先週縁の下に潜って発見したブレーキプロポーショニングバルブからの液漏れ、よく見るとどうもジョイントナット部分じゃなくて厄介なことに本体から滲み出てるようだ。とりあえず外してみることにした。このジョイントナットだけを回そうとすると本体も共回りしちゃうから、本体反対側の首にある六角ナット部にもスパナをかけてダブルスパナで回すことでうまいこと取り外しに成功。
外したブレーキプロポーショニングバルブ。ただ、205の解説書やパーツリストでは『Brake Compensator Valve』となっていることから正確にはプロポーショニングバルブではないのかもしれない。。。
満液状態で出口を指で塞いでおいて入口側から口でプーっと吹いてみたら、この隙間からブレーキ液が滲み出てきた。
この部分はネジ込みになっているみたいだけど、三ヶ所に回り止め加工がされていてそのままじゃ回せない。
思い切って2.5φのドリルでこの回り止めをさらってみた。
分解成功!
あとで調整が必要となるような複雑な構造だったらどうしようかと心配してたけど、中身は予想に反して実にシンプルで、単なる逆止弁のようだ。出てきたのはでっかいボールとそれを抑える円盤、そしてOリングだけだ。
見ればこのOリング表面がザラザラに荒れてる。
さらに本体側の当り面を見ると、こっちも錆でガビガビ・ザラザラ。漏れの原因は間違いなくここだ。
ワイヤブラシとサンドペーパーで当り面をきれいに磨いて、Oリングも新品に交換。再び満液状態にして元通り組み付け直し、念のためエア抜きした上で、何度もブレーキ圧を掛けて試験して漏れがないことを確認して無事修理完了!
プジョー205CTI。 1983年、ちょうど高校を卒業し運転免許を取った頃にデビューしたフランス車。あの頃、カー雑誌でひと目見て憧れたものの、300万円を超えるクルマなんてモノは夢のまた夢でした。 やがて'90年代半ばにはとうとう生産中止。後継モデルは現代風の角のとれた流麗なデザインになりましたが、あの頃の憧れはそう簡単に捨て去ることはできません。オープンであることを除けば当時のファミリアやカローラIIとたいして変わらない外観なのに、どこか垢抜けてて洒落たイメージに映るのはさすが世界的デザイナー・ピニンファリーナの実力。 そんな20年近く恋焦がれた夢を叶えるべく、2002年、「買い手が付かなければ解体屋送り」と言われた'92年式ポンコツ車を愛人に迎えたおーしまの奮闘記。
2011/11/20
潜ってみればあちこちボロボロだぁ。
最近どうもブレーキ液が減る。最初に疑うべきは1年ほど前に修理したリアのホイールシリンダだけど、今回はまったく漏れている気配はない。ともかくジャッキアップして下回りを覗いてみた。
縁の下に潜り込んでみたところ漏れ箇所はいきなり判明。プロポーショニングバルブのジョイント部分から滴り落ちていた。
とりあえず締め直してみようとしたけど、これが実に厄介。バルブ本体の方はホルダーに嵌め込んであるだけだから、スパナでジョイントナットを回そうとすると一緒に動いちゃって力がぜんぜんかからない。
時間がたっぷりある時にあらためて周辺の部品を外してからチャレンジしようと思う。
潜りながらふと横を見ると、ありゃりゃ、クーラントも滴り落ちてるよ。
ホースバンド部分だ。一度緩めてからほんの少しだけ位置を変えて締め直し。 ここはこれでたぶん大丈夫だろう。
そして振り向こうとした際に目に入ってきたのがこれ。ステアリングラックブーツがバックリ裂けてるじゃん。。。
これまた時間のある時に何とかするしかない。その前に、テキトーな代用ブーツを見繕っておかなくちゃ。

とりあえず締め直してみようとしたけど、これが実に厄介。バルブ本体の方はホルダーに嵌め込んであるだけだから、スパナでジョイントナットを回そうとすると一緒に動いちゃって力がぜんぜんかからない。
時間がたっぷりある時にあらためて周辺の部品を外してからチャレンジしようと思う。
潜りながらふと横を見ると、ありゃりゃ、クーラントも滴り落ちてるよ。
ホースバンド部分だ。一度緩めてからほんの少しだけ位置を変えて締め直し。 ここはこれでたぶん大丈夫だろう。
そして振り向こうとした際に目に入ってきたのがこれ。ステアリングラックブーツがバックリ裂けてるじゃん。。。
これまた時間のある時に何とかするしかない。その前に、テキトーな代用ブーツを見繕っておかなくちゃ。
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