2009/06/20

理想的な車速信号取出しに成功!<完成編>

前回、スピードメータ内の磁石の磁力をリードスイッチで拾うことで理想的な車速信号の取出しに一応成功したけれど、リードスイッチの耐久性には不安を残したままだった。が、今回、この磁力を検出するのになかなかいい部品を発見。NECのMRSC92Bという磁気センサ。見た目は普通の小信号用トランジスタだ。しかも値段もトランジスタ並みでなんとリードスイッチと同じ100円!これなら多少の周辺部品が必要とはいえほぼ半永久的に壊れることはない。

回路はこうしてみた。毎度おなじみのフォトカプラを介して5Vのパルスに変換。こんなモノのために消費電力を無駄に食うのはもったいないから出力側の分圧抵抗2本は高めの抵抗値にしてるけど(私のナビはこれでも認識してくれる)、相手側もフォトカプラで受けてる場合には1/10ぐらいにした方がいいのかもしれない。

回路部分はメータパネルの裏の隙間にも収まるように極力小さく作った。
これを熱収縮チューブでくるんで、3Pのコネクタ経由で磁気センサ・MRSC92Bと接続。あとは前回のリードスイッチをこの磁気センサに取替えて配線すれば完成。





結果はもちろん良好。もっともべつにこれまでのリードスイッチと変わるわけじゃないからあんまり面白くないんだけど(苦笑)、まあこのセンサならおそらくこの205に残された余命以上に長持ちするに違いない。ちなみに、ワイヤー式のスピードメータを搭載しているクルマであれば、メータの構造なんておそらく変わりゃしないからたぶんほとんど全車に応用可能です(^_^)。

0 件のコメント: