2022/01/01

なんと左右で極性が違うナンバー灯

気付けばナンバー灯が片方球切れ。
まあ、こんなのは普通に考えればたいしたトラブルじゃない。新しい電球に交換するだけだから10秒もあればできる。
でも、「せっかくだからLEDランプにしてみよう」と余計なことをやってみたところ、この意外な事実が発覚した。

205のナンバー灯はG18と呼ばれる差し込んで回すタイプの口金の電球。早速同じ口金のLEDランプをネットで購入。大晦日にお急ぎ便で注文したら元日にちゃんと届いた。ほんと、すごい時代だ。写真左が元々の電球、右が今回買ったLED電球。
205のナンバー灯に使うLED球を選ぶ時の注意点としては、電球部分の高さが低いタイプを選ぶこと。明るさにこだわったりして高さがある電球を選んじゃうと、プラスチックのカバーがつっかえちゃう。そもそもナンバー灯なんてのは薄らボンヤリ点灯してりゃいいんだから明るさよりコンパクトさ重視。

さあ、ごちゃごちゃ言ってないで左右共にささっとこのLED電球に取り替えちゃおう。両方で20秒あれば完了だ!

しかーし、ここでトラブル発生!右側のランプはホントにものの10秒で交換して点灯確認までできたんだけど、左側のランプは交換してもなぜか点灯しない!
普通のフィラメント電球に差し替えるとちゃんと点灯するし、ソケットをテスターで測ってもちゃんと12V来てる。

フィラメント電球だと点灯してLED電球だと点灯しない理由・・・五分ぐらい悩んだ。。。

ナンバー灯をバラしながらふと思った。そう、こんなのプラスマイナスの極性違いぐらいしか考えられないよ。でも、右側のランプはちゃんと点灯してるのに、そんなことあるのか?

テスターで調べてみる。
うわー、やっぱり左右で極性が違うよ!!
右側のソケットはセンターがプラスなのに、左側のソケットはセンターがマイナスじゃん。

フィラメント電球では極性なんて関係ないから、これってもしかして当時のプジョーの工場ではハーネス組立工程でコネクタに配線を挿す時に「どっちがどっちでもいい」ことになってたりしたんじゃないよねぇ。。。みなさんの205はいかがなもんでしょうか?

ソケットに差し込まれているコネクタをバラして、端子を入れ替えた。

写真は入れ替えたあとの状態。元々は緑色の配線は左側に挿さっていた。これで極性変更完了。

おお、やっとちゃんと点灯したよ。20秒で終わる予定だった作業に30分以上かかってしまった。

でも、電球の構造からしてもこれが正しい極性だよね。奥まったセンターがプラス、容易に触れやすい外周部がマイナス。普通ならそうあるべきだと思う。

このナンバー灯、本体の電球部分に下からプラスチックの丸いカバーが付くんだけど、この間に入っている防水用のゴムパッキンがもうボロボロ。カバーはこのゴムパッキンの弾力で本体に引っ掛かるようになってるから、こいつがボロボロだと走行中の振動でカバーが外れちゃいそうだ。

似たようなサイズのパッキンがないかと探したところ、おなじみカクダイの平パッキンシリーズ『9851-10』がほぼピッタリだとわかって購入。下のちょん切れてるのが元々のボロボロパッキン。

バンパの真下から見るとパッキンはこんな感じで入る。内径がほんのわずか小さいけど、そのおかげで一度嵌め込んでしまえば落ちることもなくてバッチリ。球交換のたびに落ちることもない。

ナンバー灯のLED化を終えたところで、ふと左に目をやるとバックランプがあるじゃない。こいつもナンバー灯と同じG18口金のランプだ。
試しにこいつもバラしてLED電球に差し替えてみた。

やっぱり点灯しなーい!

気に食わないからこっちもコネクタをバラして配線を入れ替え。
写真は入れ替えたあとの状態。

ほら点いた。
ただ、さすがにナンバー灯に使ったLEDランプだと暗いから、こっちはもう少し明るいランプにしようと思う。寸法的にも余裕があるから少々大きくても収まるだろう。

1 件のコメント:

Peugeot205Si さんのコメント...

おーしまさん、
明けましておめでとうございます!
うちの205はフィラメント電球のままなので分かりませんが、、
極性があるんでしょうね。。笑
今年もよろしくお願いします!!(∩´∀`)∩