ま、この時代の純正回路としては普通のことなんだろうけど、ヘッドライトの電源自体を室内のコラムスイッチでON/OFFするようになってる。配線長だけでも結構長いっていうのに、さらにその配線っていうのが実に心もとない細〜い電線。となればヘッドライト用にリレーをかませてやれば、暗いこの205のヘッドライトもいくらか明るくなるんじゃないか?高効率バルブなんてモノが無かった時代は、ワット数を上げたりフォグランプを付けたりする時に当たり前のようにやっていた改造だ。あの頃はいろんなバルブメーカーからリレーハーネスが販売されててそれを説明書の通りに取付ければ簡単にできたけど、最近はめっきり見かけなくなった。
そこで今回は自前で部品を揃えてハーネスまるごとこしらえてみた。もっとも、新たに揃えた部品はH4バルブ用のカプラぐらいで、あとはほとんどガラクタ箱にある材料で済んじゃったけど(^_^;。
最後にエンジンルーム内を渡る配線をすべてコルゲートチューブと熱収縮チューブ、ハーネステープで保護して完成。
「今よりいくらかでも明るくなってくれれば」ぐらいの気持ちでやってみた作業だったけど、結果はビックリ!明らかにすごく明るい!きっとこれこそが高効率バルブ本来の明るさなんだろう。今までその差分を熱として捨てていたと思うとなんだか損してた気持ちになった。
しかし、喜んでるばかりじゃなくてちゃんとオチもあります(笑)。高効率バルブメーカーのホームページの注意書き。
『標準の電装系に対し、電圧降下の要因である抵抗を下げ、電流の許容範囲を向上させる"リレーハーネス"を装着した状態で高効率バルブを使用すると、バルブの設計基準を上回る明るさを発揮する反面、発熱量の上昇によるランプ損傷の原因となります。また、発光部であるフィラメントへの負荷の増大により寿命への影響等が発生する場合があります。』
予備のバルブを常備してないとヤバそう(^_^;。
0 件のコメント:
コメントを投稿