実は、前回のインジェクターリレー不良と同時進行で起こっていたトラブルがある。エンジンルームの白煙だ。エキマニあたりから白い煙がもうもうと上がるという現象。ただ、毎回発煙するわけじゃない。吸気ダクトの亀裂の時と同様に、普通に走ってる時や信号待ちなんかでは発煙しなくて、自宅やコンビニの駐車場に停めると決まってもうもうと発煙する。もっとも、走行中は風で吹き飛ばされて気付かないだけかもしれない。
発煙してる様子がこちら。エアクリーナを外して、エキマニを上から撮影した映像。
排気がエキパイのジョイントから漏れてる?
いや、生ガスのような刺激臭じゃないし、マフラーからの排気は無色透明だ。
漏れたクーラントがエキマニにかかって蒸発?
いや、クーラントは全然減ってないし、特有の甘い匂いもしない。
よし、こういうときはChat GPTだ(笑)!
GPTさんに細かく事情を説明しながら何度もやりとりした結果『外部からエキマニに垂れたオイルの燃焼』という結論になった。ただ、エンジンオイルは減ってる様子ないんだよなぁ。
ともかく、GPTさんが提案してきた点検箇所は下記の通り。
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漏れ元の可能性(再整理)
カムカバーパッキン(奥側)
上からは見えにくく、オイルが伝って排気フランジに落ちることがある。
オイルフィルター or フィルターベースガスケット
古いプジョーではありがち。
クランクシャフトリアシール
重整備だが、症状は「ミッションとエンジンの間からオイルが落ちる」パターン。
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三つの『可能性』のうち下二つはエンジンルーム内の配置からして重力に逆らわない限りあり得ないから、そうなるとカムカバーパッキンか?
そして、さらにこんな提案をしてきた。
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まずは上からのオイル漏れを特定するため、エンジンを洗浄(パーツクリーナーなど)してから短距離走行 → どこから染み出しているか観察。
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なるほど、やってみようじゃねーか。
もう一度パーツクリーナを吹いて集中的に調べてみよう。
写真は(ピンボケしてるけど)エキマニと排気管のジョイント部を横から撮影したところ。
すぐ横にパワステホース!
むむっ、ジョイント下のスプリングにオイルらしき液体がベットリ付着している!これが焦げてるに違いない!
でも、、、どこから垂れてきたオイルだろ???この上にオイル配管なんてないぞ。
・・・謎を抱えたまま一週間が過ぎた。
今週末205を運転すると、ハンドルを切るたびにゴゴゴという異音が発生。パワステフルードが減ると起こる現象だ。でも、こないだ点検した時に入れ過ぎぐらいに補充したばっかりなんだよなぁ。
パワステフルードのリザーバタンクを開けてみる。ありゃ、思いっ切り減ってるよ!!
えっ?まさか・・・
エンジンルームを開けて、エキマニジョイント部分の周囲をあらためて見てみると、
しかもなんか湿っぽいぞ!!
パーツクリーナで乾かせて観察してると、、、
おそらくこういうことだ。
ハンドルを切るとパワステポンプが作動してホースに内圧がかかる。するとここからフルードがピューっと吹き出してチンチンに熱くなったエキマニのジョイントにかかり、これが焦げて発煙するのだ!
だから、駐車場に停めた直後に顕著に起こる(駐車する時はたいていハンドルを切るからね)のだ!
試しにエンジンをかけてハンドルを回してみた。
ぎょえ〜〜〜!フルードのシャワーだよ!!思ってたよりひどいぞこりゃ!!
とりあえず近くのカー用品店で気休めの漏れ止め剤入りのフルードを買ってきて補充。ただこれほどのダダ漏れ、どうせこんなんじゃ止まらないと思う。さてどうやって直そうか。こんなホース、もう手に入りそうもないし。
翌日、以前エアコンホースの応急処置で登場したレクターアーロンテープを巻いて応急処置。奥の方だから手が入らなくてあんまりうまく巻けてないけど、これなら多少漏れてきてもエキマニに飛んで発煙とまではいかないだろう。
週末にホースを外してちゃんと直そっと。
1 件のコメント:
レクターアーロンテープいいですね!応急処置用として今後の参考にさせて頂きます!
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