以前から何とかしなきゃと思ってたオルタネータ背面のB端子。ここから出ている太い配線は、オルタネータが発電した電力をバッテリに送って充電するための主配線で、こいつはヒューズも通さずにバッテリに直結されている。
そんな、万一の過電流保護も何もない配線だから普通はこの端子はゴムカバーで覆われてて、端子部分には簡単に触れられないようになってる。が、わが205はこれがずいぶん前からモロけてなくなってた。うっかり工具が触れてバチーン!なんてことをもう何度もやらかしてる。
写真はこのB端子を外した状態。矢印の通り背面のネジ状のB端子に丸型端子が入り、これがM6のナットで締め付けられている。で、本来あるべきゴムカバーは、端子の根本に残骸が残ってるものの肝心な端子部分はすっかりなくなっている。
新しいゴムカバー自体は買い置きしてあったんだけど、今回やっと取付けを実行。
本来なら古い丸型端子を切り落として、先に配線にゴムカバーを通しておいてから新しい端子を圧着するべきなんだけど、太物の圧着端子が手元になかったから、今回は端子はそのままに、ゴムカバーにシリコンスプレーを吹いて滑りやすくして丸型端子側からぐいぐい押し込んでやった。寸法的に厳しいかと思ったけど案外スムースに入ってくれてひと安心。端子部分は完全に防護完了。
冷静に考えると、たとえもらい事故だったとしても、その衝撃で万一オルタネータがずっこけたりしたら車両火災の原因になりかねないんだから、安全のためにもホントはもっとさっさとやっとくべき作業だったよねぇ。反省。