2007/04/02

ATF交換

以前、8万kmほどでお釈迦になって中古品に交換したZF社の4HP14型オートマチックトランスミッション。しかし、この中古ATもそろそろ通算10万kmを迎える。

となるとやはりそろそろヤバくなるのは目に見えているので、ここは早め早めのATF交換(^_^;。前回交換から2万km。

AT内部から発生したスラッジの様子も見たいので、上抜きで済まさずにあえてATFパンとATFフィルタを外して作業。
このあたりは以前ATが滑った時にさんざん分解整備してるだけに慣れっ子(…って、こんなことに慣れたくなんかないよぉ(-.-;)。

ううう、、、やはりクラッチ屑とおぼしきスラッジが・・・。ぼちぼち次のATミッションを物色しておかないとまずそう。


左が新しいATFストレーナ、右が汚れたストレーナ。










ブレーキパーツクリーナでAT内部とATFパンをできるだけきれいに洗浄し、抜いた分と同量のATFを補充。3リッター弱だから、およそ1/3ぐらいは入れ替わっただろうか。あとはしばらく走っては抜き足しを数回繰り返せばかなりきれいになるはずだ。

2007/04/01

エンジン始動不能!

自宅前でアイドリングしているといきなりパタっとエンジンが停止。。。再始動を試みるがセルモータは力強く回るもののまったく起動しない。症状からして推測できるのはタイミングベルト切れ、燃料ポンプ不良、点火系異常あたりか・・・。

まずは祈るようなキモチでタイミングベルトをチェック。ベルトカバーを外すと、前回交換からかれこれ6万キロになるもののまだまだきれいでしっかりしたベルトが顔を出した。

続いては燃料系だ。

燃料ポンプリレーを探し当てるのに小一時間。回路図片手に配線を追ったところ、運転席右横のカーペットの中に無理やり押し込んであった。普通こんなところにこんなにイイカゲンに付いてるものなのか???

結局リレーの動作は問題なし。

そこで、リアシート下の燃料ポンプに直接12Vを印加してみる。ぎゅーんと動き出したことからポンプも問題なさそうだ。点火プラグを外すとガソリンの匂いもすることから、おそらく燃料系もクリア。

残るは点火系。調べると、プラグは4本とも火花が飛ばない状態(先に見ろよ>俺)。

まずは点火を制御している大元・ECUをチェック。

うん、正直よくわかんないけど異常なさそう(^_^;。

となると、次はイグナイタ。

見た目は単なるハイブリッドパワーIC、こんなものそう簡単に壊れるのか?
とりあえず予備品と取り替えてみるが変化なし。

こうなったら電装系を片っ端からチェックだ!

リレー類を引き出して回路図と照らし合わせながら動作確認。点火系に関係ないリレーばっかりだけど、まあどこに何のリレーがあるのかわかったからよしとしよう(苦笑)。

いろいろ調べたら点火タイミングを制御しているTDCセンサーなるものも疑うべきところらしいが、こいつはやたらアクセスしにくい所に付いてるので手探りで存在を確認するだけとし、それ以上は気にしないことにした(笑)。


行き詰まったあげく最後に疑ったのがイグニッションコイル。しかし、テスタで抵抗値を測ってみても特に断線はしていない。そこで試験的に一次コイルに12Vをかけてみたところ、二次側にスパークが飛ばないことから結局イグニッションコイル不良と判断。


新品のイグニッションコイルに取り替えたら、、、ありゃ、あっさり一発始動したじゃん。


ま、今回は原因究明にものすご〜く遠回りしたおかげでかなり知恵がついたからよかったことにしよう(^_^)。