2007/07/29

はじめてのステアリング交換

205に乗り始めた当初からなんとなく気にかかっていたのがペダルとステアリングの位置関係。シートポジションをステアリングに合わせると位置に合わせると足元が窮屈になり、逆に足元に合わせるとステアリングが遠く感じられる。
純正のステアリングではどうにもならないが汎用品に替えることにより調整が可能になることから、今更ながらステアリング交換を実施。・・・いや、たまたま近所のリサイクルショップでジャンク品1,000円のステアリングを見付けたからなんだけどさぁ(笑)。

ジャンク品とはいえモノは一応MOMOの革巻き、デザインも純正に近い落ち着いたイメージ。これで1,000円なら文句はない。別途用意したボスとホーンボタン、取付ビスの方がよっぽど高くついた感じ(苦笑)。


ステアリングの交換自体はあっさり完了。純正ステアリングは一般的に抜く時が大変といわれるが、さすが205、不安になるくらいスルスルと抜けてきた(^o^;。もちろん新しいステアリングも一発装着。気に入った位置になるようスペーサを入れて調整してバッチリ。

問題となったのはホーンボタン。せっかくプジョーマークのボタンが付いたんだからちゃんと機能させたいのが親心というものだけど、問題が二つある。

一つ目は、ホーンの配線をどうやって引き出すか。今どきのクルマはステアリングコラム内にスパイラルケーブルが内蔵されていて、ステアリングを切っても引き出した配線に無理な力がかからないように工夫されている。少し古いクルマだとスリップリングという回転式のスライド接点を介して信号を伝達している。が、205にはそのどっちもない。。。

二つ目は、MOMOのホーンボタンは一般的なマイナスを開閉する(押すとアースに落ちる)タイプなんだけど、205のウィンカーレバーにある純正のホーンスイッチは電源のプラス側を開閉するタイプだ。このまま知らずに配線したらレアショートして火事だよ。

一つ目の問題は、ステアリングシャフトの中空部分に電線を通すことで対応。ハンドルを目一杯切ってもよじれてちぎれないように長さに余裕を持たせてみた。

二つ目の問題の対処法としては、ホーン配線回路を思い切ってマイナス側コントロールに変更してしまうのが一番スマートなんだけど、純正回路をいじってあとでわけわかんなくなるのが恐いので、今回は少々手間でもホーンボタン用にリレーを1個追加して、その接点を純正のホーンスイッチに接続するというスタイルにした。


こんなこともあろうかと12vの自動車用リレーはまとめ買いしてあるし(笑)。












試運転結果は上々。今まで以上に確実に運転がラクになったし、ホーンについてもリレーを介している分わずかな遅れがあるものの、これが逆に不用意にボタンを押してしまった際はホーンが鳴らずに済むという嬉しい副産物となった。

※後日、一つ目の対策は大失敗に・・・