で、長距離の定速走行となると欲しくなるのがオートクルーズコントローラ。以前、実家のエスティマ(オートクルーズ機能付)を運転した時にその楽チンさは体験済み。アクセルを踏み続けるのって結構疲れるんだよなぁ。まして205のアクセルって重いし・・・。
そんなわけで今回はこのクルーズコントローラを取付けてみた。クルマいじり好きではポピュラーなアメリカ製のCCS-100という製品。但し、汎用品なので取付方法はいわゆるポン付けとはいかなくて、すべて自分で考えなくちゃいけない。
だけど、、、ただでさえ狭い205のエンジンルーム、いざ取付けようとしても空いている場所は限られている。しかも、本体から伸びているコントロールワイヤの取り回しも考慮して考えなくちゃなんない。
本体から伸びているコントロールワイヤはスロットルプーリに接続するのが一般的みたいだけど、エンジンルームと向き合って半日考えた結果、205の場合はこのスロットルプーリにつなぐのは難しいという結論に達した。
気を付けなくちゃいけないのは、いかなる場合でもこのワイヤーはどこかに引っかかるようなことが絶対にないように引き回すこと。万一走行中に引っかかるようなことがあると恐ろしいことになる。まあ、だから日本では売られてないんだろうな。
残るは車速信号。これはナビを取付けた時に手作りしたインチキ車速センサ(一応5Vのパルス出力)の信号を分岐して接続。
・・・気付けばすっかり夜。当初の予定では午後3時頃には取付け終って、東名高速を1区間でも走ってみるつもりだったのに。思えば昼過ぎまでスロットルプーリとにらめっこしていた時間がまるっきり無駄だったんだよなぁ。一応近所を試運転してみたけど、アクセルワイヤが引っ張られるのはわかったもののそんなに速度を上げられないからすぐに解除されちゃって正直よくわからない(苦笑)。
後日試してみるとやっぱりうまく動作してなかった。速度を設定すると最初数秒だけはアクセルワイヤが引かれるもののすぐに解除されてそれっきりだ。
いろいろ試してみた結果、車速信号をうまく取り込めてないことが判明。インチキ車速センサとはいえこれまでナビ2社、自作燃費計いずれもちゃんと機能してくれたから、きっと微妙な相性の問題なんだろう。
思い切って車速信号を外し、エンジン回転信号だけで制御するように設定を変えてみた。これだとクルーズ中に変速するとぜんぜん制御できなくなっちゃうけど、そもそも高速巡航中に変速すること自体ありえないからよかろう。取説にも「旧車はこうしなさい」って書いてあるし(まだ『旧車』とは言われたくないけど(苦笑))。結果これがドンピシャ。ちゃんと作動するじゃん!ただ、ちょっとばかり加減速が激しい。そこで感度設定を標準の『中』から『弱』に変更してみた。うん、完璧じゃん。メータ読みにしてほぼプラスマイナス2〜3km/hぐらいの範囲で安定してくれる。なんたって嬉しいのはこの『弱』設定の説明書き「軽量でパワーのある車向き」。うへへ、「パワーのある車」だってさ(喜)。
今週末、いよいよこのクルーズコントローラを駆使して石川県まで行って参りま〜す!
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