ウィンカー戻し忘れ対策

これは205に乗り始めた頃からずっと思ってたこと。
元々左ハンドル車として作られたクルマだから、本来運転席側にあるべきリレーボックスが右ハンドル車では助手席側にある。ウィンカーを点けるとリレーの「カチカチ」音がするんだけど、助手席側だから聞こえづらくて、これまでも戻し忘れて数km走り続けたことが何度もあった。運転席側で音がすればいいのになぁ。。。

というわけで、20年経ってようやく対策してみた。

試しに手元に転がってる圧電ブザーをメーターパネルのウィンカーランプの配線に並列につないでみた。単純にウィンカーランプの点滅に合わせてブザーをピー、ピーと鳴らせてみようっていう作戦。
やってみるとこれがなかなかうるさい。音の大きさの問題じゃなくて、ピーと鳴ってる時間が長過ぎて邪魔くさいのだ。

そこで、ランプが点灯する瞬間に合わせてもっと短く「ピッ！」と鳴るようにしてみた。

回路としては簡単な微分回路を入れただけ。左右のランプいずれがONになってもブザーが鳴るように二本のダイオードでワイアードOR回路を構成してある。
微分回路の抵抗値とコンデンサ容量は計算したものじゃなくて、手元にある部品を取っ替え引っ替えしてみて一番心地よく鳴るように決めただけだから根拠なし。。。実際にこれが最終的な値だったかどうかも怪しい。。。

実際に作ったものがこれ。
こいつをメーターパネルの中に仕込んでやろうという作戦。

メーターパネル内の接続先はここ。このコネクタの配線を途中で分岐して引き出して繋ぐことにした。パネル裏側のランプから直接引っ張り出してもいいんだけど、車両側の配線から取り出しておけばメーターパネルを外す時に余計な物まで付いてこなくて済む。
逆に、ブザー自体をメーターパネル内に組込むのであればランプから取り出すのが正だ。

ほんの遊び心で付けたつもりだったけどこれがなかなか大成功。もっと早くやるんだったよ。