2020/07/07

<番外>熱に弱いセルモータ

青プジョー でホームセンターに買い物に行き、帰ろうとしたらセルモータが回らない。。。「バッテリかなぁ」と思いつつもキーを捻るとマグネットスイッチは実に元気にカチン!と音を立てて作動する。
とりあえず青プジョー は駐車場に放置して、徒歩で帰宅。赤プジョーにセルスタータ(携帯バッテリ)を積んで再びホームセンターの駐車場に戻ってきた。青プジョー の運転席に座り、ボンネットを開ける。試しにキーを捻ったら・・・ブルルン!あれ?普通にかかっちゃったよ。

ホームセンターの駐車場には赤プジョー と青プジョー の2台、運転手は俺一人。。。自転車みたいに片方のハンドルを掴んで2台まとめて移動できればいいんだけど(苦笑)そうもいかないのでエンジンのかかった青プジョー で帰宅。その後また徒歩でホームセンターに戻って赤プジョーも回収した。

その後青プジョー は何度試しても普通にエンジン始動した。

1週間後、50kmほど走って自宅近所のガソリンスタンドに寄って給油したあと、エンジンをかけようとするとなんとここで再発!スタンドの店員さんに邪魔にならない位置まで押してもらって「さあどうしたものか」と30分ばかり考えていたらあっさり始動。こりゃほぼ間違いなく熱の影響だ。

ネットで調べたら出てくる出てくる。熱で回らなくなるのは206のセルモータの持病らしい。

外してみた。
青プジョー (206)のセルモータはエンジンの向こう側にあって、手が届きにくいから大変かと思ったけど、エアインテークホースを外すだけであっさりアクセスできた。エンジンの手前側にあるもののスロットルやらインマニまで外さなくちゃなんない赤プジョー(205)に比べたら断然ラクだ。
もちろんバッテリのマイナス側を外しておくのは必須。

バラしてみた。
正直どこが悪いんだかわからない。。。
だいたいこういうモータってやつはブラシがダメになるんだけど、実際ピカピカに磨いて試してみてもやっぱり再発した。

「そういえば押入れに205の予備のセルモータがあったよなぁ」と持ち出してきて比べてみた。
206に付いてたのがValeo製・D6G3、205用が同じくValeo製・D6RA66。

ぱっと見はほとんど変わんないんだけど、惜しい!マグネットスイッチの位置が真逆だ(上の矢印)!
さらに、付けようと思えば付いちゃいそうな気もしたけど取付ボルトのサイズも違った(下の矢印)。断念。

今週末車検に出す予定だから、諦めて素直に互換品を取り寄せた。
何度も付けたり外したりしたからもう目をつぶってもできる(笑)。平日、仕事から帰宅後に取付開始し、30分ばかりで完了。
チンチンに熱くなるほどは走り回ってないけど、今のところ順調に始動できてる。

2 件のコメント:

はんちゃん さんのコメント...

フランス車ではありませんが、以前、W201の時はオーバーボルテージリレーなる保護回路があり、こいつが悪さして同様の症状みられることがありました。この車にはそういう回路は無いかもしれませんが。

おーしま さんのコメント...

はんちゃん、ご無沙汰してます。今もここを覗いてらっしゃったとは!
保護装置が保護してくれるならまだしも、不具合の原因になるのは困ったものですね。。。

・・・今回のトラブルでますます国産車ってすごいなって思えてきました(苦笑)。