2004/08/31

エンジンマウント交換

エンジン・ロワーマウントとミッションマウントの寿命。車検に合わせて行き付けの整備工場にて新品に交換。

2004/08/16

最大の危機!ATミッション滑り<後編>

自分なりに整備して一度は回復したZF社の悪名高き“4HP14”型ATミッションであったが、やはりしばらくして再び同じ症状に。さすがにこうなるともうダメだ。と普通なら廃車を決意するところだが・・・いや、中古ミッションに載せ替えるという手があるじゃないか!とんでもない事態だけどなんだか楽しくなってきたぜ(笑)。

仕方なくオークションにて中古品を単品購入。しかしこちらもすでに5〜6万km走っているシロモノ、そのまま乗せ替えるのも不安なためまずはこの中古ATミッションの分解整備してみることに。初めて目の前にする単体のオートマチックトランスミッション、それにしても大きく重い。。。何とか台車に載せてみたものの、その重さで台車自体がたわんでしまう。平日はどっかに片付けておいて、休日に整備する都度外に出してくるなんてのは不可能だと判断。
この大きくて重くて汚れた物体を、我が家でどこか四六時中置いておける場所はないものか・・・考えあぐねた結果、『玄関』を選択した。
玄関を入るといきなりATミッションが置いてある家はそうそうあるまい(笑)。

すっかりやる気満々で、ZF社の本国ドイツからアメリカの代理店経由で公式のオーバーホールマニュアルを個人輸入。これ、はっきり言って家族には言えないぐらい高いシロモノだったですf^_^;。


しかし、マニュアルによれば(英語だから正直よくわからないが(笑))さすがに多板クラッチ内部やブレーキバンドまで手を入れるのはどうも特殊工具がないとできないらしい。ホントは重要なのはここなのだが、結局これは断念。
内部に残っているATFを可能な限り抜き取り、バラせるだけバラしてパーツクリーナで洗浄。

さらに、すでに経験済みのバルブボディ周りの分解洗浄を徹底的に実施。前回バラバラになってわけわかんなくなっちゃった内部のボールやオリフィス弁も今回は手慣れたもので迷うことなく再組立て完了(^_^)v。









玄関先での作業はここまで。いよいよ車体への載せ替えだ。しかし、こればっかりはさすがに自宅でできるわけもなく、天下の国道1号線の路肩をハザードランプを点滅させながら今出せる最高速度=20km/hで延々30kmを走り抜き(苦笑)、なんとか友人の整備工場まで乗り付けて、「手伝うからお願い!」と思いっ切り頭を下げて超破格にて乗せ替えを実施 (^_^;。
それにしてもプロの自動車整備士っていうのはつくづく大したものだと思う。彼らにはミッションを下ろすなんていうのはごく普通の作業なのだ。

無事ミッション交換という私にすれば大手術を終えた205は快調そのもの(^_^)。
・・・でも、いずれはまた同じ時を迎えるんだろうなぁ・・・。