素人整備で最もやってはいけないことをやらかしてしまいました(-.-;。
片側3車線の天下の大国道を60km/hで走行中にゴトゴトとステアリングがぶれ始め、直感的に「何だかわからないけどこりゃヤバいぞ!」とクルマを左に寄せ、左折して細い路地に緊急避難しようと大きくステアリングを切ったその時!
いきなり右のタイロッドエンドが外れました(-.-;。
国道から斜めに路地に頭を突っ込んだ状態でもうどうにもこうにも走行不能に。
クルマを降りて見てみると、左タイヤはちゃんと左に向いてるものの右タイヤは見事にまっすぐのままだ(苦笑)。
とりあえず右前のタイヤを手で無理やり左方向に向けて、乗り込んで何とか国道から路地内にクルマを納め、今度はまた降りて手で両タイヤをまっすぐに向け直して再び乗り込んでソロソロと路地奥の邪魔にならない場所へ移動。
故障中とわかるようにハザードを焚いてボンネットとトランクを開け、後方に三角表示板を置いて準備だけは完了したところで、さて困った。
ロッドを固定していたナットなんてモノはもうとっくにどっかにすっ飛んじゃってて見当たらない。何か代わりのナットはないものか。
見付けた。上部エンジンマウントのナット。3つも付いてるから1個ぐらい拝借してもとりあえず大丈夫だろう(^_^;。
ジャッキアップしてタイロッドエンドを差込み、エンジンマウントのナットで無理やり固定してみる。ところが、元々ネジ山が合わないのか、はたまた山が潰れちゃってるのか、3回転ぐらい締めたところでそれ以上は全く締まらなくなってしまった。
そうは言ってもこの場ではもうこれ以上どうにもならない。
自宅までできるだけ直線で帰れる道順を考えて、フニャフニャするステアリングを握りしめながら数km走ってはナットの状態を確かめて、何とか30kmあまりを走破して帰宅。
ミッションを交換して足回りを組上げた時に、確かにネジ山の感触がおかしかったのを覚えている。翌日じっくり見てみるとやっぱりネジ山が崩れていた。
タイロッドエンドの代品は手配した。でも、とりあえず明日も出かけなくちゃなんないから、ダメ元でダイスでネジ山を切り直して新しいナットで固定。一応ガッチリ付いたみたいだからとりあえずこれで急場はしのげそうだ。
本来ならタイロッドエンドを外した時は都度ナットは新品にするべきとされている。素人整備はこういうところの認識が甘いんだと痛感。自分個人の問題じゃなくて、一歩間違えれば他人を巻き込んだ大事故になっていたかもしれない。今回ばかりは強く反省。
当ブログをご覧の皆様も充分ご注意くださいませ。
3 件のコメント:
今日、タイロッドエンド発送したからね。
早く修理してあげて。
うはは、ご協力感謝しております(^_^)。
ブツは本日無事に手元に届きましたので、連休中になんとかしようと思います。
おーしまさま。
きのでございます。
なにやら、大変なことになりましたね。
しかし、救助も呼ばず自力で帰還したとは、毎度恐れ入ります。
タイロットエンド・・・
確かに何度もばらしていますが、私も新品のボルトに交換したことありません。
それどころか、ダストブーツの破れもテフロンのシールテープで補修して使用しているくらいです・・・。
我が家の205は主に家内が使用しているので、もし同じ様な状況になったら・・・と思うとぞっとします。
一昨日までに、おーしまさんのブログを参考にさせていただいてボンネットとフェンダーをマツダ純正色に塗り上げたところですが、ちょっと駆動系の点検をしておこうと思います。
しかし、毎度のことながら臨機応変な対応に関心いたします。
昨日と今日はレガシーのタイベル交換を実施して先ほど作業が終了したところです。
自分の車は自分で責任をもってメンテナンスする・・・。
大事なことですよね。
私も気をつけたいと思います。
これ、もし修理工場でやったとあっては、大変な問題になるでしょうね。。
プロは本当にナット新品に交換しているのでしょうか?確かにゆるみ止めナットで、再使用不可となっていますが・・・
何はともあれ、大事故に発展せずによかったですね。
車もダメージ少なそうで何よりでした。。
お疲れ様です。
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