使用したのはDCブラシモータ用制御基板。ファンの運転電流が実測値で6〜7Aだったので10A定格のものを選定。純正の電圧制御と違いPWM(パルス幅変調)制御なので熱ロスも大幅に減少できるのがポイント。当初は一から作ろうと思ってたが、半完成品を使用した方が結局安上がりと判断。実はこれ、ラジコンのスピード制御用パーツだったりする(苦笑)。
写真はこれに放熱器、コネクタ類、リレー等の周辺回路を組上げた状態。
さらにこれをブロアファン本体へ組付けて、いよいよ車両に装着だ。
助手席足元にこっそり顔を覗かせる制御基板。なかなか怪しい(笑)。助手席に乗る方、どうか蹴飛ばさないでくださいな(^_^;。
風量調整用ボリュームはエアコンスイッチの隣に取付け。わかる人にはわかるでしょうが、ツマミがエレキギター(ストラトキャスター)用なのはご愛嬌。だってサイズがピッタリなんだも〜ん(笑)。
結果は予想以上の出来\(^o^)/。元々付いていた標準の風量調整ダイヤルよりはるかにスムースかつリニアな調節ができる上、今回スイッチ付のボリュームを使用したので左にいっぱいに絞れば完全停止も可能。いつもトロトロ回りっ放し(プジョーの仕様らしい(^_^;)で無駄に電力消費していたことを思うと精神衛生上非常によろしい(笑)。難点はAMラジオ受信時にどうしてもPWM制御特有のノイズが混じること。ま、FMやオーディオを聴く分には問題ないからいいといえばいいんだが。
今回はあまりに出来がいいのでご希望の方にお作りし・・・と言いたいところだけど、取付金具の加工やら補助板の製作やらいろいろ面倒な手間がかかったのでこれ1個でおしまいっ!