2014/01/12

超高燃費現象発生<スロットル編>

年始からエンジンの調子が今ひとつよくない。始動が悪い上に、発進時に止まりそうになったりする。しかも、燃費が1リッター当り5kmを割るようなひどさ。これまで町乗りだけでも7〜8km/Lは行ってたのに明らかに何かおかしい。症状からしてアイドリング時の混合気の問題じゃないかと推測。

スロットルボディを外してチェックしてみた。
スロットルボディ自体には問題はなさそうだけど、、、

横に付いているスロットルポジションスイッチの蓋をこじり開けて動作を確かめてみたらやっぱりおかしかった。本来ならアクセルOFF位置でONするべき内部のマイクロスイッチがOFFのまま。
この状態だと、ECUにアクセルOFFであることが伝わらないから走行中のアクセルOFF時にも燃料カットが働かない。燃費が悪いのはそのせいじゃないかと思う。
しかも古いグリスやホコリのせいでフルスロットル時にONする摺動接点部分も接触不良を起こしている。

ブレーキクリーナーで内部をきれいに洗浄して、接点復活剤を塗布。フルスロット位置の接触はこれで改善。
問題のアクセルOFF位置はスイッチ本体の角度ズレを直すしかない。スロットルポジションスイッチは元々角度を微調整できるように、取付ネジ(◯印2カ所)の穴が長穴になっているから、ネジを緩めてスロットルポジションスイッチ自体をわずかに矢印方向に回して、アクセルOFF状態でマイクロスイッチがONになるように微調整。

写真は調整後のスイッチ部分。矢印部分に押し込まれた状態のマイクロスイッチのプランジャがある。少しでもスロットルを開けると密着している金属部分が離れ、プランジャが顔を出してきてOFFになる。

スロットルボディを車体に元通り戻してアクセルワイヤーとキックダウンケーブルをセット。念のためこの状態でもマイクロスイッチがONしていることを確認。アクセルワイヤーで微妙に引っ張られてOFFしちゃうようなら、ワイヤーの有効長を微調整してONになるようにする。本来はこの状態でポジションスイッチの角度を調整したいところだけど、205の場合は車載状態だと取付ネジを緩めたり締めたりするスペースが全くないからこうするしかない。205はこのあたりが結構微妙。今回おかしくなったのもスロットルポジションスイッチ自体がズレたんじゃなくて、アクセルワイヤー側がズレたんじゃないかと思えてきた。

そこらを走り回っただけだからまだ結果は何とも言えないけど、始動は一発に戻ったし、燃費計上でも今のところいい数字が出てるような気がする。。。しばらくこれで様子を見てみようと思う。

1 件のコメント:

きの さんのコメント...

おーしまさん
急ぎませんが、教えてもらえませんか?
スロットルボディの下に4mm位の短管がでてますよね?クーラントでなく、バタフライの前後の小さなオリフィスから延びてる2本です。この処理ってどうしたら良かったのでしようか?
オリジナルの状態の記憶と記録が無いのですが、大気解放ではないですよね?