2025/01/18

ホーンボタン装着再挑戦

事故の修理も終わり車検も無事通っていつもそばに205がいると、放っておけずにいろいろ手を付けたくなる(←悪い癖だ)。

運転席に座っていて考えた。やっぱりこの目の前のステアリングのホーンボタンを活かしたい。まあ、ホーンなんて年に1回鳴らすかどうかなんだけど。

ただ、以前ステアリングシャフトの中空部にキャプタイヤケーブルを通す作戦を試みて大失敗している。。。

ふと思い立った。無線式にしたらどうだろう。

1セット数百円のMade in Chinaのいかにも怪しい無線式押ボタンを仕入れてみた。
送信ボタンの中身をバラして、送信基板上のタクトスイッチを取っ払って、その配線をMOMOのホーンボタンに接続。

送信基板はステアリングボスの中でブラブラして断線しないようにホーンボタンの裏に付属してた両面テープで貼り付けた。それにしてもこれ、なんだか元々ホーンボタン用に作られたんじゃないかって思うぐらい寸法が似通ってるんだよねぇ。

受信機側からは電源配線と接点出力を取出す。
電源はヒューズを介してバッテリの+回路(ホーンはキーOFFでも鳴らせるからね)とアースに接続。
接点出力の方は純正のウィンカーレバーにあるホーンスイッチに並列接続。次回の車検で要らぬトラブルにならないように、どっちのスイッチを操作してもホーンが鳴るようにしておいた。

成功成功!MOMOのホーンボタンでクラクションが鳴るようになりましたー!

実はこの無線式ボタン、安いから二種類買って実験してみたんだけど、もう一方のヤツはボタンを押して離した時にほんの少し遅れて音が止まる(OFFの反応が遅い)。これだと一番使用頻度が高い「プッ」っていう短い鳴らし方ができない。ちょっと押しただけでも長めに「プー」ってなっちゃう。比べてみて結局今回取付けた方に決めた。まあこのあたりは個体差もあるのかもしれないから、複数購入して試してみた方がいいと思う。

あ、ついでに怪しかったオルタネータも注文していた再生品が届いたので交換しました!これで当面は安心!

2025/01/13

お漏らし修理

ラジエータがヤバい。時々お漏らしする。二年前にすでに始まってたから、今回はいよいよ交換することにした。ラジエータ自体は入手済みだから、とにかく交換するだけだ。

右前のタイヤを外して、タイヤハウス内に見えるロワーホースを外してクーラントを抜く。
その間にフロントグリル、ラジエータ上部フレーム、ラジエータ固定クリップ等、邪魔になるモノは全部外しておく。

概ねクーラントが抜けたら、上部の太いアッパーホース、細いリザーバホース、水温センサ(正しくは『水温スイッチ』だね)のコネクタを外して、ロワーホースが付いたままラジエータを抜き出す。ラジエータ自体は特にネジ止めされてるわけじゃないから半ば強引に引っ張り上げればいいんだけど、この時ロワーホースに傷が付かないように気を付ける必要がある。ホントならロワーホースとラジエータも分離してラジエータ本体だけを取り外せればいいんだけど、この接続部のホースバンドにはどうにもこうにも手が入らない。これが205のラジエータ交換時の一番のコツかな。

外したラジエータ。ボロボロだけど、何年も経てばまあこんなもんだよね。
『お漏らし箇所』というのはちょうどパワステの油圧ホースが干渉していた部分。
今回、この忌まわしいパワステホースも根本から方向を修正して、ラジエータとのクリアランスが十分取れるように工夫した。

新しいラジエータ。上の写真のような古いラジエータにあった上部に突き出た補給口が左右ともにないんだけど、まあエア抜きをしっかりやれば問題なかろう。

サイドタンクはこれまでの真鍮製じゃなくてイマドキの樹脂製。おかげで軽い軽い。

古いラジエータから外してきた水温センサのパッキンはボロボロだったからホームセンターに行って買ってきた。おなじみカクダイ製の内径22mmの平ゴムパッキンだ。水温センサ自体は6年前に交換してるから問題なかろう。

外した時と同様にロワーホースは先にしっかり付けておく。しつこいようだけど、あとからじゃここのホースバンドは狭くてどうにもこうにも締められないからね。

上の写真にも書き込んだ通り下部に立派なゴムブッシュが付いてたけど、これ、不要でした。このまま取り付けてみたらブッシュの高さ分だけラジエータが上に出っ張っちゃって、どうにもこうにも固定クリップが付かない事態に直面。縁の下に潜ってバールでラジエータを持ち上げながら一生懸命外すことになった。そもそも車体側の受けにゴムが付いてるから、ラジエータ側には不要なわけだ。

ロワーホースがタイヤハウス側に行くようにうまく誘導しながらラジエータ本体を車体に取り付ける(左の写真は、間違って下部のゴムブッシュを付けたままだから上面がきちんと納まってない)。
上に突き出てた補給口がないのはスッキリしてて悪くないね。

ロワーホース、アッパーホースをつないだら、リザーバタンクからクーラントを注入していく。エア抜きのために上部の細いリザーバホースはまだ繋がない。

やがてこのリザーバホース口からクーラントが溢れてくるから、ここでリザーバホースを繋いでエンジン始動。しばらくするとリザーバタンクの水位が下がるから、ここでまたこのホースを抜いてまた溢れるまで補充。これを何回か繰り返すことでエア抜きを完了させる。
下回りを覗いて漏れのないことを確認して完了!

エンジンルームの清掃も同時進行でやったから結局1日仕事になっちゃったけど、いずれにしてもこのクソ寒い真冬にやる作業じゃないと痛感。それほどの漏れじゃなかったから、暖かくなる春先まで騙し騙し乗っててもよかったかも。。。