2024/12/28

車検直後にトラブル

例年一筋縄で通らない車検。「また何かあると嫌だから早めに行っとこう」というクルマ屋の大将のご意見に従って、1月の期限までまだ半月以上あるけど年内に受検。
今回は見事一発通過!
で、引取りに行った帰り道に事件は起こった。。。

バッテリチャージランプが点灯。やがて国道を走行中にヘッドライトが暗くなりラジオの音声が途切れ途切れに。うわっ、おそらくオルタネータがダメだ!発電してないよ!
自宅まではまだ20km以上ある。ちょうどロードサイドにカー用品店を発見。とりあえず飛び込んだ。
店の駐車場でエンジンをかけたままボンネットを開けて、常備してあるテスターでバッテリの電圧をチェック。9.4V。ダメだこりゃ。予想通りオルタネータが発電してない
経験上、新品バッテリなら20kmぐらいは走れるだろう。とりあえず店に駆け込み、合うバッテリを探す。
ただでさえ品揃えが少なくて値段も高い輸入車用バッテリ、選択肢もないからネットの格安品の3倍はする値段のパナソニック製高級品を泣く泣く購入。駐車場で交換して、新品バッテリの蓄電力だけで走るという電気自動車状態(エンジン使ってるからちょっと違うか)で何とか帰宅。

週末にオルタネータを外してみた。205の場合、オルタネータはエンジンルーム一番手前に付いてるから取外しに手間はかからない。
それにしても汚いねぇ。

ともかくバラしてみた。プーリ側から3本の長ネジを外して、プラハンマーで小突いてやると二分割できる。左がステータ側、右がロータ側。ロータ側はただの回転体だからまず壊れることはない。怪しいのはコイルやらブラシやらがあるステータ側だ。

ブラシの摩耗かな?と思ってたけど、まだそこそこ残量はある。
とにかく汚いからパーツクリーナで内部を徹底洗浄。細部まで見たけど特に変なところはない。。。
これっていう原因が見当たらないからなんだかモヤモヤするけど、このまま元通り組立てることにした。ダイオードやレギュレータ回路の異常だったらもう手の施しようがないし。

バラす時は簡単だけど、組む時はひと工夫が必要。そのまま組もうとするとスプリングの力でブラシが出っ張ってるから引っかかっちゃう。
まずはブラシ2本を見えなくなるぐらいまで押し込む。

そのままだとスプリングの力で戻ってきちゃうから、裏返して小穴から細い六角レンチを差し込んで、引っ込めたブラシを固定する。
この状態でロータ側を差し込むとスポッと納まる。

車体に戻してエンジンをかけてみると、、、
13V程度だったバッテリ電圧が14.1Vに上がった。おお、ちゃんと発電してる!とりあえず直っちゃったよ!

念のため、エンジンがかかった状態でバッテリのプラス端子を外してみる。エンジンが回っていれば、オルタネータの発電量だけで必要電力は賄えるから、これでエンジンが止まるようだとちゃんと発電してない。
Good!エンジンは止まらない。

ただ、明確な原因がわからないのが難点。オルタネータ内部で汚れか何かが引っかかってたのが洗浄してひとまず復活したのかもしれないけど、こういう故障はたいてい1ヶ月ぐらいにはまた再発するのが常だ。
再生品を注文。もう年末だから届くのは年明け以降になるだろうけど、早めに交換しておこう。

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