赤信号でブレーキを踏むと、グググググ、、、ありゃ、ペダルが床まで踏み抜けちゃったよ。一応ちゃんと減速して止まってくれたのはせめてもの救いだけど、こりゃあまりにヤバい。
症状からすると疑わしい部分はいくつも考えられる。フルード漏れ、エア噛み、ブレーキパッド摩耗、マスターシリンダ不良・・・。
タイヤを外してハブナット(32mm)を外し、ブレーキドラムを分解してみる。
リアのブレーキドラムを分解するのは今回が初めて。フロントのディスクブレーキがBendix社製だったから、タイプが違うとはいえ当然リアもBendixだと思ってたら、こっちはなんとGirling社製でビックリ!この頃のプジョーさん、このへんがテキトーなんだよなぁ。
ブレーキパイプ(11mm)を外し、ホイールシリンダ(10mm×2)を取外す。
シリンダはロッキード社製のボア径19mmのタイプだ。
早速分解してみた。中から真っ黒な古いフルードがこぼれてきた。
おそらくこのピストンに付いているパッキンが擦り減ったせいでシリンダ内のフルードが漏れてきちゃったんだろう。