2011/11/27

ブレーキ液漏れ修理

先週縁の下に潜って発見したブレーキプロポーショニングバルブからの液漏れ、よく見るとどうもジョイントナット部分じゃなくて厄介なことに本体から滲み出てるようだ。とりあえず外してみることにした。このジョイントナットだけを回そうとすると本体も共回りしちゃうから、本体反対側の首にある六角ナット部にもスパナをかけてダブルスパナで回すことでうまいこと取り外しに成功。
外したブレーキプロポーショニングバルブ。ただ、205の解説書やパーツリストでは『Brake Compensator Valve』となっていることから正確にはプロポーショニングバルブではないのかもしれない。。。
満液状態で出口を指で塞いでおいて入口側から口でプーっと吹いてみたら、この隙間からブレーキ液が滲み出てきた。
この部分はネジ込みになっているみたいだけど、三ヶ所に回り止め加工がされていてそのままじゃ回せない。
思い切って2.5φのドリルでこの回り止めをさらってみた。
分解成功!
あとで調整が必要となるような複雑な構造だったらどうしようかと心配してたけど、中身は予想に反して実にシンプルで、単なる逆止弁のようだ。出てきたのはでっかいボールとそれを抑える円盤、そしてOリングだけだ。
見ればこのOリング表面がザラザラに荒れてる。
さらに本体側の当り面を見ると、こっちも錆でガビガビ・ザラザラ。漏れの原因は間違いなくここだ。

ワイヤブラシとサンドペーパーで当り面をきれいに磨いて、Oリングも新品に交換。再び満液状態にして元通り組み付け直し、念のためエア抜きした上で、何度もブレーキ圧を掛けて試験して漏れがないことを確認して無事修理完了!

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