やっぱりどこか漏れている。補充しても補充しても数週間で足りなくなるエアコンのガス。目視できる部分は何度もチェックしてるから、想定されるのは下の三カ所のいずれかだろう。
1.以前裂けて、応急的に
レクターアーロンテープで補修してあるコンデンサ〜リキッドタンク間の高圧液ホース
2.コンプレッサの軸シール部分
3.室内のエバポレータと膨張弁
とりあえず簡単に何とかなるのは1だ。2だと交換部品の入手にめちゃくちゃ苦労しそうだし、3だと内装をバラバラにしなくちゃなんない。
そこで、今回はこの高圧液ホースを新品に交換した上で、リークチェック用の蛍光剤を冷媒ライン内に注入してみることにした。
高圧液ラインのホースはおなじみの
耐圧ホース屋さんで作ってもらった。ホースの種類と太さ・長さ、両端の口金の種類と向きを指定すればその場で加工してくれる。自信がない人は現物を持っていけばいいだろう。この店がある限りエアコンホースの入手についてはホントに安心していられる(^_^)。
但し口金に付いていたOリングは黒色(R12用と思われる)だったので、これは念のため手持ちの緑色(R134a用)のOリングに交換。
もう何度バラしたかわからないだけに我ながら手慣れたもんだ(笑)。縁の下のラジエタ固定ネジ・左右2本(ちなみに我が205はすでに片方しかない(笑))を外してから、ラジエタとファンをエイヤっ!と広げて、その間にサンドイッチになっているコンデンサの入口側接続ナットを外す。狭いのでラジエタに傷を付けないように注意が必要。
続いて上で外したホースの反対側・コンプレッサの吐出を外す。
と、ここで嫌な光景。何やらオイルがべっとり付いてる。匂いを嗅ぐと、やはりあの生魚臭い冷凍機油=POE油だ。一番目視しやすい部分だけにおそらく最近漏れ始めたんだと思われる・・・っていうか、思いたい(苦笑)。
冷凍サイクルの中で一番圧力がかかる部分だっていうのに、ナットも何だか緩いぞ。
まあとにかく外す。これで高圧ガスホースの取外しは完了。
続いてコンデンサ出口からリキッドタンクに行っている高圧液ホースをリキッドタンク側で外す。この段階ではコンデンサ側はどうやっても手が入らないからね。
あとはコンデンサをズルズルと引きずり出せばさっき手が入らなかったコンデンサ側のナットも外せて左の通り分解完了。
左からコンデンサ本体、今回のガス漏れ容疑者の高圧液ホース、今回作ってもらった交換用高圧液ホース。右端にチラっと見えているのは最初に外した高圧ガスホース。
新しい高圧液ホースはちょっと細いけどこれでも内径は変わらない8φの規格サイズ。おそらく耐圧性能の高いホースなんだろう。長さも少し短いけど、細くなった分取り回しがしやすいのでこれくらいでちょうどぴったり。
この新しいホースを使って元通り組み立て直す。Oリングはもちろんすべて交換。
コンデンサをセットし終えたら高圧ガスホース側を先に組み上げ、最後に高圧液ホースをリキッドタンクに接続するんだけど、ちょっと待った。ここで今回の主役・蛍光剤をこのホース端からポタポタと注入。
ホントは冷凍機油同様に真空引きして吸引注入するのが正しいんだけど、どうせ冷凍サイクルをバラしてるんだからそんな面倒なことはせずにとにかくサイクル内に入れてやる方法をとった。液ラインへの注入だから始動時にコンプレッサがいきなり吸い込んで液圧縮する心配もない。
あとはリキッドタンクに接続して真空引き&冷媒チャージ。湿度が高い中での作業だったから真空引きはたっぷり1時間半かけた。
ドレンもバッチリ!夏、車体下に水たまりができてる205はもう世の中にそう多くはないはずだ(オイル、クーラント類の水たまりを除く(笑))。
あとはしばらく様子をみて、漏れてるようならブラックライトで漏れ探しだ。漏れてなきゃもちろんバンバンザイなんだけど、ブラックライトに反応して怪しく光る漏れ箇所っていうのも見てみたいような・・・(←病気)。
2 件のコメント:
連投失礼します^^;;
いいですねぇ。うらやましいです><
うちのもエアコン漏れ漏れらしくて去年ガス入れてもらったのに今年はまた逆戻りです。
こういう仕様なんだ!って諦めることにしてますけどね^^;
この車を買ったときに、コインケースの蓋が閉まらなくてそれがどうしても気になってコミュで相談したことがあったんですけどそのとき識者に言われた
「走る・曲がる・とまる それがすべてだ!」
の言葉がようやくわかるお年頃に^^;;
夏、車体下に水たまりができてる205はもう世の中にそう多くはないはずだ(オイル、クーラント類は除く(笑))。
ガス漏れ、完璧には直ってません(苦笑)。3ヶ月に一度ぐらいのペースで補充しないとダメみたいだけど、今まで毎週補充しなくちゃダメだったことを考えると大いなる前進(苦笑)。
・・・コインケースの蓋なんてモノはとっくにありません(笑)。
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