっすぐな状態で差込み直した。

ここをスタートラインにしてようやくタイロッドを細かく調整していく。1/4回転も回せば確実に変化が現れる微妙な作業。ほんの少し調整しては走ってまた調整。メーカーのトーイン基準値は1.0±0.5mm。そこまで正確には測れないけど、最終的にはだいたい1〜2mmぐらいには収まったと思う。

試しに走ってみると、おお、なかなかいいじゃん!ふらつきもほとんどないしステアリングの戻りもいい。結果はすべて良好。
でも、冷静に考えてみれば今回の作業は修理でもなんでもなくて、単に本来あるべき状態に戻しただけってことだよなぁ(苦笑)。

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