ラジエータがヤバい。時々お漏らしする。二年前にすでに始まってたから、今回はいよいよ交換することにした。ラジエータ自体は入手済みだから、とにかく交換するだけだ。
その間にフロントグリル、ラジエータ上部フレーム、ラジエータ固定クリップ等、邪魔になるモノは全部外しておく。
外したラジエータ。ボロボロだけど、何年も経てばまあこんなもんだよね。
新しいラジエータ。上の写真のような古いラジエータにあった上部に突き出た補給口が左右ともにないんだけど、まあエア抜きをしっかりやれば問題なかろう。
概ねクーラントが抜けたら、上部の太いアッパーホース、細いリザーバホース、水温センサ(正しくは『水温スイッチ』だね)のコネクタを外して、ロワーホースが付いたままラジエータを抜き出す。ラジエータ自体は特にネジ止めされてるわけじゃないから半ば強引に引っ張り上げればいいんだけど、この時ロワーホースに傷が付かないように気を付ける必要がある。ホントならロワーホースとラジエータも分離してラジエータ本体だけを取り外せればいいんだけど、この接続部のホースバンドにはどうにもこうにも手が入らない。これが205のラジエータ交換時の一番のコツかな。
『お漏らし箇所』というのはちょうどパワステの油圧ホースが干渉していた部分。
今回、この忌まわしいパワステホースも根本から方向を修正して、ラジエータとのクリアランスが十分取れるように工夫した。
サイドタンクはこれまでの真鍮製じゃなくてイマドキの樹脂製。おかげで軽い軽い。
ロワーホースがタイヤハウス側に行くようにうまく誘導しながらラジエータ本体を車体に取り付ける(左の写真は、間違って下部のゴムブッシュを付けたままだから上面がきちんと納まってない)。
古いラジエータから外してきた水温センサのパッキンはボロボロだったからホームセンターに行って買ってきた。おなじみカクダイ製の内径22mmの平ゴムパッキンだ。水温センサ自体は6年前に交換してるから問題なかろう。
外した時と同様にロワーホースは先にしっかり付けておく。しつこいようだけど、あとからじゃここのホースバンドは狭くてどうにもこうにも締められないからね。
上の写真にも書き込んだ通り下部に立派なゴムブッシュが付いてたけど、これ、不要でした。このまま取り付けてみたらブッシュの高さ分だけラジエータが上に出っ張っちゃって、どうにもこうにも固定クリップが付かない事態に直面。縁の下に潜ってバールでラジエータを持ち上げながら一生懸命外すことになった。そもそも車体側の受けにゴムが付いてるから、ラジエータ側には不要なわけだ。
上に突き出てた補給口がないのはスッキリしてて悪くないね。
ロワーホース、アッパーホースをつないだら、リザーバタンクからクーラントを注入していく。エア抜きのために上部の細いリザーバホースはまだ繋がない。
やがてこのリザーバホース口からクーラントが溢れてくるから、ここでリザーバホースを繋いでエンジン始動。しばらくするとリザーバタンクの水位が下がるから、ここでまたこのホースを抜いてまた溢れるまで補充。これを何回か繰り返すことでエア抜きを完了させる。
下回りを覗いて漏れのないことを確認して完了!
エンジンルームの清掃も同時進行でやったから結局1日仕事になっちゃったけど、いずれにしてもこのクソ寒い真冬にやる作業じゃないと痛感。それほどの漏れじゃなかったから、暖かくなる春先まで騙し騙し乗っててもよかったかも。。。
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