2008/08/23

ラジエタ交換

真夏の炎天下、昼メシを食い終えて駐車場に戻ると縁の下から緑色のお漏らし。クーラント漏れだ。
原因はわかっている。ついにラジエタのコアがパンクし、数日前から少しずつ滴り落ち始めていたのだ。
しかしながらここから家まではまだ100km以上ある。とりあえず近くの公園の水道からポリタンクに水を拝借して、時々注ぎ足しながら帰宅。
早速修理となるわけだが、エアコンのコンデンサならともかく、ラジエタは走行に必要な重要な部品だけにさすがに中古品は使いたくない。ここは新品を手配。

グリル、アッパーサポートを外し、クーラントを抜いてラジエタにつながっているホース類をすべて取り外す。・・・のだが、左写真のロワーホースには弱った。手が入らない上にホースバンドがネジ締めではなくカシメタイプなのだ。
ホースのストックはあるので、ここは思い切って上からホースバンドにタガネを当ててハンマで叩き切って外した。

なんとか取り外しに成功したラジエタと、ロワーホースから流れ出たクーラント。緑色の液体に何やら茶色い土のような錆のような固形物が多量に混じっている。今回の交換はタイミング的にもよかったのかもしれない。

ホースバンドを叩き切った際に一緒に傷ついてしまったロワーホースも交換しなくてはならない。タイヤハウス内のカバーを外し、エンジン側のホースバンドを外す。ここもカシメタイプのバンドだった。
関係ないが、エアコンベルトがかなりヤバい状態だ(笑)。

古いラジエタからサーモスイッチを外し、新しいラジエタに取付け直す。取付け部にはメクラキャップが付いているのでこれを外してから取付ける。

よく見ると、新しいラジエタの側面には古いヤツにはない謎の取出し口があり、メクラキャップがついている。年式によってはここに何か付くのだろうか?まあちゃんとキャップもしてあることだし、とりあえず無視してそのまま作業を続行するが、、、これがあとで問題に。

新しいラジエタを元通り組付け、クーラントを注入しエンジンを始動。ポタポタポタ・・・ありゃりゃ、漏れてるよ。
調べてみれば先ほどの謎のメクラキャップからの漏れだ。

外した問題のメクラキャップ。パッキンも何も付いてないよ。これじゃあ漏れるわけだ。反対側のサーモスイッチ取付け部にあったメクラキャップにはちゃんとパッキンが入っていたのに、何でこっち側だけケチってるんだろう?

待てよ、、、こっち側もサイズ的にはサーモスイッチと同じ、、、ということは、おそらくこういうことじゃないだろうか。「モデルによってはサーモスイッチがここに付く場合もあって、いずれにしても使わない方の取出し口にはパッキン付きのキャップを付け、パッキン無しのこのキャップは捨てなさい」と。
せっかく取付けたラジエタを再び外し、一度は捨ててしまったパッキン付きの方のメクラキャプをゴミ箱から探し出してきて交換。
結局完全なる二度手間を経て、何事もなかったように漏れもなくラジエタ交換を完了。。。素人修理はこういうところが甘い(苦笑)。

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