年明け早々に10回目(たぶん)の車検を迎える。調子は悪くないから今回こそ一発で通ると思う(と言いながら毎回なんか引っかかってる)。ただ、クルマ屋の大将から「このタイヤさぁ、溝はあるから車検は通ると思うけど、ひび割れひどすぎ。俺だったらこのタイヤで高速走る勇気ないぞ」のお言葉。思えば6万km以上交換してない(笑)。。。
瀕死の重症からせっかく生還してきてくれたんだから、お祝いも兼ねて思い切って交換することにした。
タイヤはずっとPIRELLI P6000かP6だったんだけど、調べたらどうも185/60R14のサイズが見当たらない。サイズバリエーションが縮小されちゃったんだろうか。まあ、PIRELLIもしょせん中国系企業傘下になっちゃったことだから、ここは価格重視でアジアンタイヤ・ZEETEX ZT6000 ECOってヤツで妥協することにした。今気付いたけど『6000』っていう番号だけ踏襲してる(笑)。その代わりにスペアタイヤも合わせた5本をすべて新品に。もっとも価格重視って言っても、昨今の円安・物価高で以前ピレリを買った時(たしか1本三千円台だった)より全然高いんだけどね。
組替えは、プジョーの穴なしホイールのバランス取りができるCar Car Japanさんに依頼。ガソリンスタンドなんかじゃまずできないし、カー用品店とかタイヤ屋さん、整備工場でも対応できるところはホントに限られる。
いやぁ、久々の新品タイヤ、安物とはいえ乗り心地と走行音が全然違うからビックリ!替えてみるもんだね。考えてみれば、30年以上前にこのクルマが世に出てきた頃のタイヤに比べたら今のタイヤってたとえ安物でもものすごく高性能なんじゃなかろうか。
走行音が静かになると次に気になるのはアイドリング中のエンジンの振動。以前より明らかに悪化してる。これは定番のエンジンマウントの劣化で間違いないだろう。ミッション側のマウントは2015年に交換してる(それでももう10年前だよ)けど、エンジン側の上部マウントはもう18年も交換してない。
見た目じゃよくわかんないけど、エンジンマウントの在庫は何個かあるからとりあえず交換してみることにした。
エンジンを下から軽くジャッキアップして支えておいて、4本のナット(16mm)を均等に緩めてブラケットを外していく。
ほらやっぱりちぎれかかってた。大正解。
普通ならこの状態からマウント自体をただくるくる回せば外れるんだけど、さすがに18年放置だと簡単には回らない。
外周の金属部分にマイナスドライバを当てがって、ハンマーで強めに小突いてわずかずつ回していく。
エンジン下にかけたジャッキを少しずつアップして、高くなった新品マウントとエンジンの高さを揃えてから、ブラケットを取付ける。
最初の写真と比べるとわかるように、20mm近く高くなった。
もちろん、ブルブルしてたエンジン振動はすっかりおさまりました!
ただ、ミッション側と下部側のマウントももうじき10年選手だからそろそろ考えておかないと。。。下部側マウントの交換はめんどくさくて嫌なんだよなぁ。
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