実は、前回のバルブボディ洗浄はバックと4速が若干滑り気味ってことに薄々気付いてやったことなんだよね。。。
今付いてるATミッションは306から換装したあのやたらコンディションがいいミッションじゃない。昨年の事故の際にもったいないからこいつは温存して、別の古い205のミッションに載せ替えてあった。
そのミッションも9万kmに達しててそろそろヤバい気はしてたんだけど、ついにバックが完全に滑るようになっちゃった。
そんなわけで今回、早くも温存しといた306のミッションの出番がやってきた。
100kg近くあるATミッションの交換は確かに簡単じゃないけど、さすがに何度もやってるうちにすっかり慣れてしまった(苦笑)。
左が温存しておいた306ミッション、右の真っ黒なヤツが今回下ろしたミッション。
ミッションを取付ける時はちょっぴり注意しなくちゃいけない点がある(今回うっかり忘れててえらく苦労した)。
ひとつは、エンジンとの固定ボルト穴に入ってるこの位置合せピン(左図赤丸)。この図ではエンジン側に入ってるけど、外した時の具合によってはミッション側に残ってる場合もある。
エンジン側にも入っててミッション側にも入ってることに気付かずにミッションを吊り込むと、当たり前だけどピン同士がぶち当たってボルトを締めこむことができない。
そこで気付いて慌てて吊ったまま片方を抜こうと思っても、これがあまりに狭くて無理。せっかく吊り上げたミッションを再び降ろしてやり直すことになる。吊り込む前に片側しか入ってないことをよく確認しておく必要がある。
もうひとつは、吊り込む際のトルクコンバータの位置。固定用ボルト穴の位置が真下になるように保持したまま吊り込まないと、あとでこのボルトを入れたくても見えなくて入れようがないっていう事態に陥る。
無事交換が完了した306ミッションはさすがに調子よくて、滑りはもちろんシフトショックもほとんどない。何よりいいのは100km/hで3,200RPMぐらいだったエンジン回転数が、100km/hで2,800RPMまで下がったこと。おそらく4速の滑りがなくなったおかげだろう。こいつは燃費にもかなり好影響を及ぼすはずだ。
プジョー205CTI。 1983年、ちょうど高校を卒業し運転免許を取った頃にデビューしたフランス車。あの頃、カー雑誌でひと目見て憧れたものの、300万円を超えるクルマなんてモノは夢のまた夢でした。 やがて'90年代半ばにはとうとう生産中止。後継モデルは現代風の角のとれた流麗なデザインになりましたが、あの頃の憧れはそう簡単に捨て去ることはできません。オープンであることを除けば当時のファミリアやカローラIIとたいして変わらない外観なのに、どこか垢抜けてて洒落たイメージに映るのはさすが世界的デザイナー・ピニンファリーナの実力。 そんな20年近く恋焦がれた夢を叶えるべく、2002年、「買い手が付かなければ解体屋送り」と言われた'92年式ポンコツ車を愛人に迎えたおーしまの奮闘記。
2015/04/19
2015/04/05
バルブボディ洗浄
ATFを交換しようと抜いてみたら結構汚れが激しかったから、ここは早めに手を打つべく得意のバルブボディ洗浄を実施。
バラバラにしてバルブボディの油圧経路はもちろん、チェックボール、オリフィスディスク1枚1枚に至るまでパーツクリーナで洗浄。
エンジンをかけてシフトチェンジを繰り返したりして本体内部からもできる限りのATFを抜く。バルブボディを元通り組み付けて、抜いた分のATFを補充。205の取説通りほぼ2.5Lぐらいは入れ替えられた。
走ってみて、なんとなくシフトショックが小さくなったような気がするけど、気のせいのような気もする(苦笑)。
バラバラにしてバルブボディの油圧経路はもちろん、チェックボール、オリフィスディスク1枚1枚に至るまでパーツクリーナで洗浄。
エンジンをかけてシフトチェンジを繰り返したりして本体内部からもできる限りのATFを抜く。バルブボディを元通り組み付けて、抜いた分のATFを補充。205の取説通りほぼ2.5Lぐらいは入れ替えられた。
走ってみて、なんとなくシフトショックが小さくなったような気がするけど、気のせいのような気もする(苦笑)。
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