プジョー205CTI。 1983年、ちょうど高校を卒業し運転免許を取った頃にデビューしたフランス車。あの頃、カー雑誌でひと目見て憧れたものの、300万円を超えるクルマなんてモノは夢のまた夢でした。 やがて'90年代半ばにはとうとう生産中止。後継モデルは現代風の角のとれた流麗なデザインになりましたが、あの頃の憧れはそう簡単に捨て去ることはできません。オープンであることを除けば当時のファミリアやカローラIIとたいして変わらない外観なのに、どこか垢抜けてて洒落たイメージに映るのはさすが世界的デザイナー・ピニンファリーナの実力。 そんな20年近く恋焦がれた夢を叶えるべく、2002年、「買い手が付かなければ解体屋送り」と言われた'92年式ポンコツ車を愛人に迎えたおーしまの奮闘記。
2004/08/31
2004/08/16
最大の危機!ATミッション滑り<後編>
自分なりに整備して一度は回復したZF社の悪名高き“4HP14”型ATミッションであったが、やはりしばらくして再び同じ症状に。さすがにこうなるともうダメだ。と普通なら廃車を決意するところだが・・・いや、中古ミッションに載せ替えるという手があるじゃないか!とんでもない事態だけどなんだか楽しくなってきたぜ(笑)。
この大きくて重くて汚れた物体を、我が家でどこか四六時中置いておける場所はないものか・・・考えあぐねた結果、『玄関』を選択した。
玄関を入るといきなりATミッションが置いてある家はそうそうあるまい(笑)。
内部に残っているATFを可能な限り抜き取り、バラせるだけバラしてパーツクリーナで洗浄。
玄関先での作業はここまで。いよいよ車体への載せ替えだ。しかし、こればっかりはさすがに自宅でできるわけもなく、天下の国道1号線の路肩をハザードランプを点滅させながら今出せる最高速度=20km/hで延々30kmを走り抜き(苦笑)、なんとか友人の整備工場まで乗り付けて、「手伝うからお願い!」と思いっ切り頭を下げて超破格にて乗せ替えを実施 (^_^;。
それにしてもプロの自動車整備士っていうのはつくづく大したものだと思う。彼らにはミッションを下ろすなんていうのはごく普通の作業なのだ。
無事ミッション交換という私にすれば大手術を終えた205は快調そのもの(^_^)。
・・・でも、いずれはまた同じ時を迎えるんだろうなぁ・・・。
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