
負圧式の時に流用したトヨタのレバースイッチの感触がすごくよかったから、今回入れ替えてみようと思う。
ただ、スイッチ本体が変な形で、ただでさえスペースがない205のステアリングコラム内にはこのままじゃ納まりそうもない。まあ、あとで何とか考えよう。
スイッチの機能自体は一般的なON/OFF、SET、RESET、CANCELだから問題ない。ただし、電気的構造はステアリングリモコンなんかと同じで、操作したボタンによって変わる抵抗値を検知する分圧式のスイッチ。今付いているクルコン・LC210には合わないから、前回同様抵抗器をすべて外して接点ひとつひとつすべてバラバラに配線を取り出す。
もうひとつ、今使ってる電動式・LC210には他に気に入ってる機能がある。あらかじめ記憶させた二種類の速度を2つボタンで呼び出せるところだ。郊外の一般道用に60km/hと、高速用に90km/hを記憶させてあるけど、これが超便利。
スイッチ本体はとにかく取付足なんかの余分な出っ張りを全部切り落としてできるだけコンパクトにした。引き出した配線は一本一本純正のレバースイッチ内にあった制御基板に繋いで、基板ごと熱収縮チューブで絶縁処理。
ステアリングコラムカバーの中はこんな感じだ。この手前の台座に元々あるワイパーレバーと新設のクルコンレバーを同居させなきゃなんない。以前の短レバーのトヨタスイッチは奥行きが薄かったから、台座の低い段にワイパーレバーと並べてうまく押し込めたけど、今度の長レバーのスイッチは奥行きが少し厚くて同じようには付きそうもない。
ワイパーレバーとクルコンスイッチ本体を台座にあてがってみていろいろ検討。クルコンスイッチは台座の段差手前側の少し高い部分に乗せることにした。
この筒状の部分は元々はメーターフードの脚が刺さる部分なんだけど、そんな脚はとっくの昔にもぎ取れちゃってて今はもう無いから、まったく支障はない。
こんな固定で大丈夫か不安だったけど、案外ガッチリ付いて無事完成!そこそこ荒っぽく操作しても大丈夫みたい。
レバーの長さもステアリングから遠過ぎず近過ぎずでいい感じだよ。
もう今後はこんなワイヤー式の後付けクルコンなんて商品はおそらく発売されないだろうから、このまま205の寿命まで大事に使い込んでやることになるんだろうな。
壊れたらいよいよ自作にチャレンジか?
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