久しぶりに思う存分走り回って帰宅したところ、お約束のようにやや目立つオイル漏れが発生。縁の下を覗いたら、エンジン下部から出ているオイルブリーザホースに亀裂だ。
「長いこと放っておいてゴメンよぉ〜」と心の中で呟きながら、エンジンルームを一度バラして亀裂の入ったブリーザホースを中心に修理。
そして、再びエンジンをかけようとキーをひねったところ・・・かからない。初爆はあるんだけど続かない。
点火系?
プラグをとりあえず交換してみた。
変わらない。
ディストリビュータキャップ、ローターをチェックしてみるも特に問題はなし。イグニッションコイルも交換してみたが変化なし。
まさか、タイミングベルトのコマ飛び?
クランク側とカム側のプーリ位置を確認するも問題なし。
念のため一度タイミングベルトを外して、カムプーリとクランクプーリを正規の位置にセットして組み直してみる。
この狭い中を手探りでやらなくちゃなんないタイミングベルトの張り替え作業、昔はえらく苦労したものだけど、今では慣れすぎて「ちょっと外してみるか」ぐらいの気分でできちゃう自分が嬉しいような悲しいような。。。
それでもいつも迷うのがこのテンショナの動き。
上方の金具を裏側からスパナで90度回すことによってローラーベアリングが動き、ベルトにテンションがかかったり緩んだりする。これがちゃんと頭に入ってるだけでタイミングベルトの脱着は手探りでもたやすくなる。
まあ、そんなことよりも今はエンジンがかかるかどうかが問題だ。
・・・で、結局タイミングベルトも無罪だった。
これか???
一般的にはクランク角センサと呼ばれているけど、プジョー/シトロエン流には『TDCセンサ』。
これも奥まったところにあるから、配線はオイルやらクーラントやらでベトベト。とりあえず交換してみる。
キーをひねる。
ブロロロ〜ン!
おお、かかった!
ちょいと近所をぐるっと回ってみよう、とエンジンを吹かすと・・・
あれれ?なんだこりゃ?
一歩前進はしたもののこれじゃマトモに走れない。でももう時間切れ。しかも最悪なことに来週からまた仕事で長期出張になるから、修理の続きは時々自宅に戻ってきた時にやるしかないよ(泣)。長丁場になりそうだなぁ。