2010/09/19

ボンネットが開かない・・・

エンジン脱落から無事復帰した205、大将の工場ではとりあえず走行できるようにすることを優先で組み上げたけど、エンジンルームの配線がグチャグチャなままだったので整線しようとボンネットオープナーを引いた。
「スコッ!」
ありゃ?手応えがないよ。
・・・理由はすぐにわかった。以前から、ボンネットキャッチャ側のワイヤの引っかかりが甘いことが気になってた。まず間違いなくそこが外れたんだろう。

直すにはまずはボンネットを開けなくちゃなんない。・・・って、どうすりゃいいんだよ!? 

フロントグリルのライオンの頭上の隙間の奥に小さな穴を発見。位置的に考えてもおそらくこれが緊急解放用の穴だろう。ここに何か特殊ツールを突っ込んで何かすれば開くんじゃないだろうか。

もちろん特殊ツールなんてものはない。けれど、キャッチャの構造は以前バラした時に見てるから何となく覚えている。

細いマイナスドライバを突っ込んで、手先に神経を集中させて穴の内部で当たる物の形状を探ってみる。
「おっ、これがたぶんボンネット側のピンだな」
「むっ、この感触は開閉用のスプリングだ」
一人でブツブツ言いながらも、まさかこんなことで結局はディーラーの世話になんなくちゃいけないのかと内心結構焦っている(苦笑)。

その時、スプリングの反対側に何か金具のような物の手応えを感じた。
「もしかして・・・」
ドライバを当ててハンマで一撃!
「バンッ!」という音と同時にボンネットが上がった\(^o^)/! 

アッパーサポートを外してワイヤとキャッチャをつなぎ直し、外れないように叩いて曲げ加工して完了。一時はどうなることかと思ったけど(最近多いな、こういうケース(^_^;)、以前何気なくうろ覚えしてた部品構造の記憶がこんな時に役に立つとは我ながら感心感心(苦笑)。

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